2021年4月26日月曜日

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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (71) 「起源も由来も不明の奇祭」

 

国東市国見町岐部……かつての「熊毛村岐部」を北に向かいます。国道は「ライト点灯」の警告の先で左にカーブしていますが、まっすぐ進んだ先に旧トンネルがあるようです。
ということで先に旧トンネルですが、これを見た感じでは今も通行可能な状態のようですね。


ただ、断面のサイズがかなり小さいので、大型車のすれ違いは難しかったのでしょうね。

⑦ 水ヶ元トンネル

現在の「⑦ 水ヶ元トンネル」は手前で左に曲がって距離をショートカットしていますが、地形図で見た限りではトンネルの長さはそんなに変わらないようですね。
「水ヶ元トンネル ⑦ 国見町」の案内板は、割と手前のほうにありました。
トンネルポータルに絵などは描かれておらず、特に癖のないものです。
ちゃちゃっとトンネルを抜けて、西へと向かいます。
国道は緩やかに右にカーブして、北西方向に向きを変えました。おっ、海が見えますね(どうしても海に反応してしまう、海無し県民の性……)。

⑧ 古櫛トンネル

右に分岐する道が見えますが、どうやらこれが旧道のようです。旧道は岬の北側をグルっと回っていたので、トンネルは存在していませんでした。
トンネルの手前には「トンネル出口 交差点あり」の警告が。トンネルを出た先で旧道とクロスするみたいです。
ということで次の「⑧ 古櫛トンネル」が見えてきました。
この「⑧ 古櫛トンネル」という名前ですが、「古江」と「下櫛来」(しもくしく)をショートカットするトンネルなので「古櫛」なんでしょうね。久しぶりのストレートなネーミングでしょうか。

ケベス祭

トンネルの左側には何やらレリーフのようなものが見えます。下には「祭」の文字が。「ケペス祭」かな、と思ったのですが、どうやら「ケベス祭」が正解のようです。なんでも「起源も由来も不明の奇祭」とのこと。

干拓地?

かなり新しそうな「⑧ 古櫛トンネル」をささっと抜けて西に向かいます。
ぐわっ!
逆光が凄まじく眩しいですが、確かにトンネルを抜けた先に交叉点がありました。右からやってきて左に抜けるのが旧道で、国道は「櫛来川」を渡ってまっすぐ西に向かいます。川の位置や大きさが不自然なので、川を渡った先は干拓地の可能性が高そうです。

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