2013年5月17日金曜日

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利尻・礼文の旅 2012/夏 (19) 「知里の森」

 


二階は土足厳禁

登別市登別本町にある「知里幸恵 銀のしずく記念館」の話題を続けます。この展示館は木造二階建てになっていて、


二階にも展示室があります。但し、土足厳禁です。

エスペラント語!

二階の展示室には、「アイヌ神謡集」から派生したものが、いくつか展示されていました。たとえば……


「アイヌ神謡集」自体がアイヌ語と日本語の対訳本なのですが、更に注解をつけたもののようですね。注解をつけた北道さんは「アイヌ語地名で旅する北海道」という本も出していらっしゃいます。

また、こんなものもありました。


はい。「アイヌ神謡集」エスペラント語翻訳、だそうです。なんとレアな組み合わせ……(笑)。表紙のイラストも、なかなかいい味を出していますね。

どこかで見かけたこのポスター

ホワイトボードには、色々な告知がクリッピングされているのですが、右のポスターはどこかで見たことがあるような……。


あ、これこれ。2010 年の夏に札幌で見かけたものです。


「アイヌ語地名を歩く」という展示ですが、2010 年は小樽とせたなで開催されていたものが、2012 年には斜里で開催とか。地名ではなく展示そのものが道内を歩いているかのようですね(笑)。

では、下の階に戻りましょう……。



旅程の都合であまり長居はできないのですが

「銀のしずく記念館」の 1 階には、展示室のほかに資料室?もあります。旅程の都合であまり長居はできない……筈なのですが、しっかりとお茶までいただいたりして(汗)。

「知里の森」

この「銀のしずく記念館」は、知里幸恵さん・真志保さんの父である高吉さんの家のすぐ隣(敷地内、かも)に建てられています。記念館の裏には小さな畑があって、その奥には青々とした森が広がっているのですが……


展示室でお茶をいただいていると、男性のスタッフの方?から「今から森を案内しましょうか?」と声をかけてもらいました。旅程の都合であまり長居はできない……筈なのですが(本日二度目)、こんなチャンスは滅多にあるものではありません。森を案内していただくことになりました。


見るからに雑然とした……などと口にしてはいけませんね(笑)。実はこの森には、知里高吉さんが出征から帰還した際(だったと思う)に、日本中から集めてきたさまざまな木々が群生しています。高吉さんは、趣味で樹木を集めていたのではなくて、あくまで「商材」として考えていたみたいです。「あわよくば一儲け」というところで、ビッグビジネスの予感というヤツですね(笑)。


知里真志保さんは植物にも明るく、後に「分類アイヌ語辞典 植物篇」などを著していますが、もしかしたら父親である高吉さんの影響もあったのかも知れませんね。

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