2023年8月8日火曜日

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春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (80) 「謎の鳥居」

 

別海町に入りました。表記が揺れていると評判のカントリーサインですが、ここでは Bekkai Town とありますね。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

昨日の記事でも少し触れましたが、この町境のところを当幌川が流れています。当幌川は相当な大河ですが、このあたりはほぼ水源に近いこともあり、橋ではなく土管を通すだけで済んでしまうような流れしかありません。
右側に防風柵が見えますが、ここは夏の間もこのままなんでしょうか……?

インド人を左に

開陽台(中標津町)から南南西にある目的地に向かっているのですが、まっすぐ南南西に向かう道路が無いために、何度も左折や右折を余儀なくされています。今度は左折です。
自分でもどこをどう走っていたか良くわからなくなりますが、地図に落としてみるとこんな感じです。最短ルートでは無かったかもしれませんが、そんなに右往左往もしていない筈……。

「本別会館前」バス停

道路脇の青看板には「新酪道路」とあります。「農免農道」みたいなものかと思ったのですが、どうやら「新酪農村」という場所?があるらしく、そこに繋がる幹線道路のようですね。
2 区画と少し走ったところで、十字路が近づいてきました。左側にはかつて「別海町立本別小学校」があったとのこと(1989 年 3 月閉校)。
そしてこれなんですが……どことなく「バス停」のように見えます。Google マップにもバス停のマークがあり、阿寒バスの「標津標茶線」が 1 日 5 往復走っている現役のバス停っぽいのですが、丸板?の部分が見事に吹っ飛んだままですね……。

謎の鳥居

立派な青看板が見えますが、高さがめちゃくちゃ低いところにあるのがユニークですね。右折して西春別駅前方面に向かいます。
このあたりには、かつて陸軍の計根別飛行場が存在していて、現在も掩体壕などの遺構が残っている場所もあるとのこと。そう言われてみると左側の建物も「もしかして……?」と思いたくなりますが、多分普通の倉庫なんでしょうね。
それはそうと、この倉庫の向かい側にこんな鳥居が……。
Google マップを見ると、本別小学校跡(丸板の無いバス停のあるところ)の北に「本別神社」があるのですが、この鳥居はびみょうに位置が違っていて、しかも向きも 90 度左にズレています。鳥居の正体は謎ですが、サイドガラスに映り込んだ何らかの物体(ペットボトル?)がゴーストみたいになっていて、想定外の効果を生み出してしまったような……。

西別川

西春別に向かって車を走らせていると、何やら対向車が……
おっ、これが噂のスーパーカーでしょうか。どこからどう見てもトラクターですが、乗用車数台分(もっとするかも)のお値段がするものもあるそうで……?
ナビに指示されたルートは殖民区画お構いなしルートのようで、右に左にとカーブを抜けた先で川を渡ります。この川はあの「西別川」(豊漁で知られる大河)で、橋の右側で「ポンベツ川」が合流しています。
橋の舗装は少々痛みが目立つ感じでしょうか。

明治・西春別工場

殖民区画に準拠した道は当然ながら十字路が多くなるのですが、この道は殖民区画お構いなしなので、いきなり T 字路にぶつかりました。
左折すると……道路脇に「通行止」の柵が置かれたままです。このあたりでは「通行止」の柵を道路脇に置きっぱなしにするのが一般的なんでしょうか。
そして前方には巨大な「meiji」の看板が。ここは株式会社明治の「西春別工場」とのこと。

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