2015年3月5日木曜日

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函館~根室 各駅停車の旅 (43) 「厚内・直別」

 


厚内駅(K42)

クラシックな駅舎がいい感じだった上厚内を出発して、およそ 8 分ほどで次の厚内に到着です。


厚内駅のホームは右側……つまり、反対側ですね。駅舎寄りのホームなので、厚内駅の駅舎がクローズアップされてしまいました。


「あつない」をローマ字にすると "ATSUNAI" になる筈なのですが、駅舎には "ATSUNAY・S……" と書いてありますね。アイヌ語の「ナイ」を nay と綴る考え方があるのですが、この "ATSUNAY" ももしかしたら同じ考え方なのかな? と思ったりもします。

厚内を発車すると、根室本線は 60 度ほど左に向きを変えるのですが、やがて右手に……


海が見えてきました! 前日の夜、張碓のあたりから内陸に入っていたので、海沿いを走るのは久しぶりのような気がします。「太平洋」という括りであれば、山崎から黒岩にかけてのあたり以来でしょうか。

ただ、海沿いの景色を楽しめたのもほんの数分で、根室本線は再び内陸部へと入ってゆきます。ふと窓の外を見ると「返せ!北方領土」と書かれた建物が。少しずつ根室が近づいてきていますね。



直別駅(K43)

浦幌町と釧路市(旧・音別町)の境界を流れる直別川を渡ると、直別駅に到着です。駅舎は 2003 年に新築されたとのことですが……


ふむふむ。これはまたおしゃれな駅舎ですね。木のぬくもりが感じられるつくりになっています。サイズも大きすぎず小さすぎずでいいと思います!

ちなみに、この駅舎が 2003 年に新築された経緯ですが、同年 9 月 26 日に発生した十勝沖地震で当時の駅舎が倒壊してしまったから、なのだそうです。地震の規模を示すマグニチュードは(あ、TV みたい)8.0 で、音別町(当時)の震度は 5 強だったのだとか。建物が老朽化していたか、地盤が緩かったか、もしかしたら両方とも理由にあげられるのかも知れませんね。


特急の通過があるからか、1 番のりばと 2 番のりばを結ぶ跨線橋も完備されています。跨線橋の柱にはしっかりとサッポロビール提供の駅名標が。

尺別駅(K44)

直別から内陸部を走り、途中でひとつトンネルを抜けて 5 分ほどで尺別駅に到着です。この駅で芽室行き 2528D とすれ違います。


いやー、防雪柵の他には何もない……といった感じですね。実際には反対側(海側)に駅前広場のような場所がある……と言えばあるのですけどね。


ホームの向こう側にも線路があるような雰囲気ですが、実際は、かつて線路があった、ということのようです。この駅には、私鉄の「雄別炭鉱尺別線」も乗り入れていて、ホームと防雪柵の間には 5~6 本の線路があったのだとか。今は……ご覧のとおり、ですけどね。

尺別を出発すると、ふたたび海が見えてきました。



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