2021年5月31日月曜日

阪九フェリー「やまと」1 等洋室乗船記(船内ウロウロ編)

部屋に荷物を置いたので、次は夕食!……と行きたいところですが、レストランの営業開始は 20:30 からとのこと。20 分ほど時間があるので、少し船内をウロウロしてみましょうか。
レストランは 6 甲板(6F)の後方にありますが、まだ営業を開始していません。
ということで回れ右をすると……エントランスロビーの吹き抜けが見えます。5 甲板から 7 甲板の間を結ぶエレベーターが見えますね。
更に 90 度右に向きを変えると……液晶テレビに「やまと」の現在位置が表示されています。出港は 21 時の予定なので、まだ接岸中のままなんですけどね。

自販機コーナー(6 甲板)

液晶ディスプレイの隣、右舷の「プロムナード」に向かう通路沿いには自販機が設置されています。
気になるお値段ですが……ご安心下さい。謎に高かったりすることは無く、むしろ一部、安くなっている商品もあります。

記念撮影コーナー・喫煙コーナー

ちなみに自販機コーナーの先には記念写真用のコスプレコーナーもあります。
船内の案内図では「自販機コーナー」の隣に「ドリンクコーナー」があることになっていますが、これはどう見ても「喫煙コーナー」ですよね(ドア横にも「喫煙コーナー」と掲出してあります)。

売店・ゲームコーナー

ワンフロア下の 5 甲板にやってきました。エントランスロビーの「案内所」の右隣には「売店」があります。遠目から見ても品揃えの豊富さがわかりますね。
案内所の左にはドライバー室への通路があり、その隣にはゲームコーナーがあります。ゲームコーナーの手前には高額紙幣にも対応した両替機が設置されているので、小銭を切らしていても安心です(船内では電子マネーやクレジットカードは使えない……筈です)。

自販機コーナー(5 甲板)

ゲームコーナーの隣にも自販機コーナーがあります。
5 甲板の自販機コーナーは清涼飲料水・アルコール類の他にも……
アイスクリームの自販機があったり……
日清食品の「カップヌードル」や「どん兵衛」の自販機もあります。

「リ」で始まる部屋

5 甲板には「案内所」「売店」「ゲームコーナー」「自販機コーナー」の他に「キッズルーム」と「リラックスルーム」もあります。あ、コインロッカーも見えていますね。
ちなみにこの「リラックスルーム」ですが、船内の案内図には「リフレッシュルーム」とあり、船内に掲出されていたポスターには「リクライニングルームにて」と書かれています。要は「リ」で始まる部屋、と理解すれば良さそうです(ぉぃ)。
まぁ、でもこういった「ゆるさ」は「ゆったり感」にも通じるところがあって、個人的には割と好きだったりします。おおらかな感じがして、いいじゃないですか。

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2021年5月30日日曜日

北海道のアイヌ語地名 (836) 「パンケカヨナイ川・イソシケプンナイ川・クサウンナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。

パンケカヨナイ川

panke-e-kay-nay?
川下側の・頭・折れている・川
(? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり)
徳志別川を中流部から上流部に遡り、道道 120 号「美深中頓別線」の「天の川トンネル」(旧・美幸線のトンネルを改築したもの)のあたりから更に 1.2 km ほど遡ったところで徳志別川に合流する南支流(東支流)の名前です。

徳志別川の中流部には「オフンタルマナイ川」や「タチカラウシナイ川」などの川が存在しますが、いずれも松浦武四郎の記録には出てこない名前です。

ただ、この「パンケカヨナイ川」については、幸いなことに明治時代の地形図に「パンケエカヨナイ」と描かれていました。なるほど、「エ」が抜け落ちたんですね。

音からは panke-e-kay-nay で「川下側の・頭・折れている・川」あたりでしょうか。ただこれだと「パンケエカイナイ」になってしまうので、あるいは強勢の -o が間に入ったのかもしれません。

「頭が折れている」をどう解釈するかですが、知里さんの「──小辞典」には次のように記されていました。

e-kay-nupuri エかィヌプリ 【チカブミ】頂上が平になっている山。[頭が・折れている・山]
(知里真志保「地名アイヌ語小辞典」北海道出版企画センター p.24 より引用)
そう言われてみると、確かに「パンケカヨナイ川」の水源も……

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
妙にフラットですね。また、上流側には「ペンケカヨナイ川」もあるのですが、その水源も……

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
水源と言うか鞍部なんですが、鞍部にしてはかなりフラットな形状です。

イソシケプンナイ川

e-soske-p-un-nay?
頭・剥げている・もの・そこに入る・川
(? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり)
徳志別川の南支流(東支流)で、「パンケカヨナイ川」の西側(上流側)を流れています。この川も「東西蝦夷山川地理取調図」などには記載がありませんが、明治時代の地形図には「イソシケプンナイ」と描かれていました。

「イソシケプンナイ」を素直に解釈すると e-soske-p-un-nay で「頭・剥げている・もの・そこに入る・川」あたりでしょうか。「頭が剥げている」というのは酷い言い様ですが、水源部にがけ崩れがあった、とも考えられそうです。

全く違う読み方をすれば、iso-sike-pu-un-nay で「獲物・背負う・倉・ある・川」と読めなくも無いかも知れません。「獲物・背負う・倉」というのは変な感じもしますが、sike を「背負う」ではなく「荷物」と考えれば「獲物・荷物・倉」となり、極地探検の際の食料貯蔵庫のような雰囲気が出てくるかもしれません。

また、「エゾフクロウ」を意味する iso-sanke-chikap という語があるそうです。iso-sanke-kamuy と呼ぶ場合もあるとかで、「獲物・出す・鳥(神)」と解釈できるとのこと。

中川先生の「アイヌ語千歳方言辞典」には次のように記されていました。

イソサンケチカㇷ゚ isosankecikap 【名】 エゾフクロウ;ペウレㇷ゚ チコイキ! pewrep ci=koyki!「子グマを捕ったぞ!」と鳴き、近くにクマがいることを人間に教えてくれる。それを無視して山を下りようとすると、どこまでも追いかけてきて、「戻って捕れ」と鳴き続けるという。ユㇰチカㇷ゚ yukcikap というのも同じ鳥だと言う。<iso「獲物」sanke「~を下ろす」kamuy「カムイ」。
(中川裕「アイヌ語千歳方言辞典」草風館 p.34 より引用)
この iso-sanke-chikap-sanke を略したら「イソチカプ」になるので、{iso(-sanke)-chikap}-un-nay で「エゾフクロウ・いる・川」なのだ……というストーリーも、「はげ頭の入り口」よりは夢があって面白いかなぁ、などと(ぉぃ)。

クサウンナイ川

kucha-un-nay?
山小屋・そこにある・川
(? = 典拠あるが疑問点あり、類型あり)
徳志別川の支流のうち、地理院地図に名前のあるものとしては最も上流部を流れる川の名前です。徳志別川の南支流で、ペンケカヨナイ川の西隣を流れています。

明治時代の地形図でも「クサウンナイ」という名前で描かれていました。「北海道地名誌」によると、次のように解釈できるとのことですが……

 クサウンナイ川 徳志別川上流右小川。舟の渡し場ある川の意。
(NHK 北海道本部・編「北海道地名誌」北海教育評論社 p.414 より引用)
確かにそう解釈できるのは理解できるのですが、これだけの山の中、舟で渡るような場所では無いと思われるのですが……。

kus-an-nay で「向こう側・にある・川」と読めるかもしれませんし、あるいは kus-un-nay で「向こう側・そこに入る・川」と読めそうな気もしますが、いずれも「クサンナイ」あるいは「クシュンナイ」となりそうなところが弱い感じがします。

となると kucha-un-nay で「山小屋・そこにある・川」あたりが最も自然でしょうか……。

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2021年5月29日土曜日

北海道のアイヌ語地名 (835) 「トドロケン川・ユクシュナイ川」

やあ皆さん、アイヌ語の森へ、ようこそ。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
地図をクリックしたら地理院地図に飛べたりします。

トドロケン川

tu-utur-{un-ke}??
峰・間・{そこに入れる}
(?? = 典拠あるが疑問点あり、類型未確認)
徳志別川の西支流で、水源は歌登山の東側にあります。地理院地図には川として描かれていますが、川名は記されていません。

「東西蝦夷山川地理取調図」には「トントラウンケ」という川が描かれていました。ただ「ユツクシナイ」よりも上流側の川として描かれています。「トントラウンケ」が「トドロケン川」のことと考えるのは少々無理があるようにも思えますが、他にそれらしい記録が見当たらないこともあり、何らかの関連性があると考えるべきかもしれません。

永田地名解には、「トントラウンケ」と「トドロケン川」の間のミッシング・リンクを繋げるかもしれない内容が記されていました。

Tondoroshike  トント゚ロシケ  水ナキ小川
永田方正北海道蝦夷語地名解」国書刊行会 p.441 より引用)
永田地名解、時折「地名解」の体をなしてない(意味を説明していない)時があるのですが、今回もそんな感じがしてきました。それはさておき、明治時代の地形図を見てみると、「トントロシケ」は現在の「トドロケン川」よりも南側(上流側)の「東支流」として描かれていることに気づきました。「東西蝦夷──」では「西支流」として描かれているため、既に川名の「漂流」が始まっていたと考えられそうです。

「トントラウンケ」ですが、tu-utur-{un-ke} で「峰・間・{そこに入れる}」と読めそうな気がします。そう仮定した上で地形図を見てみると、現在の「トドロケン川」のことを指していたとも考えられそうなんですよね。

ただ、峰(尾根)の間を流れる川は他にもありますし、明治時代の地形図が「トントロシケ」として描いたあたりにも tu-utur-{un-ke} と呼べそうな地形があります。こればかりは何とも言えないですね……。

ユクシュナイ川

yuk-us-nay
鹿・多くいる・川
(典拠あり、類型あり)
トドロケン川の南隣を流れる川の名前です。元々は徳志別川の西支流だったと思われますが、現在は徳志別川に合流する直前で北に向きを変えて、トドロケン川に向かっています。

「東西蝦夷山川地理取調図」には「ユツクシナイ」という名前で描かれていました。「竹四郎廻浦日記」にも詳細が記されていたので、引用しておきましょう。

 此川筋の後ろはテシホ川筋イコウシヘツと云に当ると。其河源迄種々の難所有と。
松浦武四郎・著 高倉新一郎・解読「竹四郎廻浦日記 下」北海道出版企画センター p.326 より引用)
これは「トホシベツ」、つまり現在の「徳志別川」について記した部分ですが、徳志別川を遡ると天塩川筋の「イコウシヘツ」に出るとあります。実際に「徳志別川」を水源まで遡ると「函岳」の南側に出るのですが、分水嶺を越えると美深町の「ペペケナイ川」の流域に出ます。

「東西蝦夷山川地理取調図」で「イコウシヘツ」らしき川を探してみると、音威子府川の源流部に「イマウシヘツ」という川が見つかりました。ただ「イマウシヘツ」の向かい側は中頓別町なので、当時の地理認識が不正確だったか、あるいは未確認の「イコウシヘツ」があったのかもしれません。

二日上りてニセイケシユ(マ)と云、是ま刳木舟にて行と。其より歩行路字ユツクシナイ(小沢)、シユイカルウシ(小沢)、インカルウシ(小沢)等云辺り皆椴松・赤楊・樺木のみ。
(松浦武四郎・著 高倉新一郎・解読「竹四郎廻浦日記 下」北海道出版企画センター p.326 より引用)
なんだか「魏志倭人伝」を読んでいるような感じになってきましたが……。「ニセイケシヨマ」は「東西蝦夷──」にも最も上流側の支流として描かれています。徳志別川の上流部まで舟で二日かかるというのは理解できるのですが、この文面からは「ユツクシナイ」が「ニセイケシユマ」の先にあるように読み取れないでしょうか?

仮に「ユツクシナイ」が「ニセイケシユマ」の先にあったのであれば、「東西蝦夷──」の内容が根底から覆ることになってしまうのですが……。

ということで、現在の「ユクシュナイ川」が「ユツクシナイ」と同一の川であるかは少々疑わしくなりましたが、想定される意味は明瞭だと思われます。永田地名解には次のように記されていました。

Yuk ush pet  ユㇰ ウㇱュ ペッ  鹿川
(永田方正「北海道蝦夷語地名解」国書刊行会 p.441 より引用)
まぁ、そうでしょうね。yuk-us-nay で「鹿・多くいる・川」か、あるいは yuk-kus-nay で「鹿・通行する・川」だったかもしれません。

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2021年5月28日金曜日

阪九フェリー「やまと」1 等洋室乗船記(お部屋編)

5F の案内所で鍵を受け取ったので、早速部屋に向かいましょう。部屋は 6F 右舷の前の方っぽいです。エレベーターもありますが、ここは敢えて階段で。
部屋に到着しました。今回の 1 等洋室の定員は 2 名ですが、3 名定員の部屋もあるようです。
中に入ってみると……あっ、これは……新日本海フェリーの「ステートルーム」とそっくりですね!
ただ、新日本海フェリーの「ステートルーム」は海を見ることができない「ステート B(インサイド)」というグレードもありましたが、阪九フェリー「やまと」の「1 等洋室」は全室オーシャンビューのようです

ソファーが!

室内構造ですが、窓側に頭の位置が来るベッドが 2 つ、手前にはテレビとテーブル、そして……
なんとソファーが設置されています。これは新日本海フェリーの「ステート」には無かったものですね。ソファーに腰掛ける時間はそれほど無さそうな気もしますが、かばんを置くのに良さそうかも。
他に細かいところを比べてみると、新日本海フェリーの「ステート」には洗面台がありましたが、阪九フェリー「やまと」の「1 等洋室」には洗面台の設置はありません。乗船時間がほぼ一晩で済む阪九フェリーと、ほぼ一日かかる新日本海フェリーでは、やはり必要とされる設備が違ってくる、ということなんでしょうね。

(2021/6 追記)洗面台ですが、ちゃんと部屋ごとに用意されていました。確認ミスで申し訳ありません……。

ベッドとベッドの間には

ベッドの間の台には、湯呑とポットが置かれています。お湯は給湯室でどうぞ……ということなんでしょうね。
ビジネスホテルで良く見かけるアラームとスイッチ類が一体になったものですが、どうしても経年劣化が目立ってしまう、というところでしょうか。
ちなみに今頃気づいたんですが、今回ご紹介している「やまと」は 2003 年 3 月に就航した「初代」で、2020 年 6 月に神戸航路に就航した 2 代目の「やまと」とは異なります(すいません)。乗船した時点でまもなく 17 年目に入ろうか……というタイミングだったので、ある程度くたびれた感じになるのはしょうがないですよね。

コンセント付き読書灯

ベッドの幅は…… 1 メートルくらいでしょうか。めちゃくちゃ広くは無いですが、それでも昔の「ブルートレイン」の「B 寝台」よりは遥かに広いんですよね。
このレイアウトであれば、ベッドとベッドの間に電気スタンドが配置されるケースが多いのですが、この部屋の場合は読書灯がそれぞれのベッド脇に設けられています。
読書灯のスイッチの横にも電源コンセントが。これは嬉しい人が多いのでは……?

寝テレビもあり?

そして、ベッドの手前にはソファーが設置されているのですが……
ソファーの向かいにはテーブルと、その奥にはテレビ台が。
テレビ台には液晶テレビが置かれているのですが……
向きを自在に回転できるようになっています。この向きだとベッドに寝転がりながらテレビを見ることもできそうですね。

スリッパの利用は船内のみ

テレビの手前にはバスケットが置いてあり、スリッパなどの備品が用意されています。
スリッパの利用は船内のみとありますが……ということは、スリッパでレストランの利用も OK なんでしょうか?

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2021年5月27日木曜日

阪九フェリー「やまと」1 等洋室乗船記(いざ船内へ!編)

4 甲板の右舷に車を停めたのですが、右舷は既に他の車でいっぱいなので、左舷を抜けて船内入口に向かいます。まだ車輌積み込みの途中とは言え、右側ばかり車を入れてしまって、バランスは大丈夫なんでしょうか……?
あ、もっとも重量のありそうなトレーラーが左右の端に配置済みなんですね。中心部に近い位置の乗用車の配置が一時的にアンバランスになっても、そこまで重大な問題にはならない、ということなんでしょうか。

4 甲板は「カモメ」

車輌甲板の中央部に近い「旅客入口」の前にやってきました。早速中に入ってみましょう。
中には階段とエレベーターが。荷物があるのでここは無理せずエレベーターのお世話になることにしましょう。
エレベーターの横にはカモメ?のイラストが。車輌甲板が 2 甲板・3 甲板・4 甲板の 3 階層あるので、間違えないように覚えやすくした……ということなんでしょうね。
ちなみに、ショッピングセンターの駐車場などでおなじみのアレ……そう言えば、正式名称は何なんでしょうね……も配布されていました。これでどのフロアに車を置いたか、うっかり忘れてしまっても安心です。

5 甲板は「カニ」

案内所のある 5 甲板にやってきました。
5 甲板のアイコン?は「カニ」のようです。一番わかりやすい絵柄を持ってきましたね……!

廊下を歩いてエントランスロビーへ

では、前方にある「案内所」に向かいましょう。
案内所のある「エントランスロビー」に向かう廊下を歩きます。実は右隣もドライバー室につながる廊下らしいのですが、間に壁を設けて「ドライバー室」のドアが見えないようになっています。
廊下の途中には「船内カラオケルーム」の宣伝が貼ってありました。「『やまと・つくし』には常に最新曲を取り揃えております」とのこと。詳しくは案内所まで。

案内所で鍵の受け取り

5 甲板の中央部に位置する「エントランスロビー」にやってきました。上層階に向かう階段・エレベーターや案内所、売店、チルドレンルームなどのあるエリアです。
まずは「案内所」(FRONT)で個室の鍵を受け取ります。
鍵はカードキーではなく、昔ながらのシリンダータイプのものです。

部屋へ!

鍵を受け取ったので、部屋に向かいましょう(荷物を置かないと……)。1 等室は 6F ですから、ひとつ上の階ですね。
左側に「お客様アンケート」が配布されていました。「新しくなりました!!」とアピールしているのが微笑ましいですね(以前に回答した人にも改めて回答をしてもらおう、という意味だと思いますが)。

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2021年5月26日水曜日

阪九フェリー「やまと」1 等洋室乗船記(車輌甲板編)

阪九フェリー「やまと」への乗船開始は 20 時と聞いていましたが、ほぼ 20 時ぴったりに前の車が動き始めました。
乗船券を確認後、スロープに向かいます。
前の車が見えなくなってしまいましたが、この先の角を左に曲がった筈です。

平城京風?の赤い欄干

左折すると、スロープと、その向こうに「やまと」が見えてきました。
「徐行」は良く見かけますが、30 t の重量制限標識と 4.0 m(だと思う)の高さ制限標識があるのは割と珍しいような……(気づいてないだけかもしれませんが)。
よく見るとスロープの欄干も京都風、いや、平城京風?になっています。

謎の一時停止

どうやら先行車は停止しているようですが……。
おっ、動き始めましたね。
あれっ、今度は自車が止められてしまいました。どうやらタイミングを見計らいつつ通しているような感じですが……
なるほど、7 番レーンに車を停めたお客さんが、6 番レーンを横断して客室入り口に向かっているので、安全のため車輌の通行を止めているのですね。

徐行で Go !

人通りが少なくなったタイミングで Go が出ました。徐行して進むことにしましょう。
6 番レーンを船尾方向に向かって進みます。それにしても、いつの間にこんなに多くの車が乗船を終えていたのでしょう……? フェリーターミナルに到着した時は割と早いほうだと思っていたのですが……。

駐車完了!

前方に係の人が見えてきました。ゆっくりと前進を続けます。
右手で停止位置を示しながら、左手で「おいでおいて」をしています。最徐行で前進しましょう。
左手で「Stop」を頂きましたので駐車完了です。前方に隙間を残した状態で駐車するのも妙な感じがしたのですが、その謎はいずれ解き明かされる……かもしれませんし、忘れているかもしれません(ぉぃ)。
では、ちゃっちゃと荷物をまとめて客室に向かいましょう!

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