2025年7月22日火曜日

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月山と鳥海山と西津軽 (14) 「弁当等の販売はしておりません」

 

山形自動車道の「庄内あさひ IC」を通り過ぎると、緩く左にカーブして「赤川」を渡ります。対向車線の案内板の裏側には「鳥海山」のイラストが。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

路肩に巨大な「走行注意」のパイロンが。敢えてパイロンにする必要性が今ひとつ思い浮かばないのですが、インパクトがあるから……でしょうか?
道路脇には「ジャスコよりは近い櫛引 PA」まで 2 km の看板が立っています。
「鶴岡 IC」と「庄内空港 IC」までの距離が示されています。「庄内空港 IC」の番号が飛んでいるのは、日本海東北自動車道の IC だから……ということのようです。
それはそうと、「庄内空港」の文字が若干でかい気がするのですが……。

櫛引 PA・ハイウェイオアシス

中央分離帯が復活しました。高台の上は農地のようで、分断された農道(だと思う)を繋ぐための跨道橋が続いています。
櫛引 PA には「ハイウェイオアシス」があるとのこと。ただ PA としてはトイレのみのシンプルなものみたいです。

生き活きべんとう村

この櫛引 PA、実は一部界隈で有名な珍妙な看板があります。残念ながら当時は知らなかったので、スルーしてしまったのですが……。
ストリートビューで辛うじて見えるのですが、この看板です。


「生き活きべんとう村(弁当等の販売はしておりません)」とあります。櫛引 PA 自体はトイレしか無いので、PA の外に弁当の直売所がある……と勘違いする人も少なくなかったのでしょうね……。Wikipedia には次のようにありました。

生き活きべんとう村(いきいきべんとうむら)は、本パーキングエリアの西側(下り線施設側)にある鶴岡市の設置した森林公園であり、パーキングエリアから歩いていくことができる。
(Wikipedia 日本語版「櫛引パーキングエリア」より引用)
なぜこのような紛らわしい名前にしたのかが気になりますが……

公園名の「生き活きべんとう村」は、「おいしく弁当を食べられる施設」・「自然と触れ合うことで生きる活力がみなぎる施設」になるよう願いを込めて命名された。
(Wikipedia 日本語版「櫛引パーキングエリア」より引用)
うーむ……。わからないでも無いですが……。

なお園内に弁当などの物販施設や飲食店はない。
(Wikipedia 日本語版「櫛引パーキングエリア」より引用)
(笑)。

旧鶴岡地域

「生き活きべんとう村」最寄りの櫛引 PA を通過します。1 km 先で暫定 2 車線に逆戻りとのこと。
追越車線が終わったところに鶴岡市のカントリーサインっぽいものがありました。「生き活きべんとう村」を整備したのは東田川郡櫛引町くしびきまちでしたが、2005 年に藤島町・羽黒町・朝日村・温海町とともに鶴岡市に合併しています。そのため「鶴岡市旧鶴岡地域」という珍妙な表現になった……ということですね。
暫定 2 車線区間に戻ってきました。70 km/h 制限なのが残念な限りですね……。
ただ山形自動車道の寒河江 IC - 月山 IC 間と湯殿山 IC - 鶴岡 JCT 間は「4 車線化優先整備区間」に指定されているとのこと。実は庄内地域にとってかなり重要な道路なんですね。

情報量が多い

再び中央分離帯が復活するようです。かなり情報量の多い一角ですが……。
不思議なことに、右側に車線が増えるにもかかわらず「ゆずり車線」と表現されています。
1.5 km 先に「本線料金所」と「鶴岡 IC」があるとのこと。鶴岡 IC(本線料金所)の先に「鶴岡 JCT.」があるのですが、フル JCT. ではないため山形道から新潟方面に向かうことができません。
新潟や旧・温海町方面に向かうには鶴岡 IC で流出する必要があるので、その案内が追加されている……ということのようです。元の看板が公団ゴシックで、追加されたと思しき看板はヒラギノ角ゴでしょうか。

謎の「ゆずり車線」

料金所(鶴岡 IC)まであと 1 km というところで、なんと「右へ」の警告が。
暫定 2 車線区間の追越車線は IC の前後に整備されていることが多いのですが、ここはなんと IC の手前で終了していて、しかも本線がいつの間にか「ゆずり車線」に変質していたことになります。
それはそうと、わざわざこのタイミングで車線を減少させるというのは……何故なんでしょう……?

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