2014年9月26日金曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

道東の旅 2013/春 (92) 「すぱーく!湧別!」

 

名寄本線湧別支線

湧別町中湧別……の近くまでやってきました。
国道 238 号は 300 m ほど先で 242 号と合流して、90 度右に向きを変えてからはまっすぐ湧別漁港の方向に向かうのですが、わざと 200 m ほど手前の道を右折してみました。
国道の東側を並行しているこの道路ですが、これは名寄本線湧別支線の跡……ですね。名寄本線は名寄から興部・紋別・中湧別を経由して遠軽に向かう本線でしたが、湧別から中湧別までの支線がありました。この道路は、その支線の跡ということになりますね。比較的最近に整備されたことを思わせる、とても良い整備具合です。

すぱーく!

湧別の駅があったあたりに近づいてきました。また立派な建物が見えてきたのですが、これは一体……? 常呂町はカーリングホールでしたが、果たして湧別には何があるのでしょう。
答はこちら。
屋内ゲートボール場らしいのですが、「すぱーく湧別」というネーミングはなかなか洒落ていますね。ゲートボールと言えばグラウンド・ゴルフと同じく、地面の微妙な凹凸がショットに微妙な影響を与えるのが面白い……と思うのですが、屋内ゲートボール場の場合はどうしているのでしょうね。普通に人工芝が敷いてあるだけなのかなぁ……。

展望台のような展望台

湧別駅の跡と思しきあたりを過ぎ、そのまま海沿いまでやってきました。前方に展望台のような建物が見えてきましたが……?
どうやら本当に展望台だったようです(そのまんまやな)。
ここから一体何が見えるのだろう……と思ったのですが、そうか、流氷が見えるのかもしれないですね。この展望台は「前浜展望台」という名前のようですが、湧別町の Web サイトにも記載が……ありませんでした(汗)。

湧別町ガイドマップには記載があるのですが、数あるポイントのひとつ……という扱いですね。

続いては、お約束の……

さて、湧別にやってきたわけですが、ここからは海沿いを東へと向かいます。東へ進むとどうなるかと言えば……

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
この地図でお分かりかと思いますが、東へ進むとお約束の行き止まり、ですね。サロマ湖とオホーツク海を繋ぐ永久湖口の近くまでは車で行けそうなので、行けるところまで行ってみましょう。
というわけで、道道 656 号線を東南東へと進みます。
この先を真っ直ぐ行くと「登栄床」(とえいどこ?)という所まで行けるようですね。これはおそらくアイヌ語由来の地名でしょう。そしてきっと元々は「とえとこ」と読んでいたに違いありません!
「床」を「とこ」と読ませるのは「知床」と同じですよね。そして to には「湖」あるいは「沼」という意味があります。ということは……?

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事