2021年6月18日金曜日

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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (123) 「浜益温泉」

 

国道 451 号を北北西に向かい、石狩市浜益区(旧・浜益村)に入りました。
当別町と石狩市の境界は、セオリー通り分水嶺に沿っています。そのため、ここから先は下り坂が多くなります。
5 分ほど車を走らせて、浜益区御料地にやってきました。このあたりは谷が少し開けて平地が広がっているので、耕作が行われているようです。
以前にも記しましたが、徳富(新十津川)と浜益(石狩市)を結ぶ交通路は「青山越」のほか、より距離の短い「清水峠」がありました(ルークシュベツ川経由)。両者は御料地の東で合流して、浜益川沿いを西に向かっていました。

市営御料地牧場

国道 451 号は浜益川の南側、山と川に挟まれたエリアに入りました。このあたりは平地に乏しいこともあってか、一時的に農地から原野に戻ります。
浜益川の南支流である「盤の沢川」が浜益川に合流する地点のすぐ上流側に「盤の沢橋」があります。名前からは「盤の沢川」の橋のようにも思えますが、盤の沢川ではなく浜益川を渡っています。ここから暫くは浜益川の北側を通ることになります。
川の北側の開拓地に戻ってきました。このあたりは「市営御料地牧場」のようです。

美形の「摺鉢山」

「実田橋」で浜益川を渡って、浜益区実田みたに入ります。ここからは浜益川の南側を通ることになります(またそのうち北側に戻るのですが)。
このあたりは道路沿いの家屋が目立つようになります。前方に見える美しい形をした山は「摺鉢山」のようです。
古くからのルートは、摺鉢山の南側(山側)の鞍部を抜けていましたが、現在は「新於札内橋」で川の北側に渡るようになっています。若干遠回りにも思えますが、勾配が少ないことと、道路沿いの人家の数がルート変更の決め手となったのでしょうか。

浜益温泉

道路沿いには「浜益駐車公園」があります。「駐車公園」とは妙な名前だなぁ……と思っていたのですが、道内のあちこちに存在するのですね。
「浜益駐車公園」には「浜益温泉」の名前で知られる保養センターがあります。ネーミングから、てっきり海沿いにあるものだと思っていたのですが、ちょいと内陸部に入ったところにあったんですね……。
看板が見事に見切れてしまっているので、ストビューから画像をお借りして……


国道 451 号は「浜益温泉」の西にある「実田浜中橋」で浜益川を渡って、再び浜益川の南側に戻ってきました。摺鉢山の南麓を越えてきた旧道と合流します。

この先特車通行不可

ここからは真っ直ぐ進んで国道 231 号との合流点に向かいます。前方に国道 231 号沿いの集落が見えてきた……ということは、もうすぐですね。
広域情報案内板の下に特注サイズ?の青看板が見えます。青看板は交叉点の直前にも見えるのですが、広域情報案内板の下にも追加したのは、このあたりの土地勘に乏しい人にとっては助かりそうです。
浜益と雄冬岬の間の国道 231 号はトンネルと覆道が多いのですが、覆道・トンネル内で補修工事を行っているようです。「特車通行不可」とも書かれていますね。
「ENEOS の角」(交叉点)が見えてきました。右折して、以前に細川たかしが会見を行った「増毛」に向かいます。

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