2009年11月30日月曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #75 「二千年の時を超えて、いざ、借りを返さん!(←」

まさかのその後

さて、まさかの PlatePass のその後です。帰国後、「やってしもたぁ」と思いながら悔恨の日々を送っていたのですが、サンフランシスコ・ベイ・エリアの有料道路を使用してから約 10 日後に http://www.PlatePass.com/ を覗いてみたところ……。
ありました。(・∀・)

おぉぉぉ……。そうそう。Richmond の料金所を確かに 16 時 7 分 36 秒頃通過しましたよ! Golden Gate Bridge の料金所を 19 時 11 分 44 秒頃に通過しましたよ!(まだ記事にしてないけど) ひょえー、確かに日本の ETC とは仕組みが全然違うとは言え、それなりに時間がかかるものなんですねぇ。慌てて [ Pay Now ] をクリックすると、右下に「1 個のポップアップをブロックしました」なんて表示されたり。
慌ててポップアップブロッカーを解除して、先に進みます。うむ、[ Pay Without Registering ] なんて一見さん向けのメニューがあるので、こちらで行きましょうか。

二千年の時を超えて、いざ、借りを返さん!(←

なんだか "eCheck" というものと、お馴染みの "Credit Card" のどちらかを選べるようです。ここはもちろん、慣れ親しんだクレジットカード決済で。
これから支払う内容の詳細が表示されます。Due Date がはるか 2000 年以上前のようにも思えますが、気にしてはいけません。西暦とは限らないわけですから(←
クレジット会社を選んで、住所その他の情報を入力します。

ご一緒にユーザー登録はいかがでしょうか?

「問い合わせ先」の入力……なのですが、しれーっと「ユーザー登録はこちら」なんてダイアログボックスを用意されてしまっては、ユーザー登録しないわけには参りません(なんでだ)。ええ、ついつい登録してしまいましたよ(笑)。

処理中です。しばらくお待ち下さい

というわけで……
無事、無罪放免と相成りました。(´∀`)

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2009年11月28日土曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #74 「万物は流転した上に渋滞もする(←」

あるべき姿?

突然 "That's The Way It Is" が聴きたくなって、今まさに聴いているのですが、"That's The Way It Is" というフレーズしか頭に浮かばず、検索して Celine Dion が歌っていたことに気がつきました。まぁ、たまにある話です。

まるでちょっとしたジェットコースター

ま、そんなわけで(どんなわけだ)、Richmond - San Rafael Bridge の話の続きです。
サン・ラファエル側にはビューポイントがあり、ご覧のようにリッチモンド-サン・ラファエル橋の威容を一望できるのですが、やはりと言うべきか満車状態でした。仕方が無いので通路側にちょいと車を止めて撮影したりして。
大型船舶を通すためか、随分と腰高の橋になっています。まるでちょっとしたジェットコースターのようですね。ナガシマスパーランドでしょうか(←

万物は流転する

さて。サン・ラファエルからソノマの Infineon Raceway までは、素直に国道 101 号線に乗っていれば迷う余地も無かったのですが、つい橋の写真などを撮るために停車したりしてしまい、しかも 101 号線に合流しそこなった上に、出口(ジャンクション)を間違えて Novato に迷い込むというヘマを連発して、結果としてこんなルートを迷走してしまいました(またか)。

万物は流転した上に渋滞もする(←

本来のルートに乗ったのが 17 時頃だったのですが、ここでまた渋滞が。帰宅途中の渋滞……と考えるにはちょっと時間が早いのですが、どうなんでしょうか。
ここで思い出されるのが、9/4 はサンフランシスコのベイブリッジが終日通行止めだったのでした。ちょうど地図で青くマークしたところが「ベイブリッジ」なのですが、ベイブリッジが通行止めということは、San Francisco から Vallejo へ、あるいはその先の州都 Sacramento への最短ルートが使えない、ということになります。

トラヒックには帯域が重要

ベイブリッジが使えない場合、サンフランシスコからヴァレーホに向かうためには、まず Golden Gate Bridge を北に向かい、Richmond - San Rafael Bridge を東に抜ける方法と、さらにそのままサン・パブロ湾の北側を、州道 37 号線(Infineon Raceway への道)を通る方法が考えられます。

もちろん当日はそんな想像ができる筈も無く、しかも Infineon Raceway に向かうには州道 37 号線(Sears Point Rd)を抜けるしかないわけで、「ま、そのうち渋滞も終わるだろう」と楽観視していたのですが……。
結論から言えば、約 10 km 近くずーっとノロノロ運転でした(片側 2 車線の快適な道なのに)。渋滞なんてキライだぁ!

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2009年11月27日金曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #73 「なんか ETC みたいなモノ」

"PlatePass®" という、なんか ETC みたいな、あるいはもっと凄そうなものが装着されてますよ~、という文面を真に受けて、料金所の「FasTrak 専用レーン」をしれっと通過してしまったわたくしですが、果たして本当にそれで良かったのかと、帰国後も悔恨の日々が続いたわけでした(← なぜか最初から後悔してるし)。

というわけで、https://www.platepass.com/TollAuthorities/AboutPlatePass.html から How It Works を軽く引用してみますと……。

PlatePass® is an automated Electronic Toll Payment Service that enables rental car customers to use high speed, cashless toll lanes to avoid having to stop and pay tolls with cash. With the exception of the E-ZPass toll roads, PlatePass® is available to rental car customers without the use of a transponder in the vehicle.
なのだそうです(←)。というわけでもうちょい。

PlatePass® Toll Payment Service is currently offered by Hertz and Advantage - two of the nation's largest rental car companies, and is available on some of the largest toll roads in the United States (View Locations).
なのだとか(またか)。えー、要するに PlatePass® というものは、レンタカー向けの ETC のようなものみたいです。

こっちがホントに ETC みたいなモノ

そして、FasTrak® という単語も出てきましたが、これはサンフランシスコエリアにおける ETC システムのことのようです。つまり、アメリカ国内では ETC の統一規格は存在しない、ということなのかも知れません。

そんなわけで、フロントガラスのステッカーには Go to www.PlatePass.com to print your receipt. なんて書いてあったので、悔恨の念とともに(なんでだ) www.platepass.com を確認してみたのでした。
はい。いかにも「ノンストップ料金収受システムでノリノリだぜ☆」的なイラストが出迎えます。とりあえず……「領収書を印刷する、または今すぐ払う」をクリッククリックっ!
まずはレンタカー会社を選択します。Advantage と Hertz 以外にも、Budget や Penske なども選べるようです。
続けて、Search by Agreement を選択して、Rental Agreement Number を入力します。あわせて返却日も入力して、Search !
やっぱり…… orz。We could not locate your aggrement. Please verify your information. なんて言われてしまいました……。

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2009年11月26日木曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #72 「来た、見た、通った(←」

通行料がかかったりかからなかったり

カリフォルニア州のフリーウェイは、基本的には無料で通行することができますが、数少ない例外として、カリフォルニア湾やサン・パブロ湾にかかる長大橋(Bay BridgeSan Mateo BridgeDumbarton Bridge そして Richmond - San Rafael Bridge やご存じ Golden Gate Bridge など)は、通行料がかかったりかからなかったりします。

いや、「かかったりかからなかったり」なんていい加減な事ではなくて、実際には「どちらか片方向のみ通行料が課金される」という、日本人にしてみれば何とも面白い、もしかしたら意外と合理的かも知れない仕組みが採用されています。

受益者負担の原則は一方通行(意味不明)

原則としては、サンフランシスコに向かって走る場合に課金される、と見て良さそうです。ですから、Bay Bridge も San Mateo Bridge も、Dumbarton Bridge も Richmond - San Rafael Bridge も、いずれも西行きが「有料」となります。サンフランシスコ湾の出口を南北に結んでいる Golden Gate Bridge は、ナパやソノマからサンフランシスコに向かう、南行きの車線が「有料」となります。

……ということは、リッチモンドからサン・ラファエルに向かって走る場合は、通行料を払う必要があったということになります。うむ(←

のーんすとーっぷげぇー(←

さて(←)、San Mateo Bridge にて渋滞にはまり、Hyundai や KIA の車を見つけてはニヤニヤする(←)のも随分と飽きてきた頃に、ふとフロントガラスにこんなステッカーを見つけました。
Pay Tolls WITHOUT Stopping! とあります。そういえば昔「ノンストップゲーム」というテレビ番組があって横山ノックが出ていたよな、なんてことに思いを馳せることもなく、文面に目を走らせていたのですが、

Your car is equipped with PlatePass®

なぁんて書いてあります。しかも、下のほうをよーく見ると、

Your credit card will be charged for all incurred tolls plus a service fee for each rental day. Go to www.PlatePass.com to print your receipt.

などと書いてあります。そういえば、Hertz で車を借りるときもクレジットカードが必須だったことを思い出しました。なるほど、これはどうやら ETC のようなもので、有料道路の通行料を車を借りた際のクレジットカードにつけてくれるのだ……と理解しました(すごく都合のいい理解の仕方)。

来た、見た、通った(←

確かに、料金所には "FasTrak" と書かれたレーンがあったので、そこをやや速度控えめで通りすぎてみました。……何も起こりません。日本のように「通行料 普通 \300」なんて表示が出るわけもありません。

……少し不安になってきました。そういえば、Hertz の窓口のおばちゃんは色々と教えてくれましたが、「あなたの車には FasTrak が設定済みだからそこを通りなさい」なんてことは一言もありませんでした。
……果たして Bojan は図らずも不正通行をしてしまったのか!? 緊迫の続編を乞う御期待!(←

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2009年11月25日水曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #71 「『リープフログ』と『メークドラマ』の関係を考える(←」

I shall return.

ダグラス・マッカーサーが "I shall return." と言い残しフィリピンから撤退したのは 1942 年のことでした。ここで "I will" ではなく "I shall" という言い回しを使ったところに、マッカーサーの性格の一端がよく現れているように感じられます。

マッカーサーは、一旦はオーストラリアに撤退しますが、二年後、戦局がアメリカ側に好転すると、フィリピンへの反攻を開始します。日本軍はラバウルやトラック島を始めとする南太平洋上の拠点を要塞化し、持久戦を画策しますが、マッカーサーらの取った戦略は、個々の拠点を全て叩き潰す愚は冒さず、ある島は無視し、ある島は積極的攻勢に出ることができない程度に打撃を加えつつ、南太平洋の島々を「蛙跳び」しながらフィリピン奪還へ急ぐ、というものでした。

「リープフログ」と「メークドラマ」の関係を考える

ちなみに、現代では "leapfrog" という単語は「馬跳び」といった意味になっているようです。"leap" が「跳躍」あるいは「跳躍する」という意味で、"frog" はご存じの通り「蛙」という意味ですが、そう考えると語順が変ではありますね。いや、「蛙跳び」だったら "frog jump" とか "frog leap" でいいじゃないですか。

ただ、よくよく考えてみると、世の中には似たような語順の単語?もいくつか見つかります。例えば、長嶋茂雄氏の自作語「メークドラマ」なんかもそうですよね("make drama" ?)。ほかにも「ソープオペラ」とか「バーブ佐竹」とか「リーブ 21」とか……(ぉぃ

お後が宜しいようで(←

何とも変わったデザインの……

さて、バカ話はさておき、MacArthur Fwy を北に進みます。
やがてベイブリッジからのルート(インターステート 80 号線)と合流し、約 5 km ほど (80)(580) の共用区間(Eastshore Fwy)になります。
何とも変わったデザインのコテージだなぁ……なんて間抜けなことを思っていたのですが、これ、どうやら燃料タンクだったそうで(汗)。でも、燃料タンクって海岸沿いの平坦な地形(埋め立て地など)に設置するのがセオリー……じゃないですか?

西行きのみ有料です

さて、ついに Richmond - San Rafael Bridge にやってきました。そういえば、手前に料金所があったような気がしますが、お金を払わずにスルーしたような気が……(←←
何とも重厚そうな作りの橋です。まるで長良大橋のようですね(ちょと違う
インターステート 80 号線のベイブリッジと同じく、上下二層構造になっています。下段の東行き車線は無料で通行できますが、上段の西行き車線は通行料が必要です。いや、でもお金を払わずにスルーしたような気が……(←

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2009年11月24日火曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #70 「実践!リープフログ戦術(違)」

リッチモンド-サン・ラファエル橋への道

さて、ノロノロ運転に辟易しながらオークランド側に渡ったわけですが、次なるターゲットは…… San Pablo 湾を横断する、"Richmond - San Rafael Bridge" の走破です。

ちょうど、「リッチモンド」の文字の左側に (580) と書いてあるあたりが「リッチモンド-サン・ラファエル橋」になります。
えーと、結果的にはこのルートを辿りました。インターステート 880 号線(Nimitz Fwy)からインターステート 580 号線(MacArthur Fwy)の間は、インターステート 238 号をひとっ走りです。

決めごとには何事にも例外がある

さて、この文章で興味深いことが二つほど。まず一つ。インターステート(州間高速道路)の付番規則として、地域レベルでは下二桁が一致する、というものがあります。ですから (80) の近くには (880) だったり (580) があったりするわけですが、ここで何故か (238) という番号のインターステートが出てきました。

……実はこれ、数少ない例外なのだそうです。つまり、本来は

二級州間高速道路
3 桁の番号が付けられた州間高速道路は二級州間高速道路 (Three-digit Interstate Highway) と呼ばれ、一級州間高速道路と直接または二級州間高速道路を介して接続している一級州間高速道路の支線である。二級州間高速道路には州毎に個別の路線番号が付与されるため、同一の路線番号を持つ二級州間高速道路が複数の州に存在する場合もある。ただし同一の州内では同一の路線番号を付与できないため、同一の州に同一の路線番号を持った複数の二級州間高速道路が存在することはない。
(Wikipedia 日本語版「州間高速道路」より引用)
というルールがあるのですね。しかし、

例外
カリフォルニア州オークランドの付近には、本線となる州間高速道路 38 号線が存在しないにも関わらず、州間高速道路 238 号線が存在している。これは、カリフォルニア州道 238 号線が州間高速道路に置換されたためであり、さらに使用可能な適切な番号が存在しなかったためである。
(Wikipedia 日本語版「州間高速道路」より引用)
ということなのだとか。さすがに (1080) を名乗るのは気が引けたんでしょうか。

追憶の南太平洋

あ、それともう一つの「興味深いこと」を書いていなかったですね。……Nimitz Fwy と MacArthur Fwy の由来は、皆さんお気づきですよね。Nimitz はチェスター・ウィリアム・ニミッツのことで、MacArthur はもちろんダグラス・マッカーサーのことです。

……マッカーサーの知名度はさておき、ニミッツ提督がどの程度の知名度があるのか、少々不安だったもので。ちなみに、チェスター・ニミッツは退役後、サンフランシスコとオークランドの間の Yerba Buena 島に居を構えたそうです。Nimitz Fwy は、その Yerba Buena 島を走る Bay Bridge から南東に分岐し、オークランドからサンノゼを結ぶ「二級州間高速道路」の名前になります。

実践!リープフログ戦術(違)

とりあえず、ニミッツは渋滞が酷かったので、迂回してマッカーサーを抜けていきました。要するに、リープフログ戦術です(←

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2009年11月23日月曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #69 「カイロプラクティックでさらに倍!」

まぁ、そんなこともあります

さてさて。San Mateo Bridge は途中で右にカーブしているのですが、このアングルからだとそれがよくわかるかと思います。
そして、最初はそれなりの速度で流れていた J. Arthur Younger Fwy ですが……
段々とノロノロ運転に変わってきました。これだけあちこちに道路網が張り巡らされているにも拘わらず渋滞するとは……。
結局、対岸の Hayward 側に辿り着いてもずーっとこの調子。がらっがらのフリーウェイで気持ちよくドライブ♪という目論見は、見事に崩れ去ったのでした。

カイロプラクティックでさらに倍!

ノロノロ運転なのを良いことに、気になる看板を撮影しまくったりして。こちらは TRAFFIC FINES DOUBLED IN CONSTRUCTION ZONES と書いてあります。えーと「工事区間で交通違反すると罰金ドン! さらに倍!」といった意味でしょうか。
そして、すぐ隣にあった看板がこちら。「"Life Chiropractic College West" はこの出口へ」なんて書いてあるのですが……。いや、まさかこんなところで「カイロプラクティック」なんて単語を目にするとは思わなかったもので。

Here's Why You Never Drive An Import

あまりに退屈だったので、前を走っていた Hyundai Accent をパチリ(死語)。Here's Y U Never Drive An Import. :-)
そうこうしているうちに、ノロノロ運転のまま、インターステート 880 号線(Nimitz Fwy)との合流点にやってきました。前を走る Toyota Tercel があまりに懐かしかったので、こちらもついパチリ(死語)と。Toyota Overcharges You On Their Accessories ! :-)

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2009年11月22日日曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #68 「サン・マテオ・ブリッジ」

「高速道路ではない!」(←

さて。Vista Point にて眺望を満喫した(「素晴らしい眺望」で無いところがポイント)後は、J. Arthur Younger Fwy を "San Mateo Bridge" に向かいます。
"J. Arthur Younger Fwy" こと州道 92 号線は、山あいを走るインターステート 280 号線から、海沿いの国道 101 号線(Bayshore Fwy)とのジャンクションを経由して、San Mateo Bridge に向かいます。山あいから海沿い、ということですから、ちょっとしたダウンヒルコースの趣があるわけなのですが……そういえば、この感覚、どこか似たような道路があったような……。

片側 2 車線で、中央分離帯の代わりに一枚物のコンクリートウォールがあって、ちょいとクネクネしていて下り勾配の連続……そうだ、名阪国道にそっくりじゃないですか。いやー、こんなところで名阪国道と出会えるなんて……(←

航空写真の愉しみ方

さて、州道 92 号線(J. Arthur Younger Fwy)と国道 101 号線(Bayshore Fwy)とのジャンクションですが、航空写真で見るとご覧のような素晴らしい造形だったりします。
まるで、パスタのようなあやとりのような……ですが、私の知る限りでは、日本国内にはこのような構造のジャンクションは無かったような気がします。神戸淡路自動車道の垂水 JCT にも相当な芸術性を感じますが、ここにはもっとシンプルな造形美がありますね。

サン・マテオ・ブリッジ

さて、サン・マテオ・ブリッジにやってきました。この雰囲気は……そうか! どことなく「琵琶湖大橋」に似てますね(←

というわけで、琵琶湖大橋はさておき、サン・マテオ・ブリッジについておさらいを。

History and description
The original bridge, known as the San Francisco Bay Toll-Bridge, was built in 1929, and upon completion was the longest bridge in the world.
(Quoted from Wikipedia, "San Mateo - Hayward Bridge" )

てなわけで、1929 年に完成した時点では「世界一長い橋」だったこともあるのだとか。その割には Wikipedia の「橋の一覧 (長さ順)」には記載が無いのですが、どうやら日本語版には記載が漏れてしまっているようで、英語版 "List of longest bridges in the world" にはしっかりと記載があります。

(おまけ)ダンバートン・ブリッジ

そして、車窓に広がるのは一面の海(サンフランシスコ湾)ですが、遠くにうっすらと Dumbarton Bridge も見えます。

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2009年11月21日土曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #67 「ビスタ・ポイントの真実(←」

The Truth of the Vista Point

というわけで、本日はカリフォルニア州某所(行政区画不明……)の Vista Point からお届けします。まずは軽く航空写真から。
赤くマルをつけた辺です。なるほど、Upper Crystal Springs Reservoir という貯水池の近所なんですね。Wikipedia に記事が立っていて驚いたのですが、人工のため池のようです。

で、どれほど素晴らしい眺望が拝めるのか、という話ですが……まずはこちらをどうぞ。
真っ赤なアクセラ……じゃなくて mazda 3 が眩しいですね。
周りはこんな感じです。売店はおろか、トイレも見あたりません。
インターステート 280 号線とは、ご覧の通り、ちょいと離れたところにあります。

Do Not Trespass !

周りは一面の空き地?のようなのですが、ご覧のようにフェンスが張り巡らされています。しかも、
フェンスの先に不法侵入するな」という無粋な看板まで。

Vista of the Vista Point

ご覧のように、まぁ眺望はそれなり……なのかも知れませんが、
貯水池はこの程度しか見ることができません。

そうか、Vista Point という名前は、確かに「眺望ポイント」と読めますが、「素晴らしい眺望ポイント」とは言っていないので、これはこれで正しいのかも知れません(←

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2009年11月20日金曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #66 「次なる目的地」

サン・マテオ橋

というわけで、次の目的地はとりあえず Sonoma County にある "Infineon Raceway" にしました。Sonoma は San Francisco の北にあるところで、その先にはカリフォルニアワインの産地として有名な Napa Valley があります。

ソノマに向かうためには、いったんサンフランシスコに戻り、ゴールデンゲートブリッジを北に向かうのがセオリー……だと思うのですが、サンフランシスコ湾には他にも気になる橋がいくつかあるので、まずは中でも一番気になる San Mateo Bridge に向かうことにしました。
まずは地図から。サンフランシスコ湾を思いっきり横切っているのが「サン・マテオ橋」です。気になりますよね?

やっぱりこの手の建造物は空から俯瞰して見ないと……ということで、Wikimedia Commons から写真を拝借してきました。ちょうど夕陽が橋の影を海面に投影してくれているおかげで、形も良くわかります。
(Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である JoF 氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。:
This file is licensed under the Creative Commons Attribution 2.0 License.

Vista Point にて絶景を愉しむ(←

ま、とゆことで、San Mateo Bridge の西岸、Foster City に向かいます。国道 101 号線(Bayshore Fwy)はパロアルトに向かう際に走破済みなので、もう一つのメインルート、インターステート 280 号線を北西に向かいます。

地図を見ると一目瞭然なのですが、インターステート(州間高速道路)の付番がいずれも ?80 番なのが手に取るようにわかって面白いです。すごく合理的ですよね。
で、途中で "Vista Point" という案内を見かけました。名前を真に受けると「風光明媚な場所」っぽく感じられたので、二つ目の Vista Point の看板を見かけた時に、あわてて 2 車線ほど左から右に突っ切って、その "Vista Point" に向かってみました。

そういえば、あちこちで "NO LITTERING" という看板を見かけたのですが、なるほど、「ポイ捨て禁止」って意味だったんですね……。ええ、この程度の英文の意味を解さなくても、観光程度であれば何とかやっていけるという証明かもしれません。

まぁ、どれだけ壮大な大パノラマが展開されたかについては、また明日にでも……。あ、オチは色んな意味で期待を裏切ると思いますのでご容赦を。

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2009年11月19日木曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #65 「実録!サンノゼぐるぐる大作戦」

そんなわけで……。「一体誰が楽しめるのか」と思えるネタをひとつ。
San Jose (サンノゼ)の中心部の地図です。果たして、Intel Museum への道のりはどのようなものだったか、実録でご覧いただきましょう。
まず、パロアルト研究所からおもむろにサンノゼ市内に向かっていた時のルートなんですが、この時はフリーウェイではなく一般道を東に向かっていました。ちょうど、ノーマン・Y・ミネタ・サンホセ国際空港のすぐ近所の Burger King までの道筋がこのようになります。

そして、ポイントとしては、Burger King の現在地を地図上に全くプロットできていませんでした(そこまで精密な地図は持っていなかった)。
国道 101 号線に辿り着いたので、とりあえず南行き(東行き)に乗ることにしました。途中、インターステート 280/680 号線と交差するジャンクションがあったので、そこを右折し、サンノゼの市中心部に向かいます。
とある出口で下りたのですが、どうやら間違えたような雰囲気を感じたので、再びインターステート 280 号線を西に向かい、再度出口から流出します。
ここで、完全に方向を見誤ったと認識したため、U ターンを試みます。

インターステート 280 号線(Sinclair Fwy)を逆に戻り、国道 87 号線(Guadalupe Pkwy)を北に向かったつもりが、気がつけばなんと南向きに。完全に混乱しながら、あわてて出口から流出し、またも U ターンを試みます。
国道 87 号線(Guadalupe Pkwy)から再度インターステート 280 号線(Sinclair Fwy)を経由して、国道 101 号線(Bayshore Fwy)をサンフランシスコ方面に戻ります。

Intel Museum の場所は、Sinclair Fwy と Bayshore Fwy のジャンクションよりもサンフランシスコ寄りだ、ということはガイドブックの地図から認識できたので、あとは「適切な距離」を走行後に流出すれば、Intel Museum がある筈です。

「適切な距離」を走ったつもりで流出したのですが、結局、やや手前の出口で下りてしまい、またも一般道をグルグル走り回る羽目に……。

ここでやむなく、Hertz Neverlost に電話番号を入力し、道筋をナビゲーションして貰うことにしました。
結論から言えば、インテルミュージアムの場所は、昼ご飯を食べたバーガーキングからそれほど遠くないところにあったのでした。バーガーキングの場所を正確に把握できていれば、こんなに迷うことは無かったんですよね……。アメリカのカーナビはしょぼい!などと文句を垂れていた割に、結局は大変お世話になってしまった、というオチでした。orz

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