2015年6月19日金曜日

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道東の旅 2013/春 (197) 「冬の釧路湿原と夏の釧路湿原」

 

「釧路市立博物館」シリーズも、気がつけばなんと第 11 回目に突入してしまいました。いかにこの博物館が質も量も凄いか、を実感いただけたのではないかと……

春採湖の展望!

さて、3 階(現在は「4 階」扱いのようですが)の奥のほうに、「展望ラウンジ」なるエリアがありました。
もう、見るからに景色の良さそうな雰囲気がプンプン漂ってきますが(もう少しマシな表現はできないのか)、窓の外は……こんな感じです!
うおー! 春採湖と、その向こうには太平洋が!
春採湖の対岸には貨物専用線も見えますね。

冬の釧路湿原

そして、展望ラウンジの先には、何やら良くわからない構造の展示が見えてきました。
アングルを変えると……あっ。左側には冬の釧路湿原が、右には夏の釧路湿原がイメージされていますね。
「冬の釧路湿原」では、タンチョウがダンスを踊っています。手前でダンスを踊っているのが剥製で、奥に見えるのは写真(だと思う)を拡大したものですね(それは把握してます)。

そして夏の釧路湿原

しかぁし! この「夏の釧路湿原」は……手前がジオラマで奥が写真(だと思う)なのですが、かなり良く出来ていると思いませんか? タンチョウのすぐ先は「壁」なんですが、一見そうは見えないですよね。
そして、「冬の湿原」と「夏の湿原」の間、暖かい明かりの下のガラスケースの中にあったのは……
酢と卵、そして雛のイメージですね。このエリアは、学術的な説明は殆ど無くて、視覚だけに訴えかけてくる作りになっています。身も蓋もない言い方をすれば「子供だまし」なのですが、非常に完成度は高いなぁと感じました。こういう展示もアリなのではないでしょうか。

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