2010年11月30日火曜日

新日本海フェリー「あかしあ」特等 A 乗船記(夕食編)

「三航北国日誌」第 12 回です。本日も引き続き、信頼と安心のマンネリズム 100% でお届けします(←

完全中継でお届けします(←

さぁーて、夕食は 18 時からです。場所は同じく「グリル『霞』」です。

まずはお造りから

まず最初に出てきたのが……
のっけから飛ばしてきました(←)。「御造り・季節の三点盛り 牡丹海老・真つぶ・サーモン」と「カラスミ大根サラダ仕立て」です。

蕎麦来たっ

次に
「新得蕎麦(万能葱・茗荷・山葵・針海苔)」が出てきました。ちなみに「山葵」は「わさび」と読みますので念のため。

焼き物二点

その次が……
「キンキの柚庵焼きと伊達鶏の山椒焼き」だそうです。和食に疎いわたくし、「柚庵焼きって何?」と思ったのですが、

幽庵焼き(ゆうあんやき)は、和食の焼き物のひとつ。柚庵焼き祐庵焼きともいう。
江戸時代の茶人で、食通でもあった北村祐庵(堅田幽庵)が創案したとされる。
アマダイ、マナガツオ、イナダ、サワラ、カマスなどの魚の切り身や鶏肉などを、 醤油、酒、味醂を1:1:1であわせ、ユズの輪切りを加えてつくった漬けダレである「ゆうあん地」に数日間漬けこみ、汁気を切った後に焼き上げたもの。
(Wikipedia 日本語版「幽庵焼き」より引用)
確かに「幽庵焼き」であれば ATOK 2010 でも変換されますね(「柚庵──」は変換されず)。

メイン(だと思う)登場

さてさて、続けて行きましょう。ついに総大将?の登場です。
「たらば蟹の天麩羅・銀杏串」なのですが……。これ、めちゃ美味です。手前に見える抹茶塩でいただくのですが、これがもう……。「北海道に来てよかった」と思える至福の瞬間です。まだ上陸すらしていませんけど(←

以前にも書いた記憶があるのですが、このためだけにディナーをチョイスするのもアリ!だと思いますです、はい。

しんがりは御飯もので

続きましては……
「いくら御飯・カブの浅漬け・赤だし」です(メニューでは「カブの浅漬け」だったのですが、この日に出たのはそうでは無さそうですね)。

「たらば蟹」でノックアウトされた後なので、もう気分はふわふわです(←

デザートも

おしまいは、
「旬の果物・胡麻アイスクリーム」です。http://www.snf.jp/meal/grill.html には「胡麻アイススクリーム」と書いてありますが、確かに気分はムンクです(意味不明)。

カフェイン補給

コースは以上なのですが、
ちょっと気合いを入れたくなったので(なんでだ)、食後のコーヒーをいただくことにしました(四〇〇円)。

やればできるものです(←

……というわけで、まさかの(←)ディナー完全中継でお届けしました。ケータイのカメラだったらシャッター音が恥ずかしくて無理だったと思いますが、今回はコンデジでこっそりと撮影を敢行しています。

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2010年11月29日月曜日

新日本海フェリー「あかしあ」特等 A 乗船記(昼食編)

「三航北国日誌」第 11 回です。本日も引き続き、溢れ出すマンネリズム最高潮でお届けします(←

要・事前予約

さて、昼食です! 喧噪や人込みが人一倍苦手な Bojan さんは、静かにお食事ができる「グリル」をチョイスしました。
ホテル……ではなくグリル「霞」です。

さて、何が出てくるのでしょうか?(わくわく)

オードブルから

まずはオードブルから。
「北海縞海老と帆立貝のカクテル カリフラワーのムース添え オレンジ風味」なのだそうです(Web から丸写し)。

メインディッシュは魚料理 or 肉料理(あるいはその両方)

続きましては……
メインディッシュがやってきました。「赤井川産ポークのパイ包み焼き 余市産赤ワインソース」(もちろん Web から丸写し)なのですが、これ、なかなかのお味でした。包み焼きならではの芳醇な肉汁の味わいが……(じゅる)。あ、写真に収めるのをすっかり忘れていますが、パンもあった……筈です。

デザート盛り合わせ

そして次は……
デザートです(汗)。「北海道素材のデザート 3 種盛り合わせ アングレーズソース <フロマージュブランタルト・アフォガート・リンゴのコンポート>」だそうです。言われてみればどことなくイギリス風な感じもします(どこが)。

まぁ、こういった感じで約 40 分ほどかけてゆっくりといただいたのでした(まる)。

世界記録保持者

乗船したのはお盆前の繁忙期ということもあって、乗客サービスにも力を入れている?ようでした。
この方、「もしかめ世界記録保持者」なのだそうです。世の中いろんな世界記録があるものですよね。

これは?

16 時過ぎ、久しぶりに陸地が見えてきました。
これは、奥尻島……かも知れませんね。小樽まではもう少しです。

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2010年11月28日日曜日

新日本海フェリー「あかしあ」特等 A 乗船記(更に続き)

本日も引き続き、張り裂けるマンネリズム全開でお届けします(←

……張り裂けるマンネリズムって、何?(←

朝だ! 朝食だ!

というわけで、朝になりました。まずは朝食行ってみましょう。
またしてもテクテクとレストランに向かいます。
レストランにも名前がついていてですね……。
……読めません(←)。たぶん "Vent Vert" あたりかなぁ、と思うのですが。だとすれば意味は「勢いのある屁」……ではなく「緑の風」といったあたりになるかと思います。

バイキングに見るマンネリズムの実際

朝食はバイキング形式です。

「はまなす」「あかしあ」の場合、朝食バイキングは 4/23~10/31 の期間限定のようです。
バイキングには妙な拘りがある……というよりも似たり寄ったりなものしか選ばないという悪癖があるのですが、この中で目新しいものは左手前の揚げ物ですね。これは何だったかなぁ。クリームコロッケあたりかと思われますが記憶が定かではないです。
食後はがっつりとコーヒーを頂きました。これはもう一種の習慣のようなものですね。その後は船内探検もほどほどに(「はまなす」でじっくり見ていますし)、部屋に戻りました。

出会いと別れ(←

10:30 頃、僚船の「はまなす」とすれ違うとのアナウンスがありました。今回の部屋は右舷だったのですが、「はまなす」も右側に見えるとのこと。テラスから見ることができそうでラッキーです。

というわけで、テラスに出てみました。
ブリッジ(艦橋)が見えます。しばらく待っていると……
見えてきました。(・∀・)
かなり近くに見えますが、多少はズームしているのでご安心を。
……で、去っていきました(当たり前)。

右か左か、それが問題だ(またか)

少し気になったのが、Wikipedia で見つけた記事でして……

通常の海域における航行のルール
海上交通の原則は右側通行であるが、
(Wikipedia 日本語版「海上交通安全法別表に掲げる航路」より引用)
……あ、あれ? 今のすれ違い方って、どう見ても「左側通行」なんですけど……。続きを見てみましょう。

通常の海域においては道路交通と異なりレーンが定められているわけではない。正面衝突の危険があるときなどに右に回避するというものであり、対向する船舶と左側通行の形になってもなんら支障なくすれ違いできるときは合法である。
(Wikipedia 日本語版「海上交通安全法別表に掲げる航路」より引用)
ということで、「そもそも海上にはレーンが存在しないのでおk」というオチだったようです。特に違法なライン取り(←)をしたわけでは無い、ということで安心しました。

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2010年11月27日土曜日

新日本海フェリー「あかしあ」特等 A 乗船記(つづき)

本日も引き続き、沸騰するマンネリズム完全搭載でお届けします(←

バス・トイレ

まずは、これまたお決まりの「水回り」編が続きます。
ご覧の通り、バス・トイレも大変清潔感漂うものです。ビジネスホテルのユニットバスと違うところは、床面がタイル張りになっているところでしょうか。なぜそうなっているのかは不明ですが……。

決して広いと言うことはありませんが、必要十分なサイズです。
水栓はサーモスタットタイプ。これは嬉しい限りです。
少々疑問が残るのが便座の高さでして……。
便器のデザイン上仕方が無いのかも知れませんが、一般的な位置よりも随分と高いのがお判りでしょうか。10~15 cm くらいは高いような気がします。バリアフリータイプのトイレのような感じでしょうか。足腰が弱くなった人にはいいのかも知れませんが、子供にはちょっと高すぎるかも知れません。

売店でお買い物

乗船後の最初の仕事と言えば、やはり?、買い出しです。いや、事前にコンビニあたりで買い込んでおけば良いわけなんですが、今回はウロウロしている間に乗船することになってしまったもので。
テクテクと売店に足を運びます。

函館限定?

どうせ買うなら何か変わったものを(あるいは「ネタになるもの」を)と思って購入したのがこちら。
燃える土方歳三 赤サイダー」なるものです(笑)。「函館限定」と書いてあったのですが本当でしょうか?

ラベルにはこんな説明が。
「赤い色を大いに好んだ土方歳三が愛したであろうサイダーをシードル風に再現しました。」とあります。伝聞と推測がないまぜになっているところが面白いですね(笑)。

激動の幕末に思いを馳せながら賞味したのですが、お味の方はマヨネーズ風味でした(もちろん違います)。

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2010年11月26日金曜日

新日本海フェリー「あかしあ」特等 A 乗船記

本日も炸裂するマンネリズム満載でお届けします(←
新日本海フェリーに乗るのはこれで四度目です。「すいせん」「すずらん」「はまなす」と乗船して、今回が「あかしあ」です。新日本海フェリーの北海道・関西航路はこの 4 船で全てなんですが、4 度の乗船で 4 船を制覇するというのは随分とラッキー?な気がします。

ではここで問題です

ということで、9/19 の記事からクイズを再掲(←

Q: ではここで問題です。「すいせん」と「すずらん」は苫小牧・敦賀航路を、「あかしあ」と「はまなす」は小樽・舞鶴航路を航行しています。4 回の乗船で 4 隻全てに乗船できる確率は何パーセントでしょうか?(事前に運航スケジュールは確認できないものとします)

さて、何パーセントでしょうかっ!?

With "A" or without "A": that is the question.

過去に「特等」「特等和室」「スイート」と乗船してきたのですが、今回は、なんと……
特等 A」です!

……「特等」と何が違うんだ、というところが視点・論点だったりするのですが、「特等」と「特等 A」の違いは、「通行人」と「通行人 A」くらいの違いがあります(←

……実のところ、「すずらん」「すいせん」には「特等」しか無くて、「はまなす」「あかしあ」には「特等 A」しかありません。運賃も同じなので、それほど決定的な差は無い筈です。わかりやすい違いとしては、「特等 A」には
「テラス」がある、ということですね。ご覧の通り何が置いてあるわけでも無いんですが、占有空間で外の空気を吸えるというのは嬉しいものです。わたくしの場合、テラスについては 5 月に「はまなす」に乗船したときに味を占めた、とも言います。

ちなみに、テラスの設定が無い「すずらん」「すいせん」は、2012 年頃に「はまなす」「あかしあ」と同型の新造船に置き換え予定なのだそうです。テラスがあるといいなぁ、と思います。

Here comes the question !

さて、そんな「特等 A」の中を見てみましょう。
これだけだと、まるでホテルのツインルームそのものですね。

右手にはクローゼットがあるのですが、
上段には救命胴衣があります。いきなり船っぽくなりますね(笑)。

室内設備いろいろ

効果的なデザインのデスクがあり、
反対側にはこれまた邪魔にならないサイズのソファーとテーブルがあります。
もちろんベッドメイク済みです。舞鶴 FT に到着してから 3 時間で作業をされていることになりますね。ご苦労様です。
ロゴ入りのゆかたも完備されています!

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2010年11月25日木曜日

北海道・東北の旅 2010/夏 (8) 「あかしあの船が着くとき」

「三航北国日誌」第 8 回です。さぁ、とうとうこれから北航です!

車検証と夕食とわたし

新日本海フェリーの舞鶴港フェリーターミナルで夕食を頂くことにしたわたくし、まずは乗船手続きを行うために、車検証を持ってターミナルに向かいます。
「北海道 小樽ゆき 新日本海フェリー」というロゴがいい感じです。何となく昭和 30 年代の雰囲気が残っているようで好きなんですよねぇ。今はパナソニックになってしまいましたが、「松下電器産業」と言っていた頃の「ナショナル」のロゴ?にも通じる印象があります。

ただ、この、どことなく懐かしい雰囲気は、看板のロゴだけではなくて……。ピッカピカだった小樽 FT や敦賀 FT とは違って、建物自体もなんだか懐かしい雰囲気ですね。

お盆ですね

お盆ですね。帰省シーズンですね。夏休みですね。ということで……
すいません。8/8 の記事から完全にワンフレーズぱくりました(←
時間は 20 時 15 分。「あかしあ」は、まだ小樽からの南航の途中で、舞鶴に到着すらしていません。

船も四度目なら……(←

船も四度目なら……ということで、乗船手続きもスムースに完了! あとはレストランで夕食にありつくだけです。

できたかな塩ラーメン(←

舞鶴 FT はどうやら 2 階建てのようで、小樽や敦賀よりかなりコンパクトなようです。1 階には売店・兼・軽食堂(アルコール類の提供もあり)があって、2 階はと言うと……あれ? 待合室しかありません。あれ? あ……れ? レ、レストランはどこ?

なんということでしょう(←)。舞鶴 FT には「レストラン」なんてものは無く、1 階の軽食堂が全てだったようなのでした(ちなみに 15~6 席くらいです)。というわけで、
塩ラーメンをいただきました。ヱスビー食品のテーブルコショーがいい雰囲気を醸し出していると思いますが、小道具としてわざと写真に含めてみました。構図の勝利です(←

塩ラーメンはなかなかの美味でしたが、がっつりディナーを……(どんなディナーだ)という方は、事前にどこかで済ませておくと良いかも知れません。

あかしあの船が着くとき

「あかしあ」はほぼ予定通りに到着。
手前の車のサイズと比べてみると、いかに大きいかがお判りいただけるかと思います。さぁ、これから船旅です!

車輌の積み込みに際してのエピソードは、8/8 付けの記事「夏ですね」をご参照ください。

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2010年11月24日水曜日

北海道・東北の旅 2010/夏 (7) 「東西冷戦の終結と夕食の自由化(← 」

「三航北国日誌」第 7 回です。ほんのちょっとだけ北国っぽい内容で(どんなだ)本日もお届けします。

大江山 いく野の道の 遠ければ……

加悦 SL 広場を後にして、舞鶴に向かいます。
途中、天橋立のあたりも通ったんですが、日も暮れそうだったので今回はあっさりスルーしました。

東西冷飯の時代(←

で、舞鶴に着いたのが 19:15 頃。フェリーの出港が 00:30 ですから、これでもちょっと早すぎることになります。まぁ、どこかでゆっくりと夕食でも食べて行くことにしましょう。

舞鶴という街は、ご存じの通り「西舞鶴」と「東舞鶴」に二分されています。西舞鶴と東舞鶴の間は 1960 年以来「舞鶴の壁」によって二分されている……わけは無いのでご安心ください(←


ポインタのあたりにシュタージの検問所があります(ありません)。

東側に潜入!

とりあえず、西舞鶴の国道沿いにマクドナルドがあるのは確認したのですが、フェリー乗り場の前島埠頭は東舞鶴(舞鶴東港)にあります。のっけからマクドナルドというのもどうかと思ったので、検問所を突破して(←)東舞鶴に向かうことにしました。

で、東舞鶴に突入(←)したんですが……思いの外、道路沿いに食事を出来そうなところがありません。何しろ夕食にありつくのが破壊的に下手なわたくし、またしても夕食にありつけないのでしょうか!?

母は来ました、今日も来た──

そんなことを思いながら適当に車を走らせていたところ、「引揚記念公園まで~km」という案内板が目に止まりました。舞鶴と言えば「♪母は来ました、今日も来た──」(「岸壁の母」)です。行かない手はありません。たとえ日没後で中に入れなかったとしても。
途中になにやら立派な吊り橋が見えてきました。これはどうやら舞鶴火力発電所へのバイパスのようですね。

……で、目的地に到着しました!
案の定真っ暗だったので、車のハイビームで精一杯ライティングしての撮影です。次は明るいうちに来てみたいと思います。

東西冷飯の終結(←

その後も夕食にありつこうと 30 分ほどウロウロしたのですが、最終的には「西舞鶴のマクド」(「マック」に非ず)か「新日本海フェリーのターミナルのレストラン」の二者択一となってしまいました。後者については、敦賀ターミナルや
小樽ターミナルには
立派なレストランがあったので、「舞鶴にもきっとあるよね」という類推によるものです。

舞鶴フェリーターミナルの駐車場には、まだ出港まで 4 時間以上あるのに、既に多くの車が乗船待ちをしていました。
係のお兄さんに乗船予定であることを伝えたところ……

「これからお食事に出られたりしますか?」
フェリーターミナルの中にもレストランはありますよね?
「ええ、ありますよ」

ということだったので、西ベルリン……じゃなくて西舞鶴に行くのはやめて、フェリーターミナルで夕食を食べることに決めたのでした。

マイレージ情報

Day 0、ここまでのマイレージは 260 km です(マイルじゃない)。

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