2014年6月30日月曜日

道東の旅 2013/春 (34) 「札幌 JCT を南へ」

この道はいつか来た道

時計台の前を通り過ぎた後は、そのまま「北 1 条・雁来通」を東へ向かい……
環状北大橋で豊平川を渡って、菊水元町に向かいます。
何のことは無い、このルート、前の日に来た道を律儀に戻っているだけです。……そろそろ新しい道も覚えないといけませんね。

各種カード取り扱い可能

その後は「南 7 条・米里通」へ。まさしく律儀に来た道を戻ります。
これは、途中で見かけたガソリンスタンドですが……
取り扱い可能なカードの一覧が、なかなか見事ですね。メジャーどころはほぼ対応しているような。

札幌 JCT を南へ

程なく札幌 JCT が見えてきました。
ここから旭川方面に向かうには、このまままっすぐ行けばすぐに料金所があるのですが、この日は道東道経由で東に向かうため、
道央道をくぐった先で右折することになります。
とは言え、幸いなことに北郷 IC までの距離はそれほど長くないので、まずは札幌新道に合流しましょう。

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2014年6月29日日曜日

道東の旅 2013/春 (33) 「そうだ kitaca 買おう」

ヨドバシカメラに向かったその訳は

弘南堂書店でちょいとお買い物を済ませた後は、札幌駅のすぐ近くにあるヨドバシカメラへ。
これは途中で見かけたお店?なのですが、「野菜居酒屋」というのはなかなか斬新ですね。

さて。わざわざヨドバシカメラに行ったその理由ですが……。実は、SD カードリーダーを持ってくるのを忘れていたのに(フェリーの中で)気がついたのです。カメラだけなら家に帰ってから読み出せば良いのですが、ドライブレコーダーは延々と動画を保存するので、適宜記録した動画を PC などに待避してやらないといけないのですね。

一応、この頃は 2 枚の SD カードを交互に差し替えることにしていたので、最大 2~3 日は堪えることができたのですが、どう考えてもこれからの旅行の全ルートを記録するのは不可能でした。

ヨドバシカメラの開店は 9:30 だったので、開店前に北大と弘南堂書店を回っておけば完璧だよね! と考えたのでした。気がつけば 10:40 になっていたので、何を今更……という話でもあったのですが。

「そうだ kitaca 買おう」

ヨドバシでの買い物は 10 分ほどで終了。せっかく札幌まで来たんだし、ついでに kitaca でも買っていくか……という謎な行動を経て、ホテルの駐車場に戻ってきました。

Day 2 の走行距離は約 383 km

さぁ、ようやく Day 2 のスタートです。この日のゴールはなんとサロマ湖の近くで、想定される距離は約 383 km とのこと。


ぐぐるさんは「5 時間 55 分走れば辿り着けるんじゃないの~」とおっしゃってますが、この時既に 11 時を回っていました。チェックインは 18 時予定で申告済みですが、夕食の準備もあるのであまり遅刻するわけにも行きません。
まぁ、こうなっては仕方がありません。念のためコンビニで飲み物と食べ物を入手して、耐久レースに備えることとしましょう……。

あっと驚くこの設備!

結局、ホテルを出たのは 11:15 頃でした。ここで見かけた驚きの設備がこちらっ!
何のことは無い、「駐車券を入れて下さい」というあの機械なのですが、なんと! 左側にあります! 当たり前の話ですが、日本では殆どの車が右ハンドルなので、この手の装置は右側にしか無いことが多く、いつも肩身の狭い思いをしていたのですが、この時は久しぶりに窓から駐車券を機械に入れることができました。

突然の時計台

その後は札幌テレビの本社の近くで国道に合流して、道央道に乗るべく東に向かいます。
さっそく赤信号に引っかかってしまいましたが……。おや? あの建物はもしかして。
はい。あの有名な「時計台」だったのでした。

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2014年6月28日土曜日

道東の旅 2013/春 (32) 「弘南堂書店へ」

イチョウ並木を東へ

いつになく(いつも通りかも)スローペースでお送りしてきた「北ブラ」ですが、15 回目にしてようやく千秋楽っぽい雰囲気になってきました(!)。

正門から入場して、クラーク像 → ポプラ並木 → 第二農場 と回ってきたので、最後はイチョウ並木を通って北13条門に向かいます。
「北13条門」は、正門と比べてキャンパスの中心部に近いこともあってか、運搬や工事関係の大型車の姿も多く見かけます。まるで工場地帯のようですね。

構内は 25 km/h 制限

ん、前方の並木の間に看板がありますね(看板大好き)。
ふむふむ。「構内交通規制」についての説明書きでした。
至極もっともな事が書いてあるのですが、構内制限速度は 25 km/h なんですね。これ、いわゆる「構内制限速度」としては速い部類に思えます(実際に走らせてみると凄く遅いんですけどね)。工場なんかだと「10 km/h 制限」とか、場所によっては「8 km/h 制限」などと言うものも見かけます。

でも、改めて考えてみると、これだけ広いキャンパスですからね。人の多いところはしっかり徐行してもらうとして、人の少ないところでは 25 km/h くらい出せるようにしておかないと、時間がかかりすぎるのかも知れません。

北大から脱出!

さーて、ついに北大から脱出しました!
門を出るとすぐに「西 5 丁目樽川通」なのですが、通りの向かい側にはセブンイレブンがあります。

そして弘南堂書店へ

そして、その隣にあるのがこちら。
その筋(どの筋?)では有名な「弘南堂書店」です。一見ふつーの古本屋さんに見えるのですが、中には北海道の市町村史や古地図、アイヌ関連文献などが豊富に在庫していたりします。札幌には似たような古書店が他にもいくつかあるらしいのですが、弘南堂書店さんには何度か通販でもお世話になっているので、一度立ち寄ってみたいと思っていたのでした。

それほど時間があるわけじゃない……筈だったのに、店内を 15 分ほどウロウロして、ついでに掘り出し物を購入したところ、随分と立派な目録まで頂戴してしまいました。「いかん、これは罠だ!」と気づいていたにも拘わらず、目録の魅力には抗うことができず……(←

というわけでぇ

結局、諭吉さんと引き替えに掘り出し物と目録(無料でした)をゲットした Bojan さんは、弘南堂書店を後にして、次なる目的地・ヨドバシカメラに向かったのでした。

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2014年6月27日金曜日

道東の旅 2013/春 (31) 「重要文化財『札幌農学校第 2 農場』」

キャンパスの下にトンネルを

北大のキャンパスは広い……という話は幾度となく繰り返しているのですが、実は、どちらかと言えば南北に広くなっています。JR 函館本線の北側地域が開発されるにつれて、広大な北大の敷地は東西に走る道路を分断してしまう形となってしまったため、敷地の地下を通る「環状通エルムトンネル」が 2001 年に開通しています。
ちょうど、このロータリーの真下あたりにトンネルがある筈なのですが、これを見た限りではトンネルの存在は全くわかりませんね。ちなみに南北の大通り(正式名称不明?)はここが終点です。

重要文化財「札幌農学校第 2 農場」

エルムトンネルの北側を少し歩いた先に「札幌農学校第 2 農場」があります。
ふむふむ。重要文化財に指定されているんですね。
建物内部の公開は朝の 10 時から夕方の 4 時まで(註:2015 年 5 月末までは耐震化工事のため見学不可)とのこと。
この時 9:56 ということで、あと 4 分後に公開開始……らしいのですが、既に門扉は開放モードでした。

屋根が赤いのは何故?

中を見に行っても良かったのですが(今から思えば行くべきでしたね)、時間にそれほど余裕が無かったので内部見学はスキップして、外から(と言っても北大の敷地内には違いないですが)農場を眺めることに。
見るからにクラシックな建物が点在しています。
屋根が軒並み赤いのは、何か理由があったのでしょうか。美的な問題か、それとも素材上の理由だったのか……。
そろそろいい時間になってきました。引き返して南に向かいましょう。

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2014年6月26日木曜日

道東の旅 2013/春 (30) 「工学部前は禁煙です」

標識これくしょん

さて。昨日は「看板これくしょん」で一本行ってしまいましたが、気を取り直して……。
北大キャンパスを南北に貫く大通りを歩いていると……(あれ?)。あ、左手にこれまた何やら大きな建物が見えてきました。
どうやら工学部の建物みたいですね。建物の手前の広場にはロータリーまであるのですが、その更に手前になにやら標識のようなものが置いてあります。なるほど、駐車禁止とか駐輪禁止とかでしょうか?

……などと思ったのですが、実は
「禁 煙」でした。変化球で来ましたねー。

突然のガス元栓

そんな工学部の建物の前には、別の標識もありました。
今度はなんでしょう……? えっ?
「ガス元栓 位  置」とあります。なるほど、万一、建物の中で火災が発生した時などに、安全にガスの供給を元から断つために、建物から随分と離れた大通りにガスの元栓を埋めてあるのですね。……あっ、それで「禁煙」なのか!(ようやく合点がいったらしい

ハルニレ

さらに大通り(正式名称不明)を北へと歩いて行きます。路傍に雪が残る中、一本の木がありました。
これも例によって例の如く、ネームプレートがつけられています。クローズアップしたものがこちらです。
はい。「ハルニレ」とあります。これはテプラで作ったっぽい感じです。しかも、あとは余白のみです。今までの案内板の充実ぶりを見ているだけに、このチープさは驚きですよね。

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2014年6月25日水曜日

道東の旅 2013/春 (29) 「看板これくしょん」

看板これくしょん

気がつけば「北ブラ」も 12 回目を数えていますが、今日は少し毛色を変えて……。
北大キャンパスを南北に貫く大通りを歩いていると、さすがは大学らしく、ちょくちょく立て看板を見かけます。これは、看板と言うか、フリーペーパーを配布するボックスのようなものでしょうか。
北図書館の近くではこんなものが。
これは、看板と言うにはちと小さくて、ポスターを貼ってあるだけかも知れませんが……

デザインとは何か

こんな看板も見かけました。「北海道大学フォーミュラチーム」とあります。
実際の活動風景がポスターに描き出されていて、とても綺麗な作りなのですが、惜しむらくは「北海道大学フォーミュラチーム」というロゴが写真に埋もれてしまっていて、遠目からはハッキリと見えないところが勿体ないですね。

続・デザインとは何か

このあたりも踏まえた個人的なお気に入りがこちら。
見るからに手描きで学生の手作り感満載なのですが、実に単純なデザインにしてワンポイントとして穴が空いているだけという……。いやーこういうノリは好きですね。

看これ終了のお知らせ

では、今日はこの辺で一時停止としましょう。

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2014年6月24日火曜日

道東の旅 2013/春 (28) 「大野さんの池」

ぬかるみの世界

「人工雪誕生の地」の目の前にある「大野池」にやってきました。
歩道の脇にロープが張られていたのですが……
辛うじて「えんれい草の保護につき」は読み取れますが、残念ながらその先が解読不能ですね。そして、「大野池」の中にはこんな看板が。
「ぬかるみの世界」ですか……(汗)。

生態系トレイル!

この「大野池」にも、例によって例の如く案内板があるのですが、
今度は「北大 生態系トレイル」と来ましたか……。どれだけトレイルすればいいのでしょう。

大野さんの池

さて、この「大野池」はサクシュコトニ川と一体化しているのですが、「サクシュコトニ川」が明らかにアイヌ語由来なのに対して、「大野池」からはそれっぽい雰囲気が感じられません。案内板に由来が書いてあるので、見ておきましょうか。

 この池はサクシュコトニ川の一画にあたり、整備に尽力された工学部の大野和男教授にちなんで名前が付けられた。
(北大 生態系トレイル「大野池」案内板より引用)
ふーむ。人名由来でしたか。

往時の大野池周辺にはハルニレ(チキサニ)やキハダ(シケㇾペニ)などの高木にヤマブドウ(ハッ)が絡み、エゾニワトコ(オンネチクニ)などの低木類が生えていた。
(北大 生態系トレイル「大野池」案内板より引用)
ところどころにアイヌ語での表記が含まれているのが面白いですね。「シケㇾペニ」は、むしろ「シケㇾペ」のほうが良く耳にする……と思ったのですが、「シケㇾペニ」が「キハダの木」で、「シケㇾペ」は「キハダの実」だったのでした。アイヌにとって重要だったのは「キハダの木」よりも「キハダの実」だったのだな、と妙なことを再確認したり……。

案内板の一番下には、こんな文章が添えられていました。

■ キャンパス内の草花を傷つけたり持ち帰ったりせずに、その場で観察を楽しんで下さい。
■ 野鳥が自立した生活をおくれるよう、距離と節度をもって見守りましょう。
(北大 生態系トレイル「大野池」案内板より引用)
全く以てごもっともですね。

続・ぬかるみの世界

さて、大野さんが整備に尽力した「大野池」の流入河川かつ流出河川でもあるサクシュコトニ川を見ておきましょうか。
これまた警告板が建てられています。
確かに、見るからにヤチっぽいですから、足を踏み入れると大変なことになりそうな雰囲気ですね。泥まみれになる可能性も高そうです。

事実上の……

大野池の前にはこんな看板もありました。
「池周辺での火気を使用する飲食はご遠慮下さい」とあります。火気を使用する飲食、つまり、事実上のジンギスカン禁止令ですね(笑)。

一時停止

イチョウ並木の道(北13条と繋がっている)との交差点が見えてきました。車も自転車も一時停止しましょう。

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