2012年2月28日火曜日

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道東の旅 2011/春 (8) 「札沼線……あ、学園都市線か」

 

雨が降っていると……

当別の中心部に近づきましたが、このまま国道 275 号を北東に進みます。……おわっと!
雨が降っていると、こういうこともあります。新十津川まで 53 km と言いますから、1 時間と少しで着きそうですね。

札沼線……あ、学園都市線か

なにやら鉄道車両が見えてきました。駅のようですね。
JR 札沼線……あ、学園都市線?の「北海道医療大学駅」のようです。

札沼線と言えば、北海道の鉄道路線のなかでも数奇な運命を辿った路線……という印象が強いのですが、それはまたの機会に措くとしまして……。えーと、大半の列車が札幌から石狩当別までの運行で、石狩当別から先は数えるほどしか運行されていない、という風に思い込んでいたんですが、現状はどうやら違うみたいです。

まず、石狩当別の隣に、この「北海道医療大学」駅ができたおかげで、「石狩当別行き」の列車の半数近く?が「北海道医療大学行き」になっているようです。また、沿線の発展がめざましい札沼線……あ、学園都市線か……とは言っても、実情は石狩川の手前の札幌市域に留まっているところもあるようで、札幌発の列車の 4 割近くは、石狩川の手前の「あいの里公園」または「あいの里教育大」行きになっているようです。

長々ーと書きましたが、要は「札沼線は北海道医療大学駅を境にまったく性格が異なる」ということをご理解いただければ……ということです。ここから先は、一日八往復(区間運転含む)しか列車が運行されない「過疎路線」となります。

仏心でハンドルを

そして、当別から再び片側二車線だったのですが、
再び片側一車線に戻ります。とは言っても、このように
ところどころに「ゆずりゾーン」があるので、それほど苦労はしないんですけどね。

取締乙

対向車線側ですが、なにやら不穏なものも見えます。
これは月形町知来乙のあたりですね。地図だとこの辺です。


知来乙(ちらいおつ)があるからには知来甲は無いのか? などと考えてしまいますが、この「乙」はアイヌ語の ot のことだと思われるので、残念ながら「知来甲」という地名は無さそうな感じです。
国道 275 号線を月形に向けてひた走ります。右に曲がると新篠津村ですね。一度行ってみたいなーと思っているところの一つです。そしてこのまま直進すると「碧水」に向かいます。これも素敵な地名ですよねー。

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