月山と鳥海山と西津軽 (53) 「広く知られた難読地名」

国道 101 号で青森市に向かいます。青森市まであと 106 km というのは「ふーん」という感じですが、隣町の鰺ヶ沢まで 50 km ということを考えると、近い……のかも？

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

ウェスパ椿山

前方に、またしても歩道橋っぽいものが見えてきましたが……。

この橋は一体何なんでしょう。単なる歩道橋でもなさそうですが……？

橋には「展望モノレールしらかみ号」という横断幕が掲げられていました。コンクリートの橋桁はあくまでおまけで、メインはその上のモノレールっぽいですね。

「WesPa 椿山」という看板には「ガラス工房」「展望台」「風車の丘」「スロープカー」「昆虫館・昆虫園」「レストラン」「物産館」「コテージ」「展望風呂」そして「JR 椿山駅」とあります。これまた「何でもござれ」の複合施設っぽいですが、なんとこの「ウェスパ椿山」は 2020 年 10 月末で閉鎖されたとのこと（！）。

あと「椿山」は近くに存在する岩山の名称で、「椿山（ちんざん）荘」は無関係だということを今頃知りました（汗）。

1.7 km ほど先（NTT の電話交換所の近くとのこと）にも看板が立っていて、この先のスポットを案内しているのですが……

1 km 先にあるとされた「ラーメン 101」ですが、Google マップの情報では「閉業」となっていますね……。

広く知られた難読地名

深浦町艫作（へなし）にやってきました。難読地名として広く知られたところですが、故にあまり難読では無いというパラドックスも……。

例の「深浦マグロ」には「舮（・）作」と書かれていました。地理院地図では「舮作」「舮作崎」で、駅名は「艫（・）作駅」とのこと。当用漢字（常用漢字）絡みの何かかなぁと思ったのですが、「舮」の字も当用漢字・常用漢字には含まれないそうで……。

後ろの「不老ふ死温泉」も「ふ」の字が気になるのですが、公正競争規約関連で物言いがついた……みたいなことがあったんでしょうか。

密出入国防止（！）

国道 101 号を更に北に向かいます。106 系標識の「景勝地」枠？は今回も「千畳敷」です。

緩やかな左カーブの途中に看板が立っていましたが……

なんと「密出入国防止」の看板でした。実際に密入国の例もありますし、深浦には 2007 年に北朝鮮から漁船が流れ着いたこともあったのだとか。

マグロ直売所

「ラーメン 101」があったらしい駐車場の前を通過します。前方には「あおもり海山水産加工センター」があるそうで……

「マグロ直売所」との横断幕が掲げられています。「本マグロ 解体販売中」とのことですが、ストリートビューではそれらしき横断幕は確認できません。時期を選ぶのかも……？

前方に海が見えてきました。海沿いの国道なので当たり前の筈ですが、ここしばらく海があまり見えなかったような……。あと非常にわかりづらいですが、右カーブの手前で JR 五能線をオーバーパスしています。

No. 53 横磯踏切

「活彩あおもり」の景勝地案内は「十三湖」と「千畳敷」が並びます。「千畳敷」は「十二（・）湖」と同レベル、あるいはそれ以上の扱いのように思われるのですが……。

JR 五能線の踏切が近づいてきました。「No. 53 横磯踏切」とあります。

「横磯踏切」を渡ります。このあたりでは、線路と国道はどちらも標高 30 m ほどの高台を通っています。

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