2025年7月16日水曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

月山と鳥海山と西津軽 (12) 「ジャスコよりは近い櫛引 PA」

 

左手に「そば」の看板が見えてきました。民宿「田麦荘」さんが「ななかまど亭」という蕎麦屋さんを兼ねているみたいです。
民宿「田麦荘」さん(とそば処「ナナカマド亭」さん)は、2023/10/29 を以て惜しまれつつ閉館してしまった……らしいのですが、なんと翌 2024 年 2 月に復活したとのこと(!)。もしかしたら蕎麦屋さんとしての営業だけかもしれませんが、閉館を惜しむ声が多く寄せられていたみたいなので、素直に喜ぶべきなのでしょうね。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

まさかの「交互通行」

「田麦荘」さんの「宿」の看板の前には、なんとも小ぶりな「山形道」の看板が。
そして「山形自動車道」の道路情報表示板には、目を疑いたくなる「交互通行」の文字が。おいマジか……と思ったのですが、暫定 2 車線だとこうでもしないと路面の補修はできないですよね……。

割り切った構造の「湯殿山 IC」

謎に情報量の多い左カーブを進みます。湯殿山 IC の入口は、よほど分かりづらいのでしょうか……?
確かにこうやって見ると、ちょっと分かりづらい印象もあるかも……?


ただ、この日は先行する車が軒並み山形道に向かったこともあり、無事にランプウェイに辿り着くことができました。
湯殿山 IC の国道接続部分は立体交叉になっているのですが、なんと国道 112 号から見ると「ハーフ IC」相当の構造になっています。IC に出入りできるのは月山方向のみという割り切った構造ですが、車の流れを考えると妥当な設計なんでしょうね。
「月山道路」は「山形自動車道に並行する一般国道自動車専用道路」という扱いで、要は「山形自動車道」の代わりという位置づけです。ただ「笹谷トンネル」のように、将来的に「山形自動車道」に取り込まれるかどうかは微妙かもしれません。

櫛引 PA まで 13 km

「湯殿山 IC」の入口に向かっているのですが、なんと料金所の手前に「櫛引 PA」の案内が!
トイレは 13 km 先の「櫛引 PA」にあるということですが、まぁジャスコよりは近いですよね(いきなり何の話だ)。料金所の横には事務所?があり、よーく見るとトイレの案内もあるように見えます。緊急の場合はここでトイレを済ませちゃってね……ということかもしれません。
湯殿山 IC の入口料金所にやってきました。公団ゴシックが眩しいですね。何故か日章旗と NEXCO 東日本の社旗?がはためいていますが、下の方にトイレの案内っぽいものが……。
ETC ゲートを通過しm……うわっ! なんと料金ブースの影に人がっ! 古葉監督でしょうか(いつの時代だ)。

田麦俣トンネル

料金所を通過すると R=200 くらいの右カーブに差し掛かります。本線としてはありえないレベルのカーブなので、仮に月山方向に向かって延伸する場合は大規模な工事が必要になりそうな感じですね。
前方にトンネルが見えてきました。
この「田麦俣たむぎまたトンネル」は長さ 1,921 m とのこと。「山形自動車道」では「笹谷トンネル」に次いで長いトンネルです。
中央分離帯は無く、最近の流行りであるガードロープやコンクリート防護柵ではなく、センターポールのみのシンプルな構造です(トンネル内はブロックも無い)。
トンネル内をのんびり走ること 2~3 分ほどで、「田麦俣トンネル」の出口が見えてきました。暫定 2 車線の道路は、前の車についていく以外は何も考えなくていいので、実は意外と楽なのかも……。
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:フロントガラスへの映り込み除去

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事