2020年2月10日月曜日

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寝台特急「サンライズ出雲」乗車記 (1) 「一枚のチケット」

 

今を去ること三年ほど前のある冬の日。手元には何故か一枚のチケットが……(買ったんだよね)。かねてから一度乗ってみたいと思っていた寝台特急「サンライズ出雲」のチケットです。あ、これ、乗車券は別に発券されてましたね(汗)。
「サンライズ出雲」は東京と出雲市の間を結びます。JR 伯備線経由ですので大阪も通るのですが、夜中のため乗降ができません(上りだったら大丈夫だったと記憶していますが)。ということで、最低でも浜松まで行かないと乗車できないことになります。それだったら……と言うことで、
東京駅までやってきました(!)。久しぶりの八重洲南口です。

上野東京ライン

そう言えば、いつの間にか東京駅からも「ひたち」や「ときわ」に乗車できるようになっていたんですね。話には聞いていましたが、なんか新鮮な感じがします。
「サンライズ出雲」の発車までは 30 分以上ありますが、9 番ホームにやってきました。
さすがは華の東京、電車の数も凄いなぁ……と思ったんですが、よく見たら品川止まりの電車が相当あるような……。特急電車に至っては、8 割方が品川止まりという、優良誤認と言われかねない時刻表になってしまっています。
こちらが問題の(?)「上野東京ライン」(常磐線)の電車です。

LED 職人の技が光る

9 番ホームには「湘南ライナー券うりば」もあります……が、すでに閉まっていました。湘南ライナー自体は 21:30 以降も「13 号」「15 号」「17 号」の設定がありますが、この日は土曜日だったのでそもそも運転がありませんでした。
「始発」「寝台特急サンライズ出雲」の文字が、6 文字分のスペースに見事に押し込まれています(笑)。
そして列車名が「寝台特急サンライズ瀬戸」に変わりました。「サンライズ出雲」と「サンライズ瀬戸」は、岡山まで併結状態で走行して、岡山で分割されることになります。

変貌する東京駅

10 番ホームの向こう側は新幹線(北陸新幹線かな?)の乗り場になっていました。昔は在来線のホームが 14 番線くらいまであったと記憶していますが、いつの間にか昔の 8 番線のあたりまで新幹線に明け渡したことになるんですね。
階段が閉鎖されていました。今は流石に工事も終わっていると思いますが、どのように変化しているのでしょう(意外とそのままだったりして)。
今回乗車するのは「11 号車」です。乗車口で到着を待つことにしましょう。

眠れる特別急行

なお、この「寝台特急」の文字ですが……
英語だと "SLEEPING LTD EXP" になっていました。うーん……日本人には言わんとすることは理解できますが、ネイティブの方にはどうなんでしょう? "SLEEPER LTD EXP" のほうが若干マシだったりしないでしょうか?
あと "SLEEPINGSUNRISE" に見えるのもポイントでしょうか。「眠れる日の出」というのも、ちょっと意味不明な感じがして面白そうです。

「サンライズ」入線!

「サンライズ瀬戸・出雲」の出発まで 25 分ほどありますが、早くも品川方から車輌が入線してきました。
「サンライズ瀬戸・出雲」がやってきました! 毎度おなじみブレブレの写真ですいません!(フラッシュは使わないもので)

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2 件のコメント:

ねこあたま さんのコメント...

実家から戻るときにはよく利用してます。早朝起きの苦行はありますが直通のありがたみでしょうかね。

Bojan さんのコメント...

ねこあたま さん:

昔だと急行「だいせん」とか、あるいは「山陰」とかもありましたよね。島根から横になって乗り換え無しで大阪・東京に行けるというのはありがたい話なので、今後もずっと走り続けてほしいですね。

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