2015年12月2日水曜日

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日本最長路線バスの旅(番外編)#11 「阿曽駅に法廷ウォッチャーの姿は無かった」

 

大内山駅から伊勢柏崎駅に向かう途中で、前方に随分と高いところを通っている高架橋が見えてきました。紀勢自動車道ですね。
この橋のちょうど右側に紀勢自動車道の「紀勢大内山 IC」があるのですが、実はこの IC、なんと山の上にあります。

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
山の上にある IC は日本中を探せば他にもあるでしょうが、これだけ豪快に「山の上」なのはなかなか珍しいのでは無いでしょうか。

最寄り駅じゃないですから

さて、イオンド大学の最寄り駅として有名な(違います)「伊勢柏崎駅」に到着です。
跨線橋があるということは……そう、この伊勢柏崎駅にも交換設備があるのです! そして、お向かいのホームにはコンパクトながらも機能的なホーム上屋がありました。
伊勢柏崎駅に数分間停車したまま、なかなか発車しないなーと思っていたのですが……
対向列車が来るのを待っていたようです。このカラーリングは JR 東海の標準的なもので、この車両は運転席が片側だけにあるキハ 48 のようですね。2 両編成のワンマンカーです。
そんな(どんなだ)伊勢柏崎駅を後にして、次の「あそ」駅に向かいます。

法廷ウォッチャーの姿は無く

紀勢本線は、大内山川が切り開いた僅かな平地の中を縫うようにして走ります。5.1 km ほど走ると次の「阿曽駅」に到着です。
ホームにスカートを履いた法廷ウォッチャーの人を探したのですが、当然の事ながらそのような人はいませんでした(そりゃそうだろ)。
そして……! この「阿曽駅」は、何と一面一線の「交換設備の無い駅」です! 九鬼駅から大曽根浦駅、尾鷲駅、相賀駅、船津駅、三野瀬駅、紀伊長島駅、梅ケ谷駅、大内山駅、伊勢柏崎駅となんと 10 駅連続で交換設備(すれ違い設備)があったのですが、ようやく久しぶりにポイント設備の無い駅ですね。この「阿曽駅」も以前は有人駅だったそうですが、路線が開通してから 1 年後に開業したとのことで、「後づけの駅」という意味でもかなり久しぶりのような気がします。

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