2026年11月2日月曜日

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北東北の謎スポット巡り (13) 「キリストの里 伝承館」

 

「キリストの里公園」の「イベント広場」を抜けて「キリストの里 伝承館」に向かいます。てっぺんに十字架のついた建物ですが、妻面に謎のマークが……
実は「キリストの墓」は墓地にあります……と書くと「は?」という話なのですが、この山は代々地元に住む一家の裏山で、墓石(もちろん仏式が多い)がたくさん存在します。その墓石に刻まれた紋と同じに見えるので、家紋……なのではないかと。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8~9 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

「伝承館」に向かう階段の傍にも立派な歌碑があります。
階段を登った先、建物の左手前にはこんな謎なものも……。なにしろ新郷村には「キリストの墓」のほかにも「ピラミッド」も存在するので気になりますが、実は除雪器具置き場とかだったら面白いのですが。
入口の横には顔出しパネルも。日本独自のものと言えるかどうかは微妙ですが、日本には諸外国と比べて多く存在するというのは間違いないみたいですね。もしかして:カメラ業界の陰謀
先程の謎の四角錐ですが、何なんでしょうね一体……。よく見ると横には十字架もありますし……。

告

入口の右側には、謎の「告」が。
手書きの「告」ですが、「ヒモ」の字だけ色が異なるあたり、どことなく「キリ看」を彷彿とさせるものも……(無い)
ということでヒモの先を見てみると……なるほど、これですね。
なお「告」の隣には「短歌ポスト」入選作品が掲出されていました。この短歌に対する並々ならぬ熱意は一体……?
短歌の下に虫カゴがあるのも気になりますが、よく見ると右に「カブト虫(メス)」と書かれた水槽?も。

民家復元コーナー

ということで「伝承館」の中に入ります。有料ですが良心的な価格設定で、維持費の足しになるかどうか……と言ったところでしょうか。
「伝承館」の中は、残念ながら「民家復元コーナー」以外は撮影禁止とのこと。
ということで「民家復元コーナー」ですが、まるで博物館のように綺麗に整備されています。こういう言い方は良くないかもしれませんが B 級感は皆無です(すごくちゃんとしている)。

キリストまつり(昭和39年)

その「民家復元コーナー」の一角にはこんな手ぬぐい(?)が。
「キリストまつり」の手ぬぐいのようですが、「異聞キリスト日本渡来説による」と銘打っているのが微笑ましいですね(自ら「異聞」であることを認めている)。下には「イスキリの墓」と「キリストの墓」のイラストと、鉄道路線・道路の模式図があるのですが、「しりうち」(=尻内駅、現在の八戸駅)と「五戸」の間に「南部鉄道」も描かれています。
この「キリストまつり」の手ぬぐい?は「昭和 39 年」に新郷村観光協会が制作したものらしく、4 年後の十勝沖地震で南部鉄道が休止(その後廃止)し、7 年後の 1971 年には尻内駅が「八戸駅」に改称することになるので、その以前の姿を記録した貴重なもの……かもしれません。

手ぬぐいの左には「十和田湖」も描かれていますが、どうやら戦前に十和田湖への観光ルートが整備される際に、戸来村(→新郷村)を経由しないことになったことで危機感を抱き、あれやこれやと観光振興に尽力したところ、色々とアレな人が集まってしまった……ということだったみたいですね。

ただこうやって「キリストの墓」を見に来る暇人(=私)もいるわけで、当時の人々の奮闘は立派に結実していたと言えるのかもしれません。

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