2013年3月14日木曜日

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ラスベガスの旅 2011/夏 #57 「史実は一つ、史観は無数」

 

Trinity そして E=MC2

ネバダ州はラスベガス市内にある「核実験博物館」の話題を続けます。チケットを買って、中に入ってみると……
(かつての)核実験場の姿が映し出されています。そして……
日本軍のフィリピンでの蛮行を非難している(のだと思う)新聞記事が映し出されたり、
ニューメキシコ州で行われた、世界初の核実験の写真が出てきたり、
ストレージメーカーの宣伝……じゃなくて、「エネルギー = 質量 × 光速度」という、特殊相対性理論の有名な公式……も出てきます。

アニメもあった筈

さ、先へ急ぎましょう。続いてはこんな絵が。
爆撃機の群れの手前に、白く光る巨人の姿が描かれています。この「巨人」は、「核爆弾」を擬人化したものですね。

Trinity そして Truman

Trinity、即ち世界初の核実験の模様を記録した写真と、おそらくその時に使われた計器類などが展示されています。
そして、その左隣にはこの人の姿も。
アメリカ合衆国第 33 代大統領、ハリー・S・トルーマンですね。

史実は一つ、史観は無数に

そして、トルーマンが核兵器の実戦投入を推し進めた結果……
広島の街がどうなったかは、皆さんも良くご存じの通りです。そして、この原爆投下後の広島の写真の右側には……
「第二次世界大戦の終結」と題された一文が添えられています。アメリカの史観はこうなっている、ということですね。

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