2020年3月6日金曜日

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木次線各駅停車 (6) 「閉ざされた 2 両目」

 

宍道駅の 3 番のりばには「のりかえ 出雲大東・木次 備後落合・広島方面」と記された、国鉄タイプの行灯がぶら下がっています。……あっ!


極めて当たり前のことにようやく気づいたのですが、この「3 番のりば」は木次線のりばでした(構造上は山陰本線にも出ることができますが)。この行灯は、木次線に乗ってきたお客さんに木次線への乗り換え(=逆戻り)を案内してしまっています。


実際に、備後落合行き 1449D の車内からもこのように見えています。この頓珍漢な案内は、このホームが本来は木次線のりばでは無かったことを今に伝えている……とも言えそうですね。


改めて「3 番のりば」の配線を見てみると、直進すると山陰本線に出る構造です。木次線に向かうには左に右にと向きを変えながら進むことになります。そしてまっすぐ木次線の線路に向かう位置にホーム(の跡)が見えていますが、これが(これまで何度か話題にした)かつての木次線ホームということになりますね。

閉ざされた 2 両目

1449D の発車まで 7 分ほどあるので、ちょっと気になった点をチェックすることにしました。3 番のりばに停車中のキハ 120 は 2 両編成で、先頭車がステンレス製のボディに黄色と緑色の帯が巻かれていました。そして 2 両目は「たらこ色」のカラーリングなのですが……


1 両目の最後尾から 2 両目の中を覗いてみます。……誰も乗っていませんね。そして一部の座席がクロスシートになっていることに気がつきます。


誰も乗っていないのはある意味当然の話で、ドアが開いていません。ワンマン運転の列車は 2 両目のドアが開かない……というのは地元の方にとっては常識なのかもしれませんが、


今回はちょっと勝手が違います。1 両目から 2 両目に向かう通路も装着されていないのです。つまり、2 両目の車輌には乗客は立ち入ることができないみたいなのです。

時刻表を仔細にチェックすると理解できるのですが、2 両目の車輌は「回送」扱いで、車輌を途中駅に「送り込む」ためのものだったようです。更にネタバレしてしまいますと、昨日の記事で突然現れた「もう一人の運転士」さんも、列車と一緒に送り込まれた可能性があります。車輌だけが送り込まれたところで運転士さんがいなければどうにもなりませんからね。

キハ 120 もトップナンバー

なんとなく釈然としないまま、先頭車両に戻ることにしました。


ちなみにこちらの車輌、なんと「キハ 120」の 1 号車でした。「サンライズ」でも「サロハネ 285-1」という車輌に乗車しましたが、トップナンバーが続きますね。


後位のドアの横には「米キス」の文字が。「米」が「米子」(国鉄時代は「米子鉄道管理局」でしたっけ?)なのは想像がつくとして、「キス」とは何だろう……と少しだけ悩みました。あ、もしかして「木次」(きすき)だったでしょうか?



あッ! 振り返って!

車内には吊り広告も掲出されています……が、よく見たら全部 JR 関係のような気も(汗)。


その中にはこんな注意喚起も。特急車内の忘れ物トップ 3 なのだそうです。



133D から 1 分乗り換え

1449D の発車まであと 1 分となり、ついに他に客のいないまま出発か……と思っていたところ、2 番のりばに出雲市行きの各駅停車(133D)がやってきました。乗り継ぎ時分は僅か 1 分ですが、同一ホームでの乗り換えなので全く問題ありません。


133D は、後続の特急「スーパーおき 3 号」に道を譲るために 2 番線に入線したのですが、ちょうど 3 番線に木次線の 1449D が停車中なので、乗り換え客にとっては助かる話かもしれません。実際に 133D から 1449D に乗り換えたお客さんを何人も見かけました。

それでは、そろそろ出発ですね……!

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