2012年5月11日金曜日

泰緬鉄道乗車記 (21) 「幻のワンヤイ駅」

ワンポウ、ワンヤイ、そしてナムトク

かつての「泰緬連接鉄道」の一部で、現在は「タイ国鉄ナムトク線」(だったと思う)となっている区間を、終点のナムトクまで向かいます。
「ワンポウ」を過ぎたので、あとは「ワンヤイ」を過ぎれば、(現在の)終点「ナムトク」に到着です。

列車は一面の大自然の中、上り勾配を全力で駆け上がります。
ちなみに、このディーゼル機関車はかなり優秀なのか、急勾配でもそれほど速度を落とすこと無く駆け上がっていました。意外と馬力があるのかもしれません。

Goa Mahamongkol 駅

樹木の代わりに「竹」が増えてきました。
ちょっとした峠を越えて、数分後……
Goa Mahamongkol 駅に到着しました。Mahamongkol という地名があるので、もしかしたら「──口」という意味なのかもしれませんね。

いつの間にか 28 分遅れ

この駅でも、たくさんのお客さんが降りて行きました。
そして、待合室には何故か犬の姿も。
さらに……ご丁寧なことに、時刻表もありました。なんと到着時刻と発車時刻の両方が書いてあります。……どれも 1 分違いのようですが。
我らが 257 列車は 12:12 着で 12:13 発のようです。この写真を撮影したのが 12:40 なんですが……(汗)。定刻に出発したのに、いつの間にか 30 分近く遅れてしまっています。うーむ。

幻の Wang Yai 駅

Goa Mahamongkol 駅を出ると、しばらく平野部が続きます。
「泰緬鉄道要図」にも記載があった Wang Yai 駅が見えてきました……が、
あっさりと通過してしまいました。Google Map にも駅としての記載は見当たらないので、もしかしたら廃駅に近いのかも知れません。

さぁ、次は終点のナムトクです!

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