2017年12月25日月曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

新日本海フェリー「すずらん」スイートルーム乗船記(水まわり編)

 

新型「すずらん」のスイートルーム乗船記、三日目の今日は洗面所とバス・トイレなどの水回り編です。

洗面所はバスルームとトイレの間にあります。極ごく一般的なデザインの洗面台ですね。飲料水もここから取水できます。
ひとつ謎なのが、なんで洗面台の下の S 字トラップが丸見えなんでしょう。ダミーでもいいのでカバーをつければいいのに……と思ってしまいます。

オーシャンビューのバスルーム

洗面台の左、窓側にバスルームがあります。オーシャンビューのバスルームは「はまなす」「あかしあ」のスイートでおなじみですが、新型「すずらん」のスイートにもこの構造は引き継がれています。
朝方は日光が差し込んで随分と雰囲気が変わりますが、
おすすめはやはり午後の入浴でしょうか。時間にも余裕がありますし、南航の場合は左舷の部屋であれば日光が差し込むこともありません。もちろん外から船内の誰かに覗かれることもありませんのでご安心を。
さて、そんなオーシャンビューの浴室ですが、サーモスタット式の混合水栓が二つも用意されています(一つはバスタブ用で一つはシャワー用)。そして洗面器と椅子の用意まであるんですよね。船室内のバスルームとしては、国内最強なんじゃないでしょうか。

ほぼバリアフリーなトイレ

洗面所の右側(バスルームの反対側)にトイレがあります。
TOTO のウォシュレットで、床は段差の無いバリアフリー構造です。
リモコンスイッチは独立型で、手を伸ばしやすい位置にあります。最近はこういった気の利いた構造の製品が増えてきましたね。
ユニークなのが真空式トイレの洗浄ボタンで、ちょうど便器の蓋で隠れる場所にあります。便器の洗浄スイッチは伝統的に便器の奥にあるものですが、このスイッチだけが場所的にイマイチなのが面白いですね。個人的には「改善の余地あり」に思えるのですが……。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

2 件のコメント:

<セルダン> さんのコメント...

>ひとつ謎なのが、なんで洗面台の下の S 字トラップが丸見えなんでしょう。
車椅子で利用する時に洗面台下にカバーがあると奥まで入れないので
という状況を妄想してみました。
本当かどうかは知りません(^^;

Bojan さんのコメント...

あっ、なるほど。確かにありそうな話ですね。
ただ、車椅子の方のヒザを潜り込ませるスペースを確保しつつ、化粧板で S 字トラップを隠すという匠の技に期待したい気持ちも……。:-)

# 他社でも S 字トラップ丸見えのところがあるんですよね。なので法令的ななにかの存在も仮定したくなるのですが、先日乗船した阪九フェリーでは丸見えでは無かったので、また謎が増えました。

新着記事