2016年1月4日月曜日

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太平洋フェリー「きそ」ロイヤルスイート乗船記(苫小牧入港編)

 

太平洋フェリー「きそ」の苫小牧着は 11:00 の予定ですが、10:30 には既に苫小牧港の入り口に到着していました。飛行機なんかでもそうですが、到着してから外に出るまでが時間がかかるんですよね。
予想気温が 0 ℃ から 1 ℃ になっていますが、まぁ大差ないですね(笑)。

「つがる丸」華麗に登場!

船首部の甲板では、船員さんが繋留用ロープを引き出していました。入港への準備が着々と進んでいます。
そして、右舷後方から、なにやら船が追いかけてきました。
なるほど、これが入港の際にお手伝いしてくれる艀(はしけ)なんですね。「つがる丸」という名前みたいです。苫小牧なのに何故に「つがる」なんでしょう……?
艀は一艘だけでは無く、前方からも船体に "SHIOMI" とペイントされた艀がやってきました。大歓迎ですねー(違う

すんごく立派な苫小牧港フェリーターミナル

苫小牧港フェリーターミナルの建物が見えてきました。なかなか立派な建物ですね。名古屋よりも立派に見える……と思ったのですが、そう言えば苫小牧には他にもフェリーが就航していたのでした(商船三井フェリーや川崎近海汽船など)。

炸裂する「つがる丸」パワー!

右舷後方から接近していた「つがる丸」が、何やら凄い方向に向きを変えました。完全に「きそ」に向かってぶつかっていく姿勢ですね。
そして、全力でフェリー「きそ」を横に押し始めました。すげえ……(汗)。
なるほど。フェリーの巨体を乗り場にピッタリつけるのは熟練の技が必要なのだろうなぁと思っていたのですが、こうやって縁の下の力持ちが支えていたのですね。いや、これは本当に力持ちでないとできない仕事にも思えますね。

入港時の最後のお仕事

船首部の甲板からは、既にロープがボラード目がけて投げられたでしょうか。フェリーの位置の固定が終われば、ついに下船の時を迎えることになってしまいますが……。
さっきまでだらんとしていたロープが張り詰められています。ロープのウインチでの巻き上げが終わったみたいですね。
船首部の出口ゲートが上に開きました。下船の準備が整ったようです。ちょうどアナウンスも入ったので、荷物を持って車両甲板に向かうことにします。
この上なく素敵だった「ロイヤルスイートルーム」とも、これでお別れです……。

「太平洋フェリー『きそ』ロイヤルスイート乗船記」、過去の記事はこちらからどうぞ。
2015/12/10(はじめに)
2015/12/11(名古屋港 FT 編)
2015/12/12(乗船待ち編)
2015/12/13(ようやく乗船編)
2015/12/14(車両甲板から客室へ)
2015/12/15(居室編)
2015/12/16(寝室編)
2015/12/17(バーカウンター編)
2015/12/18(おトイレ編)
2015/12/19(お夕食編)
2015/12/20(プロムナード編)
2015/12/21(船上のピアニスト編)
2015/12/22(船内ブラブラ編)
2015/12/23(船内うろうろ編)
2015/12/24(無重力マッサージ編)
2015/12/25(朝食編)
2015/12/26(昼食編)
2015/12/27(お風呂編)
2015/12/28(トリスおじさん編)
2015/12/29(仙台入港編)
2015/12/30(二度目のお夕食編)
2015/12/31(謎の部屋編)
2016/01/01(三日目の朝食編)
2016/01/02(秒速 10 m の向かい風編)
2016/01/03(下船準備編)

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