2013年12月31日火曜日

利尻・礼文の旅 2012/夏 (173) 「ノシャップ岬」

あの煙突のような建物は……?

ノシャップ岬の近くまでやってきました。赤白の煙突のような建物が見えますね。あれは……何でしたっけ? 灯台?
もうちょいと進んで、「ノシャップ寒流水族館」の前にやってきました。お隣には「稚内市青少年科学館」もありますね。
どっちだったかなぁ。以前に来た時には、確か「──水族館」をパスして「──青少年科学館」だけ見学したような気がします。映画「南極物語」で一躍有名になった樺太犬の展示があったんですよね。確か別館のような建物で。

ノシャップ岬

何故か、岬の北端ではなく西側にモニュメントのある一角があります。
ただいま 16 時 16 分。あいにくの曇り空です。
カタカナで「ノシャップ岬」と記されていますね。漢字だと「野寒布岬」なのですが、根室の「納沙布岬」と間違えそうなので、カタカナの方が助かります。

狙った……かな?

トイレもあるのですが、実はこのトイレ、空から見ると北海道っぽい形をしています。偶然なのか、それとも狙ったのか……。
こんな形なのですが、どう思われますか?

ちょいと南へ

日の出と日の入りが早い北海道ですが、さすがにもう少し動き回れそうですね。まずは宿の場所をチェックしてから、少し土地勘を養いに行きましょうか。
稚内駐屯地のメロン……じゃなくてレーダーサイトが見えますね。それにしても、とても不安をかき立てる写真ですよね、これ。
ここからは、日本海沿いを南下してみましょう。

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2013年12月30日月曜日

利尻・礼文の旅 2012/夏 (172) 「駐屯地と女の子」

北海道に再上陸!

フェリーは 15:45 に稚内着の予定だったのですが、出発が少し遅れた関係で到着も少し遅れ気味でした(車両甲板に戻ったのが 15:55 頃)。着岸後は、粛々とランプウェイが準備されるのを待つばかりです。
ついに下船です。北海道に再上陸!

ここから先は

この日のお宿は岬の向こう側、ということで、まずはノシャップ岬に向かいます。
目の前を珍しい車が走っていたので、つい撮影を……。

まずはノシャップ岬へ

ノシャップ岬に向かって北上します。お、またしても宗谷バスさんの路線バスですね(笑)。
セイコーマートは、もちろん稚内にもお店があります。このお店は稚内でも北の方に位置していますが、日本最北では無さそうですね。

駐屯地と女の子

左手に自衛隊の駐屯地が見えてきました(船からもレーダーサイトが見えますね)。
……基地横の歩道に、自転車に乗った小学生くらいの女の子が。ちょっと意外な組み合わせでしたが、駐屯地の反対側は普通に民家が建ち並んでいるんですよね。
さぁ、道道がゆるーくカーブしたところに交差点があります。交差点を右折して北に進むと「ノシャップ岬」が見えてきます。

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2013年12月29日日曜日

利尻・礼文の旅 2012/夏 (171) 「絨毯敷きの『1 等和室』」

絨毯敷きの「1 等和室」へ

稚内行きのハートランドフェリー「フィルイーズ宗谷」に乗船しました。さっそく客室に向かいます。
フィルイーズ宗谷には「特別室」をはじめ、様々な客室があるのですが、今回選んだのはこちらです。
はい。「1 等和室」です。「和室」と言いながら絨毯敷きなのですが、「2 等船室」と違うところは一応クローズドな「部屋」になっているところと、枕と毛布のセットが最初から用意されているところです。
というわけで、窓際の場所に陣取って……
おやすみなさ~い。
実際の話、ちょっと疲れていたのと、海が思った以上に荒れていて結構身体がきつかったのですね。なので、軽~く仮眠を取らせてもらいました。

どのあたりが「和室」?

「和室」とは言いながら、窓はふつーの船室と何ら違いは……
ありました(笑)。ご覧の通り、障子が用意されているので、俄然和室っぽい雰囲気が高まりますね。

体調管理を大切に

出港してから 1 時間半近く、海は今までよりもうねっていたように感じられました。
フェリーには何度も乗っている筈なのですが、この時ばかりは少し気分が悪くなりましたね……。でも、ゆっくりと横になって仮眠も取れたので、大事にならずに済みました。やっぱり身体を伸ばして横になれるのは重要ですねー。

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2013年12月28日土曜日

利尻・礼文の旅 2012/夏 (170) 「乗船完了」

大型車から乗船開始

稚内行きフェリーの乗船が始まりました。ハートランドフェリーは後進乗船が基本です。
あ、徒歩での乗船も始まったようですね。確かにこれだと寒空の中での乗船は身体にきつそうです。早くボーディングブリッジができるといいですね(と言ったところで予定が早くなるわけでもありませんが)。
車両甲板への積み込みは、船体のバランスに及ぼす影響が大きいと考えられる大型車両が優先です。大型トレーラーも器用にバックしながら乗船していきます。
ん、なにやら赤い文字で書いてありますが……
上のほうは中国語ですよね。見たところふつーの国内用トレーラーに見えたのですが、ちょっと不思議な感じです。

乗船完了!

大型車両の積み込みが終わったところで、ようやく乗船です。
両脇に大型車両が並ぶ中、ゆっくりとバックしていきます。
車輪の前にしっかりと車止めがセットされました。
もちろん、後輪にも。これで多少船体が動揺しても安心ですね。

では、船室へ

立派な防水扉の横を通って、船室に向かいましょう。

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2013年12月27日金曜日

利尻・礼文の旅 2012/夏 (169) 「売店でお買い物!」

売店でお買い物!

乗船手続きをさっさと済ませたので、あとは……買い物です! 実は、売店は(仮)ターミナルの隣にあるのです。こちら、なのですが……
んー、もうちょっと大きいお店を想像してました(汗)。いや、礼文の香深港には「土産物屋街」があったじゃないですか。同程度か、それ以上の規模のお店があっても良い筈なんですよねぇ。不思議なことです。

離島者専用……?

車検証片手に車に戻ろうとしたところ、こんなものを見かけました。
「離島者専用駐車場」とあります。なるほど、島民の方はここの駐車場を使うことができるのですね。「離島者専用」と銘打ってあるあたり、なかなか親切ですね。
それにしても、このリスの絵、利尻町の見返台園地に向かう道でも見かけたのですが、何のキャラなんでしょう……?

出かけるときは忘れずに

フェリーに乗船する前に行っておくべき作業と言えば……?
そう、カーナビの目的地設定です。下船前に済ませておけばいいのですが、時間がなかったり、うっかり忘れたりすることもあるので、乗船前の待ち時間に下船後の目的地をセットしておくのがお薦めです。

フィルイーズ宗谷、到着

出港 30 分前に、早くも待機場所でスタンバイ状態だったのですが、
ものの 10 分も経たない内に、ハートランドフェリー「フィルイーズ宗谷」がやってきました。礼文島の香深から、鴛泊経由で稚内に向かう便です。

例によって、クルっと向きを変えて……
ロープをボラードに引っかけて……
ランプウェイが下りてきました。準備完了ですね。
まずは礼文から利尻への車の下船からです。

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2013年12月26日木曜日

利尻・礼文の旅 2012/夏 (168) 「蟻の穴から山も崩れる」

乗船手続き完了!

利尻島鴛泊から稚内へ向かうべく、乗船手続きを行います。
外見は思いっきりプレハブですが、中はご覧の通り、なかなか綺麗です。
予約はもちろん、すでにクレジットカードで支払いも済ませているので、乗船手続きは車検証で車両の長さをチェックするくらいです。というわけで、一瞬で終わりました。

プレハブである理由は

鴛泊港フェリーターミナルがプレハブ造りなのは、新ターミナルが完成するまでの一時的なものだから、です。供用開始は平成 26 年 4 月と言いますから、現時点でも未完成なのでしょうね。
なるほど、バリアフリー化と悪天候時の安全な乗船を可能とするために、ボーディングブリッジを設けるのですね。特にお年寄りや身体の具合の悪い人にとっては助かる話です。

意地の張り合い!?

「仮ターミナル」とは言え、利尻島の玄関口であることには違いは無いので、立派な観光案内図も用意されています。面白いのが「利尻富士町」とあることで……。確かに鴛泊は利尻富士町なのですが、利尻島の 4 割強を占める「利尻町」の文字が含まれていないところに、お互いの意地が透けて見えるようで興味深いです。

蟻の穴から……

「利尻島」と言えば「利尻富士」ということで、登山情報なども掲示されているのですが……
これはちょっと惜しい感じが(笑)。
ちなみに、スットクもといストックにゴムキャップをつけるのは、地面をストックで損傷することの無いように、ということだったと思います。地面をストックで突いてしまうと、地面に穴が空いたりひび割れたりしてしまって、そこに雨水が流れ込んでしまうと、水の浸食作用でやがては崩れてしまいます。

「ほんの一突きで何を大げさな……」という感想を持たれるかもしれませんが、これこそリアルに「蟻の穴から堤も崩れる」なのですね。利尻登山を試みる人は少なくないので、たかがストックでも馬鹿にならない、という話のようです。

利尻島は他の陸地と繋がっていない期間が比較的長いらしく、お隣の礼文島と同様に動植物に固有種や希少種が多いようです。今では毎日のようにフェリーで人が往来しているので、固有種にとっては外来種との生存競争に巻き込まれることになってしまいますね。貴重な自然は愛でるだけにしたいものです。

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