2019年8月28日水曜日

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夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (89)「『キマロキ』の『キ』と『マ』」

 

「名寄公園」の近くに保存展示されている「キマロキ編成」の話題を続けます。頭上にめちゃくちゃ広がる青空、いいですよねぇ~


まずは「キマロキ」のおさらいから。「蒸気機関車」「マックレー車」「ロータリー車」「蒸気機関車」そしておまけの「車掌車」からなる「除雪のスペシャリスト軍団」です。



9600 形蒸気機関車「59601」

では、改めて先頭の 9600 形蒸気機関車「59601」をじっくり見てみましょう。「59603」だったらゴロが良かったんですけどね。


運転席に登るための階段が用意されています。日本の蒸気機関車は概ね「黒一色」ですが、この 59601 はフチの部分が白く塗られているところがあり、なかなかオシャレな感じです。煤煙が入るのを防ぐためのカーテンも見えますね。


後位の「炭水車」(テンダー車)には石炭などは積まれておらず、代わりに鉄パイプのようなものが置かれていました(柵の部材とかでしょうか)。二両目の「マ」ことマックレー車も見えますね。


運転席のすぐ後ろに、炭水車の石炭が出てくる場所(名前がわからん……)があります。ここに出てきた石炭を、機関助士がスコップで前方の「釜」(ボイラー)に投げ入れることになります。



過酷な環境の運転室

これが「釜」の写真です。石炭の投入口はドアで閉じられています。


ボイラーのドアは、猫あたりだとすんなり入れそうなサイズなので、しっかりと南京鍵で封印されていました。


上の方には、いくつもの圧力計が並んでいました。給炭のタイミングを推し量る上でも圧力計の数字は重要だったのでしょうね。大きな圧力計が二つ並んでいるのは、2 シリンダー構造だったからなのでしょうか。


左側が機関士が座る運転席です。ここにも圧力計が二つ並んでいますね。前方の窓が丸くなっていますが、これは回転式ワイパーが装着されているからでしょうか。


右側の窓は普通の長円形のようです。金属部品を中心にやたらと金色のパーツが目立ちますが、これは展示用のカラーリング……ですよね? 実際はもっと黒一色だったんじゃないかと想像しますが、いかがでしょう?



マックレー車「キ 911」

さて、続いては二両目のマックレー車「キ 911」ですが……残念ながら、ドアに鍵がかかっていたため中の写真はありません。


改めてマックレー車のフィン(羽根)の形を見てみますと、下の方の先端部が内側に巻いた構造になっていることがわかります(強度を高めるためでしょうね)。そして上部が極端に広くなっているのですが、線路脇の樹木にぶつかったりしなかったのでしょうか(もちろん適宜フィンを動かしていたのでしょうけど)。


二両目の「マックレー車」と三両目の「ロータリー車」は密接に結合しているように見えましたが、実は連結器でつながっているのではなく、独自の連接棒でつながっていたようでした。



続きます

ロータリー車の話題は……また明日にでも。



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