2017年4月12日水曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

冬の新日本海フェリー「あかしあ」デラックス A 乗船記(お部屋編)

 


4 甲板の「案内所」で鍵を受け取って、キャリーバッグ片手にエレベーターで 6 甲板まで上がってきました。今回のお部屋は左舷後ろ側です。


「あかしあ」のデッキプランから 6 甲板と 5 甲板をトリミングしてみました。ピンクに塗られた部屋がおなじみの「スイート」で、クリーム色の部屋が「デラックス A」です。一見、スイートが中途半端な位置にあるように見えますが、これには少々理由があります。

太平洋フェリーや隠岐汽船なんかは、「ロイヤルスイート」あるいは「特別室」が船の一番前にあります。船首部に部屋があると前面展望を楽しむことができますが、一方で船の「ピッチング」の影響をモロに受けるため、船酔いしやすくなる……かも知れません。

「ピッチング」って何?

「ピッチングとはなんぞや?」という話ですが、公園のシーソーを想像するとわかりやすいでしょうか。シーソーの端の方は激しい上下動が楽しめますが、中央に近づくほど上下動が大人しくなりますよね。

実はフェリーのピッチングも同じようなもので、やや荒れ模様の海を航行すると、フェリーはどうしても幾度となくうねりの上を越えることになります。上り坂と下り坂が延々と繰り返しやってくるような感じですね。その際の動きがシーソーと似ているのです。

つまり、船首と船尾は激しく持ち上げられたり落とされたりするのに対して、船の中心に近いところは随分と上下動が穏やかになるのですね(シーソーと違って海面に固定されているわけでは無いので、多少の上下動は発生します)。

新日本海フェリーと言えば、高速船で荒々しい日本海を突っ切るのが売りですが、欠航率の低さもなかなかのものなんですよね。多少のうねりがあったところで「それがどうした!」と言わんばかりに定時運航を決めちゃうような印象があります。逆に、新日本海フェリーが事前に欠航を決めるなんてことがあったら相当なことだと認識すべきです。テレ東がアニメの放送を取りやめて特番を組むレベルの大事件でしょう。

左舷後ろ側はピッチングの少ない場所

……ん、何の話をしてたんでしたっけ?


えーと、今回のお部屋は左舷後ろ側でした。「後ろ側」とは言いながらも、振り返るとエントランス(案内所の前の階段のあるところ)のすぐ近くですね。かなりピッチングの少ないところです。

639 号室

デラックス A の 639 号室にやってきました。フェラーリの F639 は格好良かったですよねぇ。


ドアを開けると……なかなかいい感じじゃないですか? 「スイート」の居住空間の広さは折り紙付きですが、「デラックス A」でも下手なビジネスホテルより広いかもしれません。



ちなみに、今回の「デラックス A」というグレードですが、数年前までは「特等 A」という名前でした。つまり、新日本海フェリー「あかしあ」特等 A 乗船記でほぼ同グレードの部屋を紹介済みだったりするんですよね(汗)。まぁ、2010 年の時は前方の部屋だったので、部屋の形が若干違っていたりします。あわせてご覧いただくと面白いと思います。

充実のツインベッド

ベッドはツインです。「すいせん」のステート A と比べると、同じツインでも随分と雰囲気が違いますね。ベッドサイズは(目分量ですが)120 cm くらいでしょうか。ステートは 90~100 cm くらいだったと思うので、若干寝返りに注意が必要な感じでした。


あと、細かい話ですがステートは進行方向に対して横向きに寝ることになるのに対して、デラックス A は進行方向と寝る向きが同じです(枕が船首側、あるいは船尾側となる)。まぁ、どっちでもいいような気もしますが……。


ベッドとベッドの間には、ビジネスホテルで良くある目覚まし時計のついた台があります。残念ながら経典の類はありません(笑)。電源コンセントはひとつだけなので、2A くらいの出力のある USB 充電器を持ち込むといいかも知れません。

ソファーセットあれこれ

ベッドから船尾方向を見ると、ソファーセットがあります。格安ビジネスホテルだとこの手のインテリアも省略されているケースがありますが、やはり 20 時間の航海の間過ごす部屋ですから、こういった設備があるのは嬉しいですよね。



2010 年の記事では、ソファーセットのデザインと位置が違うことがわかります。うーん、2010 年の部屋のほうがソファーセットのデザインは好みだったかも(笑)。

見た目は大切!

ソファーの後ろにはデスクがあります。これはビジネスホテルと似たような感じですね。化粧用のミラーがあるところもそっくりです。


デスクの下には冷蔵庫も見えます。まぁ、都度自販機まで買いに行けばいいと言えばそれまでですが、余ったペットボトルを車から持ち込んだりする時に便利です。


ちなみにドアを開けるとこんな感じです。青白い光がいかにも涼しそうな感じがしていいですよね。見た目は大事です!



前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

最近の記事