2012年8月2日木曜日

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道東の旅 2011/春 (100) 「今夜もハードボイルドだど」

 

今夜もハードボイルドだど

えー、というわけで今日もハードボイルドに……(←)。「北方資料館」の続きです。
壁の真ん中に、何やら写真が飾ってあります。あれは誰でしょう? ……というわけで、寄ってみました。
むー、蛍光灯の映り込みがまるで目線のように……。ということで、アングルを変えて、と。
まだ何ともびみょうな感じですね。仕方が無いので……
最初の写真を目一杯拡大してみました。はい。こちらの方は我らが歌丸師匠……ではなくて(そもそも似てない)、毎度おなじみ「北海道人」の松浦武四郎さんです。

安藤石典さんのミニコーナー

次はこちら。
数日前の記事でも取り上げましたが、北方領土返還運動の父とも言うべき元根室町長・安藤石典さんの「ミニコーナー」です。「ミニ」というところがいいですね。わざわざ拡大しなくても読めるとは思いますが、念のため拡大しておきますと……
ふむふむ。鳥取県の生まれなんですねぇ。鳥取といえば「釧路市鳥取」という地名が残っているくらいですから、道東にはゆかりのある場所なのかも知れません。

1930 年から 36 年まで根室町長を務めて、その後北海道議会に転身、再び 1944 年から根室町長を務めていたところで敗戦を迎えた、ということになりますね。警察畑の人だったらしく、特高(警察)の課長を勤めていたことが災いしてか、公職追放の憂き目にも遭っていたみたいです。

日比谷公会堂にて

「千島・歯舞返還懇請國民大會」の写真もありました。これはどうやら 1953 年 7 月 19 日の出来事だったようです。
でもまぁ、改めて考えてみると、この時点では沖縄も小笠原もアメリカに占領されていたわけで、強く返還を求めるのは千島・歯舞に限った話では無かったわけですけどね。沖縄や小笠原に対しても同様の活動があったのか、あったとしたならばどの程度のものだったのか、興味が湧いてきます。

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