2022年5月6日金曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

春の新日本海フェリー「すいせん」スイートルーム "Avignone" 乗船記(朝食編)

 

船上で朝を迎えました。時間は間もなく 8:30 になろうかと言うところで、敦賀行き直行便「すいせん」は秋田県は入道崎の沖合を航行中です。
【ご注意ください】以下の内容は、特記のない限りは 2016 年 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、営業形態などが変更されている可能性があります。

「スイートルーム」と「ジュニアスイートルーム」の船客には、「グリル」での朝食が付帯しています。朝食の提供時間は 8:30 からとのことですので、急いで「グリル」に向かいましょう。
「すいせん」(および同型船の「すずらん」)の「グリル」は 5 甲板の左舷にあります。乗船時に「案内所」で受け取ったチケット代わりの紙をウェイターさんに渡すと席に案内される仕組みです。

グリルも「オーシャンビュー」

「グリル」には何人分の席があるのでしょう。この写真で確認できるだけで 16 席くらいはありそうですが、この倍以上は席があるような気がします。まず満席になることは無いので安心d(ry
案内されたのは、海側のオーシャンビューの席です。小樽・舞鶴航路の「あかしあ」「はまなす」の「グリル」は通路の内側にあるので海は見えませんが、「すいせん」と「あかしあ」の「グリル」はオーシャンビューなんですよね。
食器や箸などがシャキっと並べられています(もう少しマシな表現は無いのか)。朝食ですがなかなか本格的な雰囲気を感じさせますね。
ちなみにこのタイミングでドリンクメニュー(有料)を追加注文することも可能だった筈です(試したことは無いのですが……)。

「王道」をゆく「洋定食」!

まずは水とオレンジジュースが出てきました。4 人席を独り占めしているので、テーブルもゆったり使えそうです。
朝食は「王道」とも言える洋定食です。ソーセージ、さっと炒めたベーコン、スクランブルエッグにブロッコリーとポテトが並びます。朝食と言うこともあり、ボリュームが控えめなのが助かりますね。
サラダとサーモンマリネも出てきました。(サラダは)きゅうりとサニーレタスの深い緑色と人参の色合いのコントラストがユニークですね。一瞬「ほうれん草のソテーかな?」と思ってしまいそうな……。
パンはクロワッサンです。そのままでも美味しいですが、ちゃんとバターも用意されています。
左にもう一つ皿が見えていますが、そこには……
黄金色に輝くスープが配膳されました。朝からスープ、良いですよね。

「レストラン」は右舷後方にあります

「グリル」の利用は事前に予約が必要なので(当日予約も可能な場合が多いですが)、予約済みの客が来店した時点で扉が閉められます。
ただ「すいせん」「すずらん」の「グリル」は「レストラン」よりも目立つ位置にあることから、たまーにレストランと間違えて入ってくるお客さんも……。

のんびりゆったり

ボリューム軽めながら妥協のない朝食を美味しくいただくこと 30 分ほどで、締めのフルーツと……
ホットコーヒーが用意されました。
「グリル」で朝食が提供されるのは「スイート」と「ジュニアスイート」の船客だけなので、とても静かで落ち着いた雰囲気のなかで朝食を味わうことができます。
「スイート」と「ジュニアスイート」は「デラックス A」と比べてもちょいと価格差がありますが、グリルでの朝食・昼食・夕食代が含まれている点を考慮すると、価格差はグッと縮まるんですよね。

レストランで美味しそうなものをガッツリ味わうのも良いですが、完全予約制のグリルでゆったりと食事するのも良いものなので、是非一度お試しを……。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事