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この区間の制限速度は、なんと驚きの「50 km/h」とのこと(!)。特に天候が悪そうには思えないので、ほぼ恒常的に 50 km/h 制限ということでしょうか。
謎の「大内 JCT.」の出口が近づいてきました。しれっと道の駅「おおうち」の案内があるのも見逃せませんね。
道の駅「おおうち」は「大内 JCT. 出口」より 1.0 km とのこと。「1 km」ではなく「1.0 km」と言うところにこだわりが感じられるでしょうか。
ジャンクションとは何か
問題の「大内 JCT.」にやってきました。さっきから何を問題視しているのか……という話ですが、「JCT.」を名乗る割には「出口」と表記されているところです。
今更ですが、日本の高速道路においては「JCT.」は「高速道路同士を接続する施設」と捉えるのが一般的です。もちろん例外もあり、たとえば東北自動車道と仙台南部道路は「仙台南 IC」で接続しているのですが、これは東北自動車道と国道 286 号が接続する「インターチェンジ」に仙台南部道路が接続したという歴史的経緯によるものと考えられます。
この「大内 JCT.」は日本海東北自動車道と「
大内 JCT. は「準直結 Y 型」の美しいレイアウトをしている……ように見えたのですが、実はなんと「平面 Y 型」とのこと。平面 Y 型はシンプルで低コストな構造ですが、平面交叉のため安全性には難があり、実際に逆走による死亡事故も発生しているとのこと。
改めて「岩谷道路」について Wikipedia を眺めてみたのですが、将来的には由利本荘市と大仙市を結ぶ「本荘大曲道路」の一端を担う道路という位置づけなんですね。0.8 km の高規格道路に接続するだけのジャンクションというのは「そもそもジャンクションとは何か」という哲学的な問いを投げかけるものだったので、ちょっとスッキリしました(汗)。
何故に欠番……?
哲学的な問いを世に投げかけた「大内 JCT.」を通過すると、制限速度がしれっと 70 km/h に変わりました。なるほど、先ほどまでの 50 km/h 制限は件の軟弱路盤によるものだったのでしょうね(確かにちょいと危険な状態だったように思えます)。問題の(?)「大内 JCT.」の次は、噂の「松ヶ崎亀田 IC」です。どちらも IC 番号が枝番ですが、どちらも 2007 年 9 月の日本海東北自動車道・
汎用性の無さが愛おしい
前方にトンネルが見えてきました。頭上には「トンネル内 □□□□」という 4 文字が表示可能な電光掲示板がありますが、汎用性の無さが愛おしいですね(笑)。「芦川トンネル」の入口が見えてきました。長さ 638 m のこれといった特徴の無さそうなトンネルです。
国境どころか市町村境ですら無い微妙な長さのトンネルを抜けると、そこは……
「芦川」を渡る高架橋でした。左右にシースルータイプの防風柵が設置されているのですが、確かに横風のきつそうな地形です。
ここにも「松亀 IC」表記がありました。よく見ると「松ヶ崎亀田IC 出入口」という表記も可能に思えるのですが(あるいは「 松ヶ崎亀田IC 出入口」もアリか)、見通しの良さ?を優先したということでしょうか。
噂の「松ヶ崎亀田 IC」
噂の「松ヶ崎亀田 IC」まであと 2 km となりました。吉祥地名ここにありと言った感じの IC 名ですね。暫定 2 車線あるあるで車列が形成されてしまっていますが、2 km 先(松ヶ崎亀田 IC 附近)に追越車線があるとのこと(すばら!)。
IC まであと 500 m ですが、まだ追越車線の気配は感じられません。まぁ高架橋なので当然といえばそれまでですが……。
松ヶ崎亀田 IC の出口が見えてきました。
この松ヶ崎亀田 IC ですが、「トランペット型 IC」崩れの「折畳みダイヤモンド型」のようです。意外と無いレイアウトのようで、Wikipedia の「インターチェンジ」の項にも例として挙げられていました。
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