2024年3月5日火曜日

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日高本線代行バスで各駅停車 (23) 「大狩部」

 

鵡川行き列車代行バスから日高本線の線路を眺めます。これは……手前側(陸側)の線路が……浮いてますよね?
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

節婦川を渡ります。橋の上は何の問題も無さそうに見えますが……
橋を渡ったところで……うわーっ。完全に路盤が流されてしまっています。確かに……これはダメですね……。
復旧工事を放棄する形でバス代行が続いているということは、線路のダメージは相当なものがある……と思われるのですが、これは確かに……と思わせるものですね。

大狩部駅

さて。列車代行バスは大節婦川を渡った直後に右折してしまいました。
右折した……と思ったら、バスはいきなり静内方向に向きを変えてしまい……(記憶が定かでは無いのですが、リバースギアで左折したんだったでしょうか)
すぐに右折して、国道 235 号に直交する向きで停車しました。ここが列車代行バスの「大狩部駅」らしいのですが、道南バスの「大節婦」バス停が目の前に見えています。
そう言えば、様似駅にこんなポスターが貼ってあったんでした。
ふむふむ。代行バスの「大狩部駅」も道路陥没の影響で移転した……ということでしたね。代行バスの「大狩部駅」は日高本線の「大狩部駅」の前まで、国道の旧道と思しき道を乗り入れていたものの、どうやら旧道にトラブルがあり、乗り入れを断念した……ということのようです。

鵡川行き列車代行バスが国道 235 号に復帰します。
路盤流失区間はこの一箇所だけのようにも見えますが、問題はこの路盤流失が一過性のものではなく、似たような災害がこれまでも何度も繰り返されてきたことで……。
被災と復旧の無間地獄から逃れるためには抜本的な改良が必要になるものの、ルート変更しようにも他にルートは無く、打つ手が無くなってしまった……ということだったのでしょう。

歩車分離式!

日高本線の大狩部駅が見えてきました。国道からの出入り口にはチェインが下ろされて車輌の通行ができないようになっています。2014 年 8 月時点でもチェインが下ろされたままで、国道から駅に到達することは不可能に見えるのですが……
実は、国道の下にカルバートがあり、集落側から駅に移動できる構造でした。歩車分離式だったんですね……!


それにしても……いい佇まいの駅ですね。ブロック積みの待合室は無骨な感じがありますが、それだけに抜群の強度を誇っていたんじゃないかと思わせます。
新冠町大狩部は海岸段丘の上に広がる集落ということもあり、国道 235 号は坂を登って段丘の上に向かいます。一方の日高本線はホイホイと坂を登るわけにもいかないので、引き続き海沿いのギリギリを抜けて厚賀に向かいます。

愚直なまでに海沿いを

高台を行く国道から、ほんの少しだけ線路が見えていました。
列車代行バスは登坂車線を駆け上がり……
高台を走った後、今度は長い下り坂を進みます。
左手に日高本線の線路が見えてきました。国道 235 号と日高本線はどちらも海沿いを通りますが、国道がアドリブを効かせたルート選定を行っているのに対して、日高本線は愚直なまでに海沿いを通っていました(そうせざるを得なかったのですが)。
ずっと日高本線の列車から眼前に広がる海を眺めたいなぁ……と思っていただけに、2015 年 1 月の路盤流出は「ヤバい!」と思わせるに十分な衝撃でした。「嫌な予感」も込みだったのですが、結局「嫌な予感」通りにことが運んでしまい、日高本線から絶景を眺めるという夢は永遠に叶わないものに……。

厚別川を渡る列車代行バスから、日高本線の厚別川橋梁を眺めます。二箇所ほどノイズ除去で生成 AI を使っちゃっていますが、なかなかいい感じにまとまったのでは……?
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去、ガラスへの映り込み除去

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