2014年7月24日木曜日

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第51回「モール温泉の草分け」

 


音更町=花時計?

帯広 JCT を直進して、そのまま東へと向かいます。次の「音更帯広 IC」まではおよそ 6 km です。


音更(おとふけ)町に入りました。このあたりでは、一般的なカントリーサインではなくて、独特の町境標識が用意されていますね。音更町は「花時計」なのだそうです。


ここから鎮錬(ちんねる)川・然別(しかりべつ)川を越えるあたりまでは下り坂が続きます。坂を下り切ったあたりで然別川を渡ります。



モール温泉の草分け

帯広音更 IC が近づいてきました。


よーく見ると、下に「十勝川温泉」と書かれています。「十勝川温泉」と言えば、モール温泉の草分け的な存在として有名な温泉ですが……


「このインターチェンジをご利用下さい。」とは、なかなかサービス精神が旺盛で素晴らしいですね。現実問題としては、道東道よりも国道 38 号のほうが十勝川温泉には近かったりしますが……。

「モール温泉」って何?

あ、「モール温泉」って何? という話ですが……

モール泉(モールせん)とは、植物起源の有機質を含んだ温泉のこと。モール温泉ともいう。
(Wikipedia 日本語版「モール泉」より引用)

植物起源の有機質を含んだ温泉……ですか。一瞬何のことやら? と思ったりもするのですが、言われてみれば一般的な温泉は金属を含むもののほうが多かったような気もします。

モールとは、ドイツ語で湿原(Moor)のこと。
(Wikipedia 日本語版「モール泉」より引用)

ふむふむ。もちろん続きがあります。

昭和初期には十勝川温泉を含め世界で2箇所しかないといわれていた。しかしその後、各地でモール泉が確認されている。
(Wikipedia 日本語版「モール泉」より引用)

へぇぇぇ。なるほど、確かに「草分け的存在」と言うに相応しいですね。

温泉法に基づくの療養泉の分類についての泉質とは全く別の概念である。
(Wikipedia 日本語版「モール泉」より引用)

泉質というと、「弱アルカリ性泉」とか「硫黄泉」といったキーワードが思い浮かぶのですが、「モール泉」はこのような「泉質」とは別の概念だということですね。

石炭の形成途上であり炭化が進んでいない泥炭や亜炭層から源泉を汲み上げるため、植物起源の有機質を多く含み、肌に触れるとツルツルとした感触があるのが特徴だが効能としては認められていない。
(Wikipedia 日本語版「モール泉」より引用)

ふむふむ。泥炭層から汲み上げているのですね。まるで油井のような印象も受けますが……

湯色は飴 - コーラ色を呈し、黒湯のように透明度が極めて低い湯もある。
(Wikipedia 日本語版「モール泉」より引用)

あ、やっぱり……(汗)。油混じりの温泉としては道北の豊富温泉が有名ですが、モール温泉は「石炭混じりの温泉」のようなもの、と言えるのかもしれませんね。

ちなみに、一般的な「温泉」は深層水が地熱によって暖められたものと認識されていますが、「モール温泉」については次のような説もあるのだとか。

これらのうちの一部は、源泉が地下10m前後と極めて浅い層からでも得られること、湯温も30度前後と低いことなどから、地下に封入された化石水による温泉ではなく、自由水が泥炭中の有機物から生じる熱で暖められているのではないかという説がある。
(Wikipedia 日本語版「モール泉」より引用)

ふむふむ。「泥炭中の有機物から生じる熱」というのは発酵熱のことでしょうか。熱を持つメカニズムが異なったところで大した意味は無いのですが、よりユニークな印象を与えてくれますね。

まだまだ東へ!

音更帯広 IC を過ぎると、次は「池田 IC」です。


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