2016年8月1日月曜日

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秋の道南・奥尻の旅 (25) 「美利河小学校」

 

美利河ダム前の駐車場から少しだけ逆戻りして、「ピリカ遺跡」を見に行くことにしました。
国道の交叉点から北に 600 m ほど進んだところに、ピリカ旧石器文化館がありました。
あれ、なんでシャッターが閉まってるんだろ……と思ったのですが、
あー…… orz。この日は「秋分の日」の翌日の火曜日でした。つまり、休館日だったのですね。ツイてなかったですが、仕方がありません。

お休みだったので

ところで、敷地にこんなものを見かけたのですが、これは一体何だったんでしょう……?
気を取り直して、車に戻ります。改めて見てみると、他に車が停まってなかったですね……。
「ピリカ旧石器文化館」の駐車場からも「美利河小学校」の建物が見えています。美利河小学校と言えば、児童数の減少によって閉校の危機に立たされてから、山村留学生の受け入れを積極的に行ってきたことで有名でした。せっかく久しぶりに美利河まで来たことですし、小学校を見に行くことにしました。

美利河小学校

駐車場に車を停めて、校舎に向かいます。
美利河小学校も美利河ダムの建設に伴って高台に移転していた筈なので、この校舎は移転後の校舎だった筈です。というわけで、校舎は比較的新しいわけですが……
えっ!!!
なんと、度重なる閉校の危機もみんなで乗り越えてきた美利河小学校も、ついに閉校……ですか。まぁ、言い方は変ですが、すでに自給自足できるだけの児童がいなかったわけで、山村留学生のリクルートが滞った時点でこうなることは十分に予測がついたわけですが、それにしても、ついに……といった感じです。

開校百周年基

「開校百周年基」の石碑がありました。美利河ダムの完成は 1991 年(平成 3 年)ですから、開校百周年は移転先のこの地で迎えていたのですね。
ゴミステーションの隣には「動物小屋」がありました。ここではどんな動物が飼われていたのでしょうね。そして、閉校後は動物たちも別の小学校へ移されたのでしょうか。
そんなわけで、少ししんみりした気持ちで美利河小学校を後にしたのでした。

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