2023年3月13日月曜日

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石北本線ほぼ各駅停車 (5) 「西女満別」

 

女満別を出発しました。進行方向右側にはずっと防雪林(防風林かも)が広がっています。何故か線路側が手薄になっているようにも見えますが……(伐採した?)。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

西女満別駅(A66)

女満別から 5 分ほどで、西女満別駅に到着です。
西女満別駅は 1 面 1 線の棒線駅なんですが、1985 年に女満別空港が現在の位置に移設されたことで「女満別空港の最寄駅」になってしまいました。と言っても、「空港の玄関口」という雰囲気は全く無いわけですが……(汗)。
線路の左右には防雪林(防風林?)が広がっていることもあり、駅前には駅舎以外の建物が見当たりません。
駅舎にはちゃんと「本場の味」が……え!?
「にしめまんべつ」の文字の入った縦長の駅名標ですが、下の「本場の味」がありません。これは……割と珍しいのでは?

ちなみにこの駅舎、道路側から見るとこんな構造らしいのですが……
(Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である「Mister0124」氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。: クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際ライセンス)
……どこから入るんでしょう。これは「駅舎」と言うよりも「待合室」で、線路側からのみ出入りができる、ということなんでしょうか。

「本場の味」と謎の建物

「本場の味」は駅舎から見て北見側の電柱にありました。
やはり下に「本場の味」があると無いとでは大違いですね。
そして「駅舎」(待合室?)とは少し離れたところに別の建物が……。
これは何なんでしょう。トイレ……にしては窓が無さそうですし、信号設備関連の建物……とかでしょうか。西女満別駅は 1 面 1 線の棒線駅なので、出発信号などは存在しない可能性も高そうなんですが……。

貨物ホーム!?

ただ、Wikipedia にちょいと気になる記述がありました。

  • 1951年(昭和26年):貨物ホーム新設。
(Wikipedia 日本語版「西女満別駅」より引用)
へ? という話ですが、西女満別駅は戦後の 1947 年に「旭野仮乗降場」として開業した後、1950 年に早くも駅に昇格し荷物の取扱を開始、その際に駅名を「西女満別」に改めたとのこと。

1970 年代の航空写真を見てみると、更に謎が深まるのですが……

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
現在の「駅舎」から見て 130 m ほど北見側に「何か」が見えます。これが新設されたと言う「貨物ホーム」……なんでしょうか? 既設の旅客駅と少し離れているものの、同一駅構内ということにした……ということなんでしょうか……?

「何か」があったところには、現在は跨線橋が架けられています。跨線橋から西女満別駅を眺めると……


とても「何か」があったとは思えないですね……。

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