2023年1月19日木曜日

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釧網本線ほぼ各駅停車 (18) 「摩周」

 

進行方向右手の車窓に「美羅尾びらお山」が見えてきました。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

この「美羅尾山」は頂上が電波塔だらけで、遠目からもなかなかのインパクトがあります。
「摩周踏切」を通過します。この道路は「駅前通り」らしいのですが、駅からそれなりに離れている上に、直進しても駅から離れてしまうので……色々と謎です。
閑静な住宅街™の向こうにはホテルも見えます。釧路川沿いにあるこの建物は 6 階建てのようですが、Google マップにはスポット名が見当たりません(=既に営業していない可能性が高い、ということですね)。
弟子屈は釧路川沿いに形成された街で、かなり改修されたものの川はそれなりに蛇行しています。川の向こうにも巨大な塔が見えますが、NTT 東日本の設備のようです。

弟子屈駅(B64)

釧路行き快速「しれとこ」は速度を落とし、間もなく停車しようとしています。
これはもしかして「信号小屋」でしょうか? 最近では滅多に見かけないような気がしますが、かなり状態は良さそうですね。燃料タンクも置かれていますが、現在も使用されているということでしょうか……?
摩周駅は 2 面 3 線の構造で、3 番線の横にも側線があります(空中写真を見た感じでは、かつてはあと 2 本ほど側線があったように見えます)。快速「しれとこ」は 2 番線に入線するようです(すれ違う列車は無い筈なので、1 番線に入線しても良さそうですが、技術的な問題があるのでしょうか)。

駅舎の前に人の姿が

かつての「弟子屈駅」は国鉄民営化後の 1990 年に駅名を「摩周駅」に変更しています。現在の駅舎は駅名変更時に改築されたものとのこと。
おや、駅舎の前に人の姿が見えますが……
しかも二人も。白いシャツを着た人が駅員さんで、上下とも紺色で帽子を被った人は運転士さん……とかでしょうか(逆かもしれませんし、全く自信は無いですが)。
ここが改札口だと思われますが、普通にドアが二つ並んでいるのがなんか面白いですね。ひらがなの「ましゅう」はどことなく国鉄チックな感じもしますが、駅舎の改築は JR 発足後らしいので、これは偶然……?

観光地の玄関口なので

さすがは全国的に名が知られた観光地(摩周湖)の玄関口とあってか、ホームには顔ハメパネルもあります。ところで、この「駅長」さんは何に乗っかっているのでしょう……?
駅舎の隣には「ぽっぽ湯」という足湯もあるようです。

隠せない国鉄風味

2 番のりば・3 番のりばへ移動するための跨線橋も設置されています。このカラーリングは国鉄車両の運転席とかでよく見かけたものと同じ……でしょうか(青函連絡船の操縦室もこんなカラーリングだったような)。
駅の北側にも民家やアパートがあるため、駅の跨線橋のすぐ横に南北を結ぶ歩道橋(いわゆる自由通路)も設けられています。

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