2014年5月17日土曜日

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磐越西線の旅(最終回)

 

「SL ばんえつ物語」号が停車する五泉駅ですが、
レトロ風な駅名標の隣に、何やら写真が飾ってあります。
左の二枚は、かつての「蒲原鉄道」の写真でしょうか。右の二枚は JR の車両っぽいですね。せめてキャプションがあれば助かるのですが……。

TYO って何?

ホームは歴史を感じさせる石積みのものです。
改札口の前には……
地道な営業努力の跡が見られますね。「TYO 商品」って何? と思ったのですが、乗車券・特急券と宿泊をセットにした JR 東日本の企画商品らしいですね。新幹線や飛行機なんかでもお馴染みですが、あれってかなりお安い代わりに融通が利かない(旅程の延長など)という印象があります。適材適所で使うべきなんでしょうね。

驛津新

さて、そんな(どんな?)五泉駅を後にして……
新潟平野の中を進んでいくと……
終点の新津駅に到着です。
会津若松からは 2 時間 40 分の旅でした。LED 全盛の昨今ですが、昔懐かしいサイドボードが現役で活躍しているのを見るのも嬉しいものです。

磐越西線について

磐越西線は郡山と新津を結ぶ路線ですが、その歴史はかなり古く、上越線が全通するまでの間は東京と新潟を結ぶ最短ルートだったこともありました。このような輝かしい歴史を持つ反面、上越線の全通後はあまり顧みられることも無く、改良工事もあまり為されていない印象があります。

別の言い方をすると、明治から大正にかけて選定されたルートをそのまま楽しめる路線でもあります。もちろん駅などの施設は適宜近代化が行われているので、保存鉄道のような趣はありませんが、場所によっては阿賀野川すれすれを走ったりするところもあり、昔の人の労苦を偲びながら乗車してみるのも一興ではないかなぁと思ったりします。

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