2018年3月23日金曜日

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三江線各駅停車 (51) 「川戸」

 

田津駅を出発すると、数分ほどで江の川のすぐ横を走るようになります。随分と向こうのほうに立派な橋が見えてきましたが、あの橋は「桜江大橋」という名前で、川戸駅の駅前通りでもあるようです。


江津行き 426D は、田津駅から次の「川戸駅」までを 12 分ほどかけて走ります。距離は 5.4 km ですから、表定速度 27 km/h ということになりますね。


このコンクリート製の建造物、川戸駅のすぐ手前で見かけたのですが、一体何なんでしょう……? 「1**7-2」と記してあるように見えるのですが、「1957-2」とか「1967-2」あたりだったりするのでしょうか。場所的には川戸駅ホームの最南端あたりに思えるのですが、地下道の入口だったりするのでしょうか。ただ、別の場所に跨線橋があったことも確認できたので、地下道では無いような気もします。

川戸駅(かわど──)

川戸駅のホームが見えてきました。「としょかん」の幟が目立っていますね。そして駅前通りと、その先に「桜江大橋」も見えます。


川戸駅の開業は 1930 年(昭和 5 年)で、三江線が江津から川戸まで開通したときに終着駅として設けられました。現在は「江津市桜江町川戸」ですが、開業当時は「川戸村」だったようですね。


川戸村は 1954 年に近隣の四つの村と合併して「桜江村」となり、二年後には町制を施行して「桜江町」となります。その後 2004 年に江津市に編入されるまで、川戸が町の中心地だったようです。

としょかん!

さすが、元は町の中心駅だっただけあってか、すごく立派な駅舎だなぁ……と思っていたのですが……


えっ? あっ! 「としょかん」って、駅舎が図書館だったんですね! ガラス戸には「江津市図書館」と「桜江分館」の文字が並んでいました。


ありそうで無かった……わけは無く、おそらく知らないだけなんですが、駅と図書館を共存させるというアイディアは悪くないですよね。どちらも公共性が高いですし、あまり利益も生み出しませんし……(ぉぃ)。


もちろん、駅舎がすべて図書館に飲み込まれているわけではなく、建物の北側は駅舎として機能しています。


駅舎であり、また待合室としても使用できる構造です。おそらく昔は改札も設けられていたのでしょうね。

例のアレ「鈴鹿山」

「例のアレ」こと「三江線神楽愛称駅名」のコーナーです。川戸駅の「例のアレ」は「鈴鹿山」という演目とのこと。主人公は「坂上田村麻呂」ということで、もしかして島根は関係なかったりするのでしょうか……?

ぶらり三江線WEB」の「神楽愛称駅名 演目解説」によると、「演目との関連等」として、次のように記されていました。

地元・川戸舞子連中も得意とするこの演目は、桜江町をはじめとして邑智六調子地帯ならではの演目である。
http://sankousen.com/wp-content/uploads/2012/10/92b2bb6d84b0b7b1dd7c3a8ed4485aba.pdf より引用)

邑智六調子地帯……なんか難しそうなことが書いてありますが、神楽には「六調子」と「八調子」というスタイルがあるそうです。「八調子」が比較的アップテンポなのに比べ、「六調子」は農作業での所作がベースになっているとのことで、比較的まったりした動きが特徴なのだとか。戦場カメラマンの人向けでしょうか。

この説明は島根県西部公式観光サイト「なつかしの国 石見」の「石見神楽の特徴・違い」を参考にしました。もちろん戦場カメラマンは出てきませんのでご注意を。

川戸駅には「名所案内」も健在でした。「南東 5.8 km」に「千丈渓」というところがある……と書いてありますが、地図を見るとほぼ真南か、南南東くらいのようですね。「作木口」でもありましたが、名所案内の説明は意外とテキトーだったりするような……。


「意外とテキトー」とは違うのですが、上の「江川水系県立公園」もかなりのものです。何しろ「江川水系一円」としか書かれていません。いやー、豪快ですねー(棒)

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