2015年6月11日木曜日

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道東の旅 2013/春 (191) 「剥製シリーズ」

 

まずは鳥類から

「釧路市立博物館」の話題を続けます。「大地」→「植物」→「生物」と来ましたが、何しろ……
こんなに立派な建物なので、展示の数ももの凄いのです。というわけで、今日も剥製の話題から。
まるで止まり木に屯しているような、なかなかうまいデザインの展示棚ですね。(4) と書かれた段の、くちばしの赤い鳥が「エトピリカ」なのだとか。お隣が「ケイマフリ」で、(2) の段にいるのが「オオセグロカモメ」だそうです。(3) の段で今にも飛び立ちそうなポーズをしているのが「ウミウ」です。

続いては「森林の鳥」と「草原の鳥」コレクションです。
上が「森林の鳥」で、左から「アカショウビン」「オオルリ」「コノハズク」だそうです。下が「草原の鳥」で「オオジシギ」「ノゴマ」「ノビタキ」とのこと。ノビタキは春採湖で繁殖するのだとか。

そして「疎林の鳥」という展示もあったのですが……
アカハラ……(汗)。アカハラはやめましょうね。

ちょっと色が薄いかな?

剥製シリーズ、続いては、とれとれピチピチの……
そして、カニやエビが大量に展示されているのですが……カニの入ったケースの右上には「天皇海山」と書いてあります。ハワイから、遠くカムチャツカまで海山(海底の山)が並んでいるのですが、中でも 4000 万年以上前に形成されたと見られるカムチャツカ寄りの海山群には歴代天皇(主に古代の天皇が中心)の名前が付けられていることから「天皇海山群」と呼ばれます。
で、これらのカニは(おそらくエビも)、天皇海山群のあたりの海底で見つかったものなのだそうです。全体的に色素が薄いのは海深くに生息しているからなのかも知れませんね。

海獣シリーズ

さぁ、剥製シリーズは更に続きます。今度は海獣シリーズですね。
説明文には TODO Eumotopias jubata と書かれています。……これは To Do ではなくて「トド」ですね。

こちらはオットセイのようです。
そして、こちらがゴマフアザラシです。
剥製には手を触れないようにしましょう!

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