2023年2月8日水曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

釧網本線各駅停車 (32) 「塘路」

 

標茶町に入りました。釧網本線は釧路川と山地の間の僅かな隙間をすり抜けているのですが……
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

擁壁の上から普通に地層が見えちゃってます。大半が粘土層っぽい感じなので(違ってるかも)今すぐ崩落する危険性はそれほどでも無いかもしれませんが、いずれ手当が必要になりそうな……。

塘路駅(B58)

高台に、日本離れした建物群が見えてきました。まるで別荘地のよう……というか、実際に別荘が多いんでしょうね。
塘路駅に到着しました。2 面 2 線 + 側線(貨物用だったかも)という良くあるレイアウトですが、上下線のホームがオフセットされているので、向かい側にはホームが見えない……ということになります。
電柱にはちゃんと「本場の味」が。
駅舎から網走方面のホームへは構内踏切での移動です。スロープはしっかりと舗装されています。駅舎の屋根は片斜面ですが、北北西を向いているのでもっとも雪が残りそうな感じも……。

会いに行ける湿原

駅舎には「ようこそ 湿原に出会える塘路駅」の文字が。この駅もかなり新しそうな感じですが、釧路湿原駅に遅れること 10 年の 1998 年に改装されたとのこと。
駅名標の左には、ちょっと離れて「名所案内」も立っています(まぁ普通に考えて「塘路湖」ですよねぇ)。あっ、列車に向かって手を振って下さっている方が!
そして駅名標の右隣には、なんと駅名標サイズの顔ハメ看板が。これは中々斬新なアイデアのような……(駅名標の隣にほぼ同じサイズで、というのは意外と無いかと)。

展望台?

網走行き 4730D は塘路駅を出発しました。おや、あれは……
展望台……ですよね(公園の遊具とも言えそうですが)。位置的に塘路湖が見えるかどうかはびみょうに思われるので、ターゲットは「マクントー」と「エオルト沼」でしょうか。
塘路湖の湖口を渡ります。背の低いトラス橋(ポニートラスと言うそうですね)が見えますが、これは歩道橋(自転車も通行できる?)のようですね。
国道 391 号の「塘路橋」の幅員が割とギリギリっぽいので、別に架橋した……ということだと思われますが、橋脚が無いのが面白いですね。カヌーやボートの出入りを想定したものなんでしょうか。

塘路湖とシラルトロ沼

線路の隣には国道 391 号が並走しています。国道の向こうは塘路湖です。
釧網本線はやがて国道 391 号と分かれて、高台の西側をぐるっと回って再び北に向きを変えました。また沼が見えてきましたが……
沼からの流出河川が見えてきました。どうやら「シラルトロ沼」のようです。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事