2013年4月30日火曜日

「さんふらわあ ふらの」スイートルーム乗船記(まだ続くよ)

船室ばかり見ていても飽きてくるので、船内をあちこち見てまわりましょう。
客室が 6 階で、レストランは 7 階(最上階)にあるのですが、まだ営業開始前で準備中……とのことで、階段もご覧の通り封鎖されています。

小さいお子様向け

階段の近くには「ミーティングルーム」が。
名前からは「会議室」を想定してしまいそうですが、実際には子どものための「遊び部屋」です。現在、Web サイトでは「キッズランド」となっていますね。

学生・大人向け

レストランへの階段(そして、隣には「案内所」への階段もあります)のあたりには、待ち合わせに使えそうなソファーもあります。まるでホテルのようですね。
ミーティングルームの反対側には……
ゲームコーナーもあります。昔は若者が屯したものですが、今はむしろ中高年のほうが多いような印象も……。

エコノミールーム

廊下を船尾のほうに歩いて行くと……
喫煙室もあります。そして、その隣が……
「エコノミールーム」です。おそらく、一般船客にとってはこれが一番安いのでしょうね。Bojan さんはこの手の部屋が苦手なので、使ったことはありませんが……。

廊下の先には

廊下には、まるで昔の学校にあったような時計が。
その先には、「展望スペース」へ上がることができる階段がありました。
さぁ、行ってみましょう……!

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2013年4月29日月曜日

「さんふらわあ ふらの」スイートルーム乗船記(さらにつづき)

「さんふらわあ ふらの」の客室紹介を続けます。えーと、洗面室ですが、
ホテル相当のアメニティが標準装備されています。バスローブがあるのは嬉しいですね。
洗面台の左側にはタオル類が。なかなか洒落た構造です。

バス・トイレ

洗面室の右側には、金属製の立派なドアがありますが……
ドアを開けると、トイレ(もちろん温水洗浄便座つき)と、
浴槽があります。
水栓はサーモスタット式のものです。これだと温度調節と水量調節を独立して行えるので助かりますよね。

動くホテル?

シャンプーとリンスはプッシュ式のものです。これもビジネスホテル風ですね。
洗面台とは別に、バス・トイレ内に手洗い台?も設けられています。
一般的なビジネスホテル並のバス・トイレに、別途洗面室が用意されている、といったところでしょうか。ちょっと古い(古すぎる?)表現ですが、「動くホテル」と言えそうな感じです。

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2013年4月28日日曜日

「さんふらわあ ふらの」スイートルーム乗船記(つづき)

大洗と苫小牧を結ぶ「さんふらわあ ふらの」についての話題を続けます。まずは客室のインプレッションから。
何やらソフトフォーカスで、とってもムーディーな雰囲気が漂います。これは構図の勝利……なワケは無く(←)、カメラの調子が悪かったのです(汗)。

結局、根本原因は分からずじまいだったのですが、オートフォーカスの挙動がおかしくなっていたのでした。

玄関?には

ちなみに、鍵を開けて客室に足を踏み入れたところには……
花が生けてあります。いや、確か造花だったと思いますが……

中のレイアウトは

二つ目のドアをくぐると、窓の手前にはソファーセットが。
窓に向かって左側には……
ベッドが二式、備え付けられています。

まるで二部屋使えるかのような

ベッドのあるところからソファーのほうを見ると……
デスク兼用のテレビ台で、ちょうど部屋が二分割されているのがわかります(またピンボケですね。すいません)。

テレビ台の右側(つまり廊下側)には……
洗面所があって、その右側にはバス・トイレも完備されています。

もちろん冷蔵庫もあります

テレビ台の右側には DVD プレーヤーが備え付けられているのですが、
その下の鎧戸が扉になっていて、そこを開けると……
冷蔵庫があります。冷蔵庫の中には……
予めビールやお茶が冷えています。これはありがたいですね……!

料金は前払いなので、別途チャージはされない……筈です。

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2013年4月27日土曜日

「さんふらわあ ふらの」スイートルーム乗船記

では、ここからは、大洗(茨城県)と苫小牧(北海道)の間を結ぶ、商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」号について……。
ご覧の通り、とても大きい船です。18:30 に出航予定の便で、船内への搭乗は 17 時頃……とのことでしたが、この日は滞りなく積み卸しが進んだのか、10 分ほど前倒しで船内へと誘導されました。
何故か「優先搭乗」の紙を持っていたので、エレベーター近くの区画へ案内されます。この仕組みはいいですよね。身体の不自由な方が甲板を歩くのは危険を伴いますし、何よりも歩く距離が少なくて済むのはお互いにとって良いことです。

駐車デッキ確認票

ちなみに、ここは「第 2 甲板」なのですが、事実上、一番下の階です。
巨大なショッピングモールの駐車場なんかで良く見かけるのですが、どこに車を停めたかわかるように、「駐車デッキ確認票」なるものも用意されています。こういったところは至れり尽くせり……というか、洗練された感じがします。

シンドラーのリフト

ホテルの「フロント」に相当する「案内所」は第 5 甲板にあります。ということで、ここからはエレベーターで第 5 甲板に向かいます。そのエレベータのスイッチが……こちらです。
うわー、これは何とも無骨な……。二昔前の老舗百貨店のエレベーターのような雰囲気がありますね。そして、このエレベーターなのですが、なんと、あのシンドラー社製のものです。というわけで……
「本船エレベーター安全性について」という掲示が貼り出されていました(汗)。ブレてしまって読みづらいので、本文を一部引用しますと……

1) 本船のエレベーターはシンドラー社製ですが、船舶仕様になっており、事故を起こしたエレベーターとは、機種が違います。
2) 年一回、メーカーサービス員による総合点検(安全装置作動テスト含む)を施行し、JG(国土交通省)検査官の検査を受けています。
 検査日 (2012年2月16日)
3) 月一回、本船乗組員(担当エンジニア)による点検を実施し安全性を確認しています。
 前回点検日 (2012年8月30日)

ふむふむ。まぁ、これだけ書かないと信用してもらえないというのも……。仕方が無いといえばその通りなんですけどね。

部屋までご案内!

さて。そんなエレベーターに乗って第 5 甲板にやってきました(汗)。案内所で部屋の鍵をもらって……
ついでに部屋に案内してもらいました。
部屋の扉に何やら書いてありますが、拡大すると……
ということです。いや、折角フェリーに乗るんだったら、一度くらいは「いい部屋」に乗っておきたいよね、ということで、後先考えずに奮発してしまいました……(汗)。

察しのいい方ならお気づきかもしれませんが、実は、「身体の不自由な方」と「スイートルームの船客」が優先搭乗の対象だったみたいです。スイート以外にも「デラックスルーム」という、一等相当(たぶん)の客室もあるのですが、デラックスが優先搭乗の対象だったかどうかは……覚えていません。

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2013年4月26日金曜日

利尻・礼文の旅 2012/夏 (13) 「日本の色男」

新明和……ではなく

乗船手続きは済ませたのですが、まだ出航まで 2 時間半以上あります。ということで……
とりあえず、ターミナル内をうろうろすることに。先ほど乗船手続きを済ませた窓口カウンターの上に、待合室があります。
待合室の先にあるのは、ボーディングブリッジ……
と見せかけて、実は単なる「渡り廊下」だったりします。

売店は絶賛営業中です

さて、「フェリーターミナル」と言えば、空港と似たような感じで、あるいは空港以上に出発までの待ち時間をのーんびりと過ごす、という場所でもあるのですが、
この「大洗港フェリーターミナル」も、残念ながらレストランなどの営業はありません。ただ、「大洗マリンタワー」の近くにショッピングモールのような場所があって、そこには色々なお店があるので、お腹が空いた方はそちらに行けば大丈夫です。

あ、写真には全く写っていませんが、売店は絶賛営業中です。というわけで、ここでアイスモナカをいただいたのでした。スプーンいらないし、食べやすいし……。

日本の色男、現る

そして、待合室の柱にどーんと貼ってあったのがこちらのポスターでして。
海上保安庁のポスターなのですが、いやいや、日本の色男の制服姿です(笑)。ちなみに、何故このポスターにこの方が? というと……
「平成24年 海上保安庁 118番イメージモデル」なのだそうです。ふぅむ。「118番イメージモデル」ですか……。世の中にはいろんなイメージモデルがあるものですね、と再確認した次第です。

乗船待ち

さぁ、それでは乗船の準備をしましょう。車を乗船待ちの列に停めれば OK です。
先ほどの渡り廊下の下をくぐって、左に行けば……
お。すでに何台かの車が停まっていますね。後ろに並ぶこととしましょう。
「乗船案内」によれば、車両甲板への積み込みは 17 時頃に開始とのこと。まだ 1 時間近くありますが、車内でのーんびーりとしましょうか。

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2013年4月25日木曜日

利尻・礼文の旅 2012/夏 (12) 「まずは乗船手続きから」

一時停止したけれど

大洗港フェリーターミナルにやってきました。
ちなみに、ここは「チェックポイント」となっていて、「一時停止」と書かれている……のですが、チェックポイントの中には誰もいなかったので、一時停止した後、そのまま中へと車を進めました(汗)。

駐車場に車を停めて

というわけで、フェリーターミナルの建物の前に車を停めて……
まずは……乗船手続き、ですね。フェリーに車を乗せる場合は、
車検証のチェックが入る……のは、どの会社も同じですね。

苫小牧行きの出港は 18:30 なのですが、結果的に早く着きすぎたので、まだ出港までは 3 時間もあります。というわけで……
窓口カウンターにも人の姿はまばらです。

乗船手続き

というわけで、車検証片手に「乗船名簿」に必要事項を記入して、乗船手続きを行います。
予約そのものはインターネットで済ませていたので、乗船手続きはすんなりと完了。「乗船券」を発行してもらいました。

黄色い紙は「優先搭乗」

今回は、乗船券と一緒にこんな紙ももらいました。
隠岐汽船にも似たようなものがありましたが、これは乗船車両の目印として使用される「整理券」のようなものです。ただ、この黄色い紙は「優先搭乗」の目印らしく、身体の不自由な方が乗船される場合 *など* に適用されるのだとか。

なぜ今回黄色い紙をゲットしたのかは、また後ほど……

「さんふらわあ ふらの」

手続きもあっさりと終わってしまったので、とりあえず船でも見に行きましょう。
そう、今回乗船するのは、商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」です。このデザインは、日本におけるカーフェリーの代名詞的なもので、不朽の名作と言わざるを得ないですよね……。

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