2014年5月10日土曜日

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会津鉄道の旅(その6)

 


快速「AIZU マウントエクスプレス」は、会津高原尾瀬口から西若松までは「快速」の名に相応しく、19 ある駅のうち 5 つしか停車しません。各駅停車だと 85 分かかるところを 69 分で走破しています。

これは通過駅の「会津荒海駅」の写真なんですが、「──あらかい」と読ませるのはなかなか変わっていますね。


長野県の JR 小海線もそうですが、山の中なのに「海」がつく地名って結構あるような気がします。一体何故なんでしょうね。

会津田島駅

会津高原尾瀬口(長いな)を出発して約 15 分後、会津田島駅に到着です。


ホームの向こうに見える建物には……


「会津鉄道(株)車両基地」と書いてあります。

車両基地の前には、何やらちょっと変わった車両が停まっていますね。JR の車両を改造したものに見えます。今回乗車している「AIZU マウントエクスプレス」もそうですが、会津鉄道も小さい会社ながら車両のグレードでは頑張っていますよね。


会津田島は南会津町の中心地で、以前は単なる中間駅だったのですが、今は会津高原尾瀬口から会津田島まで電化されたことによって、東武浅草から会津田島まで直通電車が走るようになりました。野岩鉄道の開通でもっとも大きな恩恵を受けた駅かもしれません。

塔のへつり

会津田島から会津下郷のあたりは、南側の山容がおだやかなおかげで、昼間はのどかな光が差し込むのですが、ここからは、再び山の間の峡谷をゆくことになります。


有名な珍名駅、「塔のへつり駅」が近づいてきました。


塔のへつりとはどういう意味なのでしょう。Wikipedia によると次のようにあります。

塔のへつり(とうのへつり)は、福島県南会津郡下郷町にある景勝地。河食地形の奇形を呈する好例として、国の天然記念物に指定されている。
(Wikipedia 日本語版「塔のへつり」より引用)

ふむふむ。

「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことである。
(Wikipedia 日本語版「塔のへつり」より引用)

なるほどー。方言だったんですね。

なお、「へつり」は「岪」(山冠に弗)という漢字表記があるが、JIS規格のJIS X 0213には含まれるがJIS X 0208には含まれないため、かな表記が標準化している。
(Wikipedia 日本語版「塔のへつり」より引用)

んー、確かにこれは読めないですからね。表示できない処理系もあることですし、かな表記になるのも仕方がないといった感じでしょうか。

1943年(昭和18年)、河食地形の特異例として国の天然記念物に指定されている。一帯は第三系凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違いになっており、その軟岩部が長年の歳月による侵食と風化の作用によって形成された柱状の断崖である。一帯は樹木に覆われており、新緑や紅葉の頃は一際美しい。
(Wikipedia 日本語版「塔のへつり」より引用)

「柱状の断崖」ということで、「塔のような『へつり』」が「塔のへつり」になった、といったところでしょうか。この「塔のへつり」へは「塔のへつり駅」から徒歩約 10 分とのことで、駅からは少し離れているのですが、この駅名はマーケティング的な勝利ですよね。なによりもインパクトがありますし、こうやって「塔のへつり」という奇勝に興味を抱かせる格好の宣伝媒体にもなっています。

あっちが浅草であっちが喜多方

さて、その「塔のへつり駅」で見かけたのがこちら。


どこかで見かけたものに良く似ていますが……


これとは違って、「会津方面」という部分がややドリルダウンされています。まぁ、この場所自体が会津地方ですから、右も左も「会津方面」になってしまうので当然と言えばそれまでですけどね(笑)。

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