2013年3月29日金曜日

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ラスベガスの旅 2011/夏 #72 「でかっ!」

 


でかっ!

さて、Building Atomic Vegas の展示もあと少し!というところまでやってきました。


次に出てきたのが、巨大な爆弾と、何やら疑問を抱いている人々の姿です。


手前の女性が何を思っていたかと言うと……


ネバダ実験場における「反核運動」についてです。

Building Atomic Vegas の展示は、1950s、1960s そして主題が曖昧だった 1970s と続いていたのですが、これが果たして 1980s に相当するかと言うと……ちょっと違うような感じもします。「反核運動」は、もっと昔から綿々と存在していたでしょうから。

ピース! ピース!

爆弾の後ろには、ちょっと懐かしい感じのする写真が貼られていました。The Greatest Radioactive Snow on Earth という皮肉の効いた横断幕が見えます。


時期的には、ベトナム戦争が泥沼化して厭戦気分が高揚した、1970 年代初頭の写真じゃないかなぁ……と思うのですが、いかがでしょうか。

ポスターの手前には、


先ほどの爆弾と、Ban the Bomb というプラカードを掲げた女性、そして毒々しい雲の模型を持った男性の姿が見えます。これは、核開発の負の側面に他ならないのですが、程度はさておき、こういった内容にも場所を割いていることには好感がもてますね。

借用中

ちなみに、この爆弾ですが……


Status: Retired は当然として、この「訓練用爆弾」はアメリカ空軍から借用中なのだそうです。そして気になるスペックですが、なんと重さは約 4 トンもあるのだとか。1 トンの通常爆弾でも相当な威力がある筈なのですが、その 4 倍の質量を持つ核爆弾となると、その威力たるや……想像するのも嫌になりますね。

from the hot cell

何やら不思議な彫像が置いてありました。


この彫像、題名は First Light と言うらしいのですが……。This sculpture is made from the hot cell windows at the plutonium facility in Hanford, Washington. とあります。


Hot Cell というのは、放射線物質の研究で使われるガラスで囲われた一角のことなのですが(直接手で触れられないものを入れて、マジックアームで操作する)、そこで使われていた「窓」が原材料になっている……ということなのでしょうか。え、そんなものを使って大丈夫なの? と不安になりますね……(汗)。

……またか(汗)

そして、この説明の隣には、なぜかこんな掲示が。


曰く、「イランの核兵器開発は、もはや疑いを差し挟む余地が無い」とあるのですが、これは……。今度はイランの話ですが、イラクの「大量破壊兵器」が一体どこに実在したのか、もう少しよーく考えるべきなんじゃないかなぁ、と思わずにはいられません。

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