2018年5月18日金曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

春の東北小旅行 2015 (10)「丹波の里『やまがた屋』さん!」

 

渋滞の中、丹波 IC の出口までたどり着きました。料金所がありますが、実はこの料金所は機能していませんでした。これまでずっと終点だったので、料金所を設ける必要が無かったのですね。
「そのまま前にお進みください」とあるので、そのまま前に進みます。

基本的にどんよりした画質に落ち着くカメラにしては、まるでレタッチしたかのような色合いですね。これは珍しい……。

丹波 IC に料金所が設けられた理由は、2015 年 7 月の京都縦貫道延伸に対応するためでした(これまでは東行きの道しか無かったので、料金の授受は八木本線料金所で行われていました)。
ちなみに各種装置にはカバーがかかったままですが、この料金所が実際に稼働するのは 2015 年 6 月からとのこと。ちょうど本格稼働の一ヶ月前でしたが、既に準備万端と言った感じですね。

片側二車線

丹波 IC 出口を右折して、国道 9 号を北に向かいます。1.9 km ほど先で福知山に向かう国道 9 号と綾部に向かう国道 27 号が分岐するので、この区間は車が集中します。ですので片側二車線になっていますが……それでも混雑していますね。
国道 9 号と 27 号の分岐点が近づいてきました。ここから舞鶴方面に向かうので、右折して国道 27 号に入ることになります。
そして、右の方に「やまがた屋」の立て看板?が見えてきました。これは行くしか無いでしょう!

ドライブイン「やまがた屋」

ということで、国道 9 号と 27 号の合流点という「交通の要衝」にあるドライブイン「やまがた屋」にやってきました。いやー、相変わらずいい天気ですね!
ちなみにこの「やまがた屋」さん、ご覧の通りの由緒正しいドライブインです。最近は「道の駅」だったり高速道路の SA あたりに客を奪われる例が増えてそうな印象もありますが、「やまがた屋」さんは元気です!
ちょいとトイレをお借りしたのですが、近くに「丹波の里 やまがた屋 50 年の軌跡」として年表が掲出されていました。なるほど 1960 年開業の老舗だったんですね。
そんな「やまがた屋」さんですが、これまでの商売繁盛は、立地の良さに助けられたところもあったんじゃないかなぁ、と思います。舞鶴・綾部から京都方面に向かう場合はほぼ確実に前を通るわけで、丹波 IC から京都縦貫道に入る場合は「最後のトイレ休憩の場所」になります。これほど立ち寄りのインセンティブが強い場所というのはなかなか無いんじゃないか、と思えるのですね。

ただ、既にご存知のとおり、2015 年 7 月に京都縦貫道の「京丹波わち IC」と「丹波 IC」の間が供用開始となり、舞鶴から京都市内まで自動車専用道路だけで行き来ができるようになりました。「やまがた屋」さんの前の交叉点の通行量も激減したと見込まれるわけで、売上も凄い勢いで低下したんじゃないかと思われるのですね。

幸いなことに、「やまがた屋」さんは現状維持で絶賛営業中のようです。「古き良きドライブイン」の姿がそのまま残っている(但し建物は結構綺麗です)場所なので、ちょっと懐かしい気分に浸れるんじゃないかと思います。お近くを通りかかった際には是非立ち寄ってみてください(ステマじゃないよ)。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事