月山と鳥海山と西津軽 (63) 「インディーズ系青看板もどき」

国道 101 号のバイパス区間を五所川原に向かいます。300 m 先で青森県道 3 号「弘前岳鯵ケ沢線」が分岐していて、町役場に向かうには右折とのこと（2017 年時点。現在は役場の移転に伴い「鯵ヶ沢駅」に変更済み）。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

何故か歩道の上に青看板のようなものがあり、「焼きイカ通り」「海の駅『わんど』」と記されています。これは青看板に擬態した非公式な看板のようですね。

国道 101 号（バイパス区間）はこの先で五能線をオーバークロスするので、緩やかな上り坂になっています。県道 3 号は国道 101 号の旧道っぽいですね。

県道 3 号と五能線をまとめてオーバークロスします。

ここにも「焼きイカ通り」と書かれた「インディーズ系青看板もどき」がありました。かなり青看板に似せた意匠ですが、これはセーフ……なんですよね（アウトだったら修正が入るでしょうし）。

海の駅「わんど」

山手のバイパス区間には、店舗らしきものは見当たりません。

五能線を再びオーバークロスして海側に戻ってきました。左折すると「鰺ヶ沢町役場」「海の駅『わんど』」そして「町営プール・相撲場」とあります。あれ、これは公道の上に位置するようですが、つまりこの看板は公式なもの……？

「わんど」は『北海道方言辞典』(1983) によると「入江」とのこと。あ、そう言えば「海の駅」なんですね（てっきり「道の駅」かと）。あと、何故「相撲場」があるんでしょう……？　ちょいと気になったのでストリートビューで現況を確認したところ……

なんと 2021 年 8 月から 2022 年 9 月の間に看板が更新されたようで「相撲場」の文字が消え失せていました（役場も移転したみたいですね）。

岩木山！

「只今の気温」は 22 ℃とのこと。8 月末にしては過ごしやすい気温ですね。

五能線を三度オーバークロスして山側に戻ってきました。クボタの看板が見えますが、ここから市街地っぽいですね。

そして青看板には「岩木山」の文字が（！）。津軽における「岩木山」の存在感は、なんか絶対的なものがありますよね（うまく表現できないですが）。

なんもかんも政治が悪い

中村川の「新中村橋」を渡って鯵ケ沢駅の近くまでやってきました。ガソリンスタンドの「レギュラー 127」の文字には考えさせられますね……。

原油価格の変動は世界情勢にも左右されますが、現在の円安は当時の政府と日銀がアホな所為ですし、何よりガソリン税と消費税の二重取りという犯罪的な搾取が未だに続いているというのが……。

それはそうと、この青看板はどこをどう手直ししたんでしょう……？　かなり古そうなものですが、左は「国鉄鯵ケ沢駅」とでもあったのでしょうか。

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