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A コープやしま店の手前には「国定公園 鳥海山・矢島口」と書かれたオブジェが。
左手には ESSO のガソスタがありましたが……
どうやら現在は ENEOS にリブランドしたようです。
路面状況、良すぎでは
国道 108 号を北上しているのですが、なんか、めちゃくちゃ路面がいい……!路面はほぼ轍が見られませんし、道路脇の防風柵もかなり新しそうに見えます。バイパスっぽい感じはしないのですが、路面を基礎から補修して再舗装したんでしょうか……?
矢島町川辺の手前で「
前方に由利高原鉄道鳥海山ろく線のアンダーパスが見えてきました。このアンダーパスもかなり新しそうに見えます。
新設区間でした
既存の道路を全面的に補修した……と思ったのですが、これは勘違いで、やはりこの区間は比較的最近に新設されたルートだったようです。新ルートは「前杉橋」と「川辺橋」で「子吉川」を二度渡っていますが、かつての矢島街道は子吉川の西側の隘路を通っていたとのこと。2012 年のストリートビューでは子吉川支流の「荒沢川」に橋がかかっていたのですが……
2018 年のストリートビューでは橋が綺麗に消え失せていて、代わりに「前杉橋」に向かう右カーブが整備されています。あまりに痕跡の消し方が見事だったので、バイパス区間に入ったことに気づかなかった……というオチだったようです。
「組合病院経由 鳥海・菜らんど」行き
かつての矢島街道と合流します。路面状況は相変わらず良いですが、道路脇の歩道のフェンスなどは昔ながらの道っぽくなりました。国道 108 号の旧道だったと思しき矢島街道が再び分岐します。国道側にせり出す感じで巨木が聳えていますが、歴史の生き証人っぽくてなんか良い感じですよね。伐採されたりすることが無いことを祈りたいものです。
「組合病院経由 鳥海・菜らんど」という方向幕を掲げた路線バスがやってきました。
「由利本荘市公共交通」という Web サイトがあり、そこで調べてみたところ、どうやらこのバスは羽後交通の「本荘伏見線」のように思われます。2025 年 8 月現在は 1 日 3 往復が運行中で、起点から終点まで 1 時間半近くかけて走破するようです。
羽後本荘から矢島までは、由利高原鉄道鳥海山ろく線が 40 分で結んでいますが、羽後交通の「本荘伏見線」も「本荘駅前」と「矢島駅前」を 48 分で走っているとのこと。バスは国道から離れた「前郷駅前」を経由していることを考えると、かなり頑張っているのでは……。
三セクと並行する路線バス
三セクの鉄道路線を完全にカバーする路線バスというのは、若干モヤっとするところもあります(客の奪い合いになるんじゃないかと)。かつての近鉄北勢線を引き継いだ三岐鉄道北勢線では、鉄道路線と並行するバス路線を縮小した結果、鉄道の利用者が回復傾向にあるとのこと。由利高原鉄道にも羽後交通の資本が入ってるんじゃないか……と想像したのですが、Wikipedia を見た限りではそうでは無さそうな感じです。
由利高原鉄道「鳥海山ろく線」と羽後交通「本荘伏見線」はガチバトル状態のようにも見えますが、全線を乗り通した際の運賃が鉄道では 610 円なのに対してバスでは 670 円で、また羽後交通「本荘伏見線」は 2025 年 7 月に 5 往復から 3 往復に減便されたとのこと(「鳥海山ろく線」は一日 13 往復運行中)。どうやら客を奪い合う関係では無さそうな感じですね。
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