2025年5月13日火曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

夏の東北・北海道の旅 2017 (3) 「鈴鹿本線料金所跡」

 

亀山 JCT. を通過しました。この先、鈴鹿 IC から 3 km ほど渋滞とのことですが……
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

予告通り、渋滞が発生していました。左側に小さく「鈴鹿市」のカントリーサインが見えています。
ついに完全にノロノロ運転になってしまいました。

2 km の「加速車線」

ところが、一番左の加速車線は渋滞していません。
本線が渋滞している場合、ギリギリまで加速車線を走るのが良い……とされていますが、渋滞している車を横目に加速車線を進むことに罪悪感を感じる人が少なくないのか、すぐに(渋滞中の)本線に割り込もうとするドライバーが多いんですよね。
ところが亀山 JCT. の「加速車線」は 2 km 近くもあるので(当初からそうだったか、あるいは後に延長されたのか……後者のような気がするのですが)、ずっと加速車線で粘るのが大正解だったりします。

「鈴鹿本線料金所」跡

亀山 JCT. から伸びる「2 km の加速車線」が終わるあたりには、なぜか道路脇に発電・変電設備があります。実はここ、かつての「鈴鹿本線料金所」の跡なんですよね。
かつての「鈴鹿本線料金所」跡を通過すると「2 km の加速車線」が姿を消し、名実ともに片側 2 車線に戻ります。このあたりが「鈴鹿 IC から 3 km 渋滞」の根本原因……ということになるのでしょうか。
泣きっ面に蜂とはこのことで、なんと「故障車」の表示も。

自然渋滞、自然解消

一方でこんなうれしい表示もありました。「上り四日市 IC~鈴鹿 IC 間 3 車線運用開始」とあります。
鈴鹿 IC の手前を先頭に発生していた渋滞は、いつの間にか自然解消していました。渋滞の出口って「あれっ? みんな加速してる」という不思議な感覚なんですよね。
鈴鹿 IC を過ぎても、片道 2 車線の道が続いていましたが……
お、何やら左側に標識が!
あ、これが噂の「3 車線運用開始」の標識ですね? 「この先 3 車線」の文字が燦然と輝いて見えます。
ここが 3 車線区間の開始地点ですが、なかなか大胆な車線の増やし方ですね。普通は 1 車線分の幅が確保されるまでゼブラゾーンにしそうなものですが……。
ちなみに、この区間が「暫定 3 車線化」されたのが 2017/7/14 とのこと。新名神(当時)の亀山 JCT. が開通したのが 2008/2/23 なので、なんと車線増まで 9 年もかかったことになります。当初から渋滞が予想されたものの、渋滞が予想を超えるものになってしまったので、慌てて拡張した……ということなんでしょうね。

なお、新名神の亀山西 JCT. と新四日市 JCT. の間は、2 年 8 ヶ月後の 2019/3/17 に開通していますが、この区間は 2025 年現在も「暫定 6 車線」のまま運用中のようです。東名の音羽蒲郡のあたりとは違って 80 km/h 制限のままだったので、敢えて 2 車線に戻すことも無かろう……という判断なのかもしれません。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事