2018年2月9日金曜日

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三江線各駅停車 (24) 「信木・式敷」

 

所木(ところぎ)から、次の「信木」(のぶき)までは、僅か 1.9 km しかありません。このあたりは(非電化のローカル線としては)駅間がとても短いですね。このあたりは、江の川の右岸の道路が良く整備されているのに対して、左岸の道路はそれほど線形も良くなかったりするので、三江線に駅を多く設置することでバス並みの利便性を確保しようとしたのでしょうか。

信木駅(のぶき──)

信木駅に到着しました。一面一線の小さな駅ですが、小さいながらも雨風をしのげる待合室があるのは素晴らしいですね。


信木駅の開業は 1956 年(昭和 31 年)の出来事で、お隣の所木駅と同日に開業しています。このあたりの三江南線が開通したのが 1955 年(昭和 30 年)のことですから、開通してから一年で一気に二駅増設したことになりますね。

例のアレ「子持山姥」

例のアレ……「三江線神楽愛称駅名」と言うのだそうですが、信木の神楽愛称駅名は「子持山姥」なのだそうです。詳しくは三江線改良利用促進期成同盟会・三江線活性化協議会の Web サイト「ぶらり三江線 Web」の「三江線神楽三昧」をどうぞ。「神楽愛称駅名 演目解説」は一読の価値ありです。

ここまで紹介できなかった各駅の「神楽愛称駅名」ですが、三次が「土蜘蛛」、尾関山が「紅葉狩」、粟屋が「曽我兄弟」、長谷が「鍾馗」とのこと。

式敷駅(しきじき──)

信木から、次の「式敷」(しきじき)までは、またしても僅か 1.8 km しかありません。「所木」「信木」「式敷」と「き」で終わる駅名が続きますが、残念ながら韻を踏んでいるわけでは無さそうです。


式敷駅の開業は、1955 年(昭和 30 年)に三江南線が三次から式敷まで開通したのと同時です(終点なんで当然ですが)。船佐と式敷、そして間に追加された所木と信木は安芸高田市域内にあります。このあたりは江の川が三次市と安芸高田市の境界になっているのですが、三江線は江の川の左岸を通っているので安芸高田市側になるんですよね。

式敷駅の平均乗車人員は、2015 年調査では「6 人」とのこと。2006 年調査の「15 人」と比べると大幅減ですが、同じ安芸高田市内の船佐・所木・信木の各駅が軒並み「2 人」だったことを考えると大健闘でしょうか。駅は一面二線の交換可能な構造で、実際に上下の最終列車が式敷ですれ違うダイヤになっているようです(2016 年時点)。

例のアレ「滝夜叉姫」

例のアレ(ぉぃ)は「滝夜叉姫」とのこと。「滝夜叉姫」は「新舞」と呼ばれる、戦後に創作された神楽の代表的な演目なのだとか。安芸高田は「新舞発祥の地」とのことで、その縁で式敷駅の「神楽愛称駅名」として選ばれたのだそうです。

いやー、単にローカル線に乗って駅の写真をぺちぺちしただけなのに(しかも駅名標の写真すらちゃんと撮影できていなかったり)、思った以上にお腹いっぱいになれちゃいますね。こりゃあ大変だわ……(汗)。

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