2022年3月28日月曜日

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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (255) 「サトウの切り餅?」

 

「名寄美深道路」で「ペンケニウプ川」を渡って名寄市に入りました。ここから先はかつての「智恵文村」で、元々は美深町の母体だった「下名寄村」から 1920 年に分村した村でしたが、1954 年にお隣の名寄市(当時は名寄町)と合併して現在に至ります。要は美深から離れた後に名寄とくっついた、ということになりますね。
このカントリーサインは……。「ひまわり」と夜空が描かれているように見えます。下に見えるのは天文台でしょうか。まさかサトウの切り餅では無いですよね。

(2022/4/2 追記)こちら、本当に切り餅で間違いないみたいです(名寄はもち米の生産も多いのだとか)。切り餅が切り餅に見えたというのは、デザインの勝利ですね。

圧縮効果に気をつけよう

「名寄美深道路」の名寄バイパス区間には「智恵文 IC」「智恵文南入口」「名寄北 IC」がありますが、フル IC は「名寄北 IC」しかありません。IC 番号は道央自動車道と接続した際に函館起算で付番されるのかもしれませんが、なかなか大きな番号になりそうで楽しみですね。
この先の高架橋の下を JR 宗谷本線が通っている筈ですが、特にそれらしい案内は出ていません。気温は 13 ℃ で路温は 20 ℃ と出ていますね。
そして電光掲示板は「横風注意」のイラストに変わりました。天塩川の橋の手前なのですが、これ、どう見ても「天塩川」の看板の邪魔をしてますよね……?
いやまぁ望遠の圧縮効果がかかっているのも事実ですが、これはいかがなものかと……。


そこまでして「横風注意」をアピールする必要があるのだろうか……と思ったりもしたのですが、天塩川の南側では確かに結構な横風が吹いているようでした。貨物車など、ちょっと背の高い車は注意したほうが良いのかもしれません。

路盤沈下?

「名寄美深道路」の名寄バイパス区間(美深 IC ~名寄 IC)は暫定 2 車線ですが、センターにガードレールが設けられていて 80 km/h で走ることができます。
名寄方向のハーフ IC である「智恵文 IC」の手前には、またしても「動物注意」の警告が。
国道 40 号をオーバークロスする「智恵文こ道橋」ですが、どう見ても前後の路盤が沈下しているような……。橋梁部分の直前をスロープ状に補修してありますが、いずれ抜本的に補修されるのでしょうか。
古い地図では智恵文 IC の西側に湿地(河跡湖の跡かも)が描かれていますが、元々の地盤がそこまで強固では無い、ということかもしれませんね。

謎の土手

左側にまるで線路のような土手が見えますが、2 車線拡幅用の土地に土を盛っているみたいですね。一体何のために……?
ここにも「強風注意」の警告が出ていました。ただ天塩川のあたりと比べると風も穏やかになっているようです。

「名寄美深道路」と言えば

林の中を名寄に向かって進みます。
そして掘割の中に入りました。自分の中では「名寄美深道路」と言えばこの掘割区間のイメージなんですよね。
いかにも設計速度 100 km/h らしい(制限速度 80 km/h)緩やかな右カーブの途中で……え、まさかの 70 km/h 制限ですか!?
どうやらセンターのガードレールはここまでらしく、これが 70 km/h 制限の理由でしょうかねぇ……?
またしてもキタキツネを模した(と思われる)「動物注意」が。素朴な疑問ですが、エゾシカよりもキタキツネなんですかね……?(単にイラストがそうなっているだけなのかも知れませんが)

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