2019年2月21日木曜日

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冬の爆発踏切と角島大橋 2017 (37)「宇部興産専用」

 

美祢市の麻生というところにやってきました。正式には「美祢市豊田前町麻生」というようです。どうやら 1889 年から 1953 年のあいだ、このあたりは「豊浦郡豊田前村」(とよたまえ──)という名前の村だったようで、1953 年に町制施行で「豊浦郡豊田前町」となり、翌年に周辺の自治体と合併して「美祢市」となっています。豊浦郡豊田町の手前?にあったから「豊田前」なんでしょうか……?
すでに美祢市域に入っていますが、「美祢」まで 7 km と出ています。「四郎ケ原」には JR 美祢線の駅もあるみたいですね。
正午を回ったのに外気温が 2 ℃ しか無く、寒いなぁと思っていたのですが、とうとう日陰に雪を見かけるようになりました。路面状況に注意を、ですね。
久しぶりに、前方にトンネルが見えてきました。このトンネルは「大嶺トンネル」という名前で、そう言えば JR 美祢線にも「大嶺支線」と呼ばれる支線があったのでしたね(国鉄時代だったかもしれませんが)。

美祢市の中心部へ

大嶺トンネルを抜けて、引き続き国道 435 号で美祢市の中心部に向かいます。市街地の西側に「美祢ダム」というダムがあるのですが、ダム湖の北側に「来福台」という新興住宅街があるようです。ダム湖の上の住宅街というのもなかなか都会的な感じがしますね。
国道 435 号は、いつの間にか JR 美祢線の北側を並走していました。跨線橋で JR 美祢線を越えて、市役所方面に向かいます。
JR 美祢線と一緒に県道 33 号「下関美祢線」をオーバークロスして、県道 33 号の南側にやってきました。ここで県道 33 号と合流して、国道 435 号として東に向かいます。
美祢市の中心部を東に向かいます。中国道の「美祢 IC」までは、あと 4 km ほどです。

宇部興産専用線

国道 435 号は、再び線路と並走します。てっきり JR 美祢線かと思ったのですが、そうではなく、宇部興産の専用線だったようです。
宇部興産の専用線が、「宇部興産伊佐セメント工場」に吸い込まれて行きました。宇部興産といえば「宇部興産専用道路」が有名ですが、宇部興産専用道路もこの「伊佐セメント工場」と宇部港を結んでいます。
ふつーに家々が立ち並ぶ街中に、いきなり赤白の煙突が出てくるというのも、なかなかシュールな光景かもしれません。

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