2022年4月11日月曜日

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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (265) 「全日本玉入れ選手権」

 

和寒町に入りました。この「クロカンスキーをするトマト」のカントリーサインはインパクト抜群ですが、よく見るとトマトの表面がテカっていてみずみずしさが強調されていたり、右足のかかとが浮いているのでクロスカントリースキーであることがわかるようになっていたり、「完成度高ぇなオイ®」と思わせるものです。
もっとも、右スキーのトップが内側に入りすぎているので、このままだと足が絡んで転倒する可能性もあるのですが……(ぉ)。

道北バス、そして道北バス

再び路線バス(ですよね)が対向車線にやってきました。観光バスのようなセミハイデッカー?のバスですが、前面には「名寄」の文字が見えるような。道北バスの車輌だと思いますが、あ、この塗り分けって「北」の字をイメージしたものなんでしょうか。
和寒の市街地の手前で JR 宗谷本線を渡ります。「跨」の字も常用漢字に入れましょうよ……。
和寒の市街地に入りました。あれ、こんなところにスキー場の看板が……と思ったのですが、なんとこの交叉点を左折して 300 m ほどのところに「和寒東山スキー場」があるとのこと。ほぼ市街地に隣接したスキー場にしてはなかなかの規模のスキー場のようです。
そしてまたしても名寄行きのバスが。道北バスさんの運転本数には驚きですね。このあたりの国道 40 号はセブイレがあったりセイコマがあったりで、国道を外れて町道に入ったような雰囲気が感じられます。
国道 40 号から和寒駅までは 50 m ほどの距離で、残念ながら道道では無いようです。

ENEOS、そして ENEOS

セブイレ、セイコマに続いてホクレンショップも見えてきました。エンボス加工風の看板は歴史の感じられそうな、風格のあるものですね。
ホクレンショップの先にはローソンと ENEOS が。よく見ると ENEOS の先にも ENEOS が見えますが……(汗)。
気になったのでストリートビューでも確かめてみたのですが、どっちも間違いなく ENEOS のガソスタでした。ENEOS に統一される前は「ENEOS」「ESSO」「Mobil」「ゼネラル」の 4 ブランドがあった……かなり忘却の彼方ですが、そう言われてみれば……ので、以前は異なるブランドだったのかもしれませんね。

玉入れの町・わっさむ

市街地を抜けて、引き続き南に向かいます。右側の山の麓にはダートラのコース(わっさむサーキット)があるみたいですね。コースレコード保持者には「ワッサム・ボーン・トロフィー」が付与される……とかどうでしょう。
左側には「夢ロード桜 40 号」という看板が。桜並木があるのでしょうか。
お隣の剣淵町が「絵本の町」で絶賛ブランディング中なのに対し、和寒町は「トマトがクロカンスキーする町」なのか……と思っていたのですが、なんとこんな看板が。


和寒町、実は「玉入れの町」だったんですね。「全日本玉入れ協会」が開催する「全日本玉入れ選手権」が毎年和寒町で開催されているとのことで、次回の開催予定もちゃんと更新されているように見えます。優勝賞金(ですよね?)の欄に手直しが入っているように見えるのはご愛嬌でしょうか。

そういえば

道央道の和寒 IC が近づいてきました。剣淵にも IC がある(士別剣淵 IC)のに和寒にもあるのか……と思ったりもしましたが、和寒 IC と士別剣淵 IC との間は 16.0 km も離れているとのこと。士別剣淵 IC はほぼ剣淵町内にあるとは言え、事実上は士別市民のための IC だということにようやく気づきました。
そういえば、道の駅「絵本の里けんぶち」の近くの道央道には謎の空き地があるんでした。将来的に PA として整備して、ついでに道の駅と一体化してハイウェイオアシスっぽくする目論見っぽいですね(https://e-kensin.net/news/9145.html)。
士別市に入ってからは道北バスを良く見かけましたが、今度は白ナンバーのバスがやってきました。このカラーリングはどうやら「剣淵町」のバスのようですね。

もうすぐ塩狩峠

トマトがクロスカントリースキーをしながら玉入れに興じる和寒町ですが、比布町との境界近くには「塩狩峠」という観光スポットがあるんでした。このあたりは「和寒町塩狩」のようです。
2 km 先に Toilet と Telephone があるとのこと。国内向けにはピクトグラムのみで済ませるというデザインはなかなか画期的ですね。
現在の「塩狩峠」は 1974 年?以降に大きく改良されたもので、曲線半径が大幅に緩和された新ルートとなっています。ここを左に向かうと「塩狩駅」ですが、旧ルートはもう少し先で分岐していたようです。

コミュニティ・ストア跡

峠の手前にはインディーズ系コンビニの「コミュニティ・ストア」が。昨年(2021 年)ついに全店閉店が報じられましたが、このお店は 2014 年時点のストリートビューでも既に閉店していたように見えます。2012 年 9 月に塩狩峠を訪れた際の記録でも、閉店していたように見えるのですが……。
塩狩峠旧ルートの分岐点にやってきました。「夢ロード 40 号」の隣には「塩狩峠一目千本桜」の看板も見えます。
このアングルから見ると、いかにも旧道らしいことが良くわかるでしょうか。


塩狩峠の手前には町道(だと思う)の橋が架かっていて、そこには「See you again 塩狩峠」の看板が。しっかり「一目千本桜」のアピールもできていて、「お主できるな」と思わせるものですね。

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