2011年2月3日木曜日

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北海道・東北の旅 2010/夏 (48) 「愛馬息災必勝祈願!」

 

「三航北国日誌」第 48 回です。本日は「お祓い」「祈祷」と「保険」の違いについて考えます(考えません)。

まとめてみました

ここ数日間は、ずぅ~っと「オキクルミ」さんについて考えてきましたが、ポイントとしては、

  • 神さまである
  • 神さまの中でも、かなりイケてる(優秀である)
  • 怪力無双の大男、というイメージではない
  • 智恵があり、かつ勇敢である
  • 上記二点から「義経っぽい」イメージ?
  • とは言うものの、山のように二次創作(←)があるので、もはや実体はわけわかめ

といったところになろうかと思います。Wikipedia の記事から知里幸惠さんの見解?を引用すると、

  • 知里幸恵のアイヌ神謡集では、「オキキリムイ(okikirmui)」と表記され、サマユンクルとシュプンランカといとこ同士であるという。サマユンクルは「短気で、知恵が浅く、あわて者で根性が悪い弱虫」、オキキリムイは「神の様に知恵があり、情け深く、勇気があるえらい人」で、「その物語は無限というほど沢山」あるという。
(Wikipedia 日本語版「アイヌラックル」より引用)※ 「オキクルミ」の項目は「アイヌラックル」に転送されています
なのだそうです。もはや「わけわかめ」である、という点の証左としては、

  • しかし、地方によってはオキクルミとサマユンクル(サマイクル等とも表記される)が兄弟であったり、またサマユンクルの方が英雄神であったりといった様々なパターンがある。おおむね、道央道南ではオキクルミが、道東道北ではサマイクルが尊ばれるというが、その区分も厳密なものではない。
  • 伝承者によっては、人間の英雄とされるポンヤウンペ(ポイヤウンペ等とも表記される)と同一視されたり、兄弟とされる場合もある。
(Wikipedia 日本語版「アイヌラックル」より引用)※ 「オキクルミ」の項目は「アイヌラックル」に転送されています
なんて話もあります。

幟旗! 登別! 登川!

さて(←)、「オキクルミ」伝承との関係が気になる平取町の「義経神社」ですが、ご覧のようにとても沢山の幟旗(でいいのかな?)が奉納されていて、まさに壮観!です。
一体どんな方々が幟を奉納されているのか、気になりませんか? 気になりませんか。そうですか(←
なにやら色々書いてあります。ふむふむ……? 「先勝」「危難防除」そして……「愛馬息災」?? こちらの幟を奉納されたのは、
モエレソーブラッズ 主戦騎手」とありますから、競走馬の無事を祈願されたのでしょうか。騎手の方は五十嵐 冬樹さんだそうです。馬名は「モエレ沼公園」から来ているのでしょうか。北海道っぽいネーミングですね。

愛馬息災

「愛馬息災」の幟は他にもまだまだあります。
こちらの幟は……。「コンテ」とありますね。昔、アントニオ・コンテというサッカー選手がいましたが……。そしてこの幟を奉納されたのも
「五十嵐 冬樹 騎手」みたいです。

愛馬開運必勝祈願

というわけで、「幟シリーズ」第三弾です(←
「愛馬息災」のほかにも、「危難防除」や「愛馬開運必勝祈願」なんてのもあります。真ん中の幟を拡大してみましょう。
えー……。はい、お約束というヤツですね(←)。頑張れセイウンドーバー

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